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第二十七回「国民はシラケるばかりの無能な野田政権」
年が明けても、日本は何とも憂鬱な気分に覆われている。史上最悪の福島第一原発の「冷温停止」は発表されたものの、実態はそんなに甘くないことを地元住民は知り尽くしているからだ。少なくとも廃炉までには40.....more
2012.02.24
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第二十五回「対米関係を最優先させる野田政権の不甲斐なさ」
早いもので今年もあと1ヶ月。明るい材料も先行きも見えない世相の中で迎える師走だ。帝国主義の本家・米国NYでは長期にわたる反格差運動が起きているし、EUのギリシャやイタリアの経済危機はドイツにまで波.....more
2011.12.22
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第二十四回「民意も民主主義も保証されない沖縄県民」
野田総理の閣僚や幹部が次々と沖縄にやって来る。斎藤勁官房副長官を先陣に川端沖縄担当大臣、北沢前防衛大臣、一川防衛大臣、玄葉外務大臣、今後も前原政調会長、野田総理まで訪問の予定がある。理由は明確だ。.....more
2011.11.25
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第二十三回「沖縄にとって招かれざる客の野田総理」
民主党政権になってほぼ二年。野田佳彦が三人目の総理に選ばれてほぼ一ヶ月が過ぎた。政権交代で日本の政治も大きく変わるだろうという期待感はどんどん薄くなる一方だ。政権交代のマニフェストは有権者を欺く...more
2011.10.28
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第二十二回「反暴力団キャンぺーンの生贄にされた島田紳助」
島田紳助の電撃的引退劇で、ワイドショーやスポーツ紙は大騒ぎである。テレビでレギュラーの司会を何本も持つ売れっ子だけに、その衝撃は大きかった。おそらく、芸能界に身を置く関係者やタレントの中には他人事.....more
2011.09.25
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第二十一回「中国を笑えぬ東電や経済産業省の情報隠ぺい体質」
中国の高速鉄道(中国版新幹線)が追突事故を起こし、高架橋から車両が落下するという大事故があった。高架橋から落下した車両の最前部をそのまま地中に埋めるという乱暴なやり方が衝撃映像として世界中に発信さ.....more
2011.08.26
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第二十回「沖縄県民の総意を無視した辺野古V字型滑走路」
民主党の混乱ぶりにはあきれ返る他はない。辞めて若い人にバトンタッチすると語った菅総理は、その後70日の会期延長を勝ち取り、当面は居座る魂胆のようだ。未曾有の原発事故は誰がやっても同じという醒めた見.....more
2011.07.26
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第十九回「真のロックンローラー、竹中労の追悼20周忌」
沖縄で故・竹中労追悼20周忌の「追悼ライブ」が5月19日の命日に開かれた。竹中労と言えば、一時代を築き上げた華麗で饒舌な文体を自在に操る元祖・ルポライターにして、映画・音楽・イベントのプロデューサ.....more
2011.06.21
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第十八回「原発誘致と沖縄米軍基地建設の共通項」
沖縄からの「核(書く)ミサイル」などと比喩的言い方を使って官邸や霞が関官僚の中央政府批判を続けてきたが、東日本大地震により派生した大津波、福島第一原発の壊滅的事故を思えば、まさに核ミサイルに直撃さ.....more
2011.05.19
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第十七回「原発事故のA級戦犯グループこそが"天罰"」
この連載を始めて以降、史上最悪の歴史に残る東日本大震災が発生した。地震はマグニチュード9.0だったが、問題は場所によっては10メートルから20メートルに及ぶ大津波が発生したことだ。大津波に飲み込ま.....more
2011.04.25
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第十六回「沖縄県民は今こそ直接行動すべき」
中東のアラブ諸国が燃えている。チュニジア、エジプトに次いで、現在のターゲットはリビアのカダフィ大佐である。いずれも長期軍事独裁政権がインターネットの伝播力によって大規模な市民集会の渦を巻き起こし、死....more
2011.03.31
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第十五回「沖縄の成人式が荒れる背景にあるもの」
年が明けたのに、日本社会は閉塞感に覆われており、若者から高齢者まで先行きの展望が見えない。その最大の要因は長期にわたる不景気感だろう。首都・東京でもそうだろうが、地方都市はもっと疲弊している。我が.....more
2011.02.18
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第十四回「国民不在で繰り広げられる民主党の内部抗争」
民主党の党内抗争で大手メディア、特に新聞社は正月休み返上で待機するという異例の事態だった。新年に出る記事の多くは昨年末のうちに仮入稿するものの、政局が一挙に動くとピンボケの記事になりかねないために、記...more
2011.01.18
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第十三回「ナショナリズムの高揚は人類滅亡の危機を招く」
『沖縄からの"書くミサイル"』という物騒な連載コラムを書いていたら、実際に北朝鮮軍が韓国の延坪島を砲撃して、国内外のメディアは大騒ぎだった。筆者もビックリだ。韓国軍兵士2人と民.....more
2010.12.17
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第十二回「守旧派に操られたメディアによる陰湿な小沢潰し」
衆議院北海道5区の補欠選挙で自民党の重鎮として官房長官などの要職を務めた町村信孝氏が民主党新人候補に勝利した。前回の衆議院選挙において、この選挙区で勝利した小林千代美民主党議員が支援団体の北海道教.....more
2010.11.14