-
第百五回「スティーヴ・クロッパーが弾くギターの冴えまくる格好良さに脱帽」
わたしと三歳の息子は、相変わらずオーティス・レディング探しています。けれども、オーティスは見つかりません。どこにもいません。あまりにもオーティスが見つからないので、オーティスに近づくた...more
2024.03.06
-
第百四回「ダサさを通り越した格好良さがある60年代のソウルスター、ウェイン・コクラン」
先月も先々月も、オーティス・レディングの関係でしたけれど、今月も息子とオーティス・レディングを探していました。以前までは頻繁に風呂屋に、オーティスを探しに行っていたのですが、最近は息子...more
2024.01.18
-
第百三回「三歳の息子は相変わらずオーティス・レディングにぞっこん、その流れで聴いて心に染み入る上田正樹&サウス・トゥ・サウス」
先月も書かせていただきましたが、三歳の息子は、相変わらずオーティス・レディングにぞっこんになっていまして、「あの人はオーティスかもしれないよ」と街中や風呂屋でオーティス・レディングを探してい...more
2023.12.13
-
第百二回「三歳の息子も俄然興味を持つオーティス・レディングはいつだって最高」
やはり、オーティス・レディングは良いです。どんな曲も素晴らしい、声、歌い方、雰囲気、上半身でリズムをとるあの踊り、情緒あふれる曲もあれば、踊って歌って楽しい曲もある、なにはともあれ、オーティ...more
2023.11.13
-
第百一回「最良のロック・ミュージックとは、ローリング・ストーンズの『レット・イット・ブリード』のことを言う」
ローリング・ストーンズが新しいアルバム(『ハックニー・ダイアモンズ』)をリリースします。先立ってシングル「アングリー」という曲がラジオで流れてきました。ミュージック・ビデオもあったので見てみ...more
2023.10.13
-
第百回「9月になると必ず聴く、RCサクセションの『9月になったのに』」
暑すぎる日々が終わり、夏が終わっていきます。少しばかり涼しくなってきたのでしょうか。なんだかよくわからない気候ですが、もう9月になりました。今年の夏は、これみよがしに遊...more
2023.09.05
-
第九十九回「追悼・PANTAさん:なにか気合を入れて物事を始めるとき、『銃をとれ』のイントロを頭に鳴り響かせます」
7月に、PANTAさんが亡くなりました。とても残念です。ルーフトップでも、『青春無頼帖』を連載されていて、わたし、これが大変好きでした。話題が豊富で、そこに、含蓄、経験、ユーモア、すべ...more
2023.08.07
-
第九十八回「三歳の息子も大好き! なにもかもが素晴らしい『ブルース・ブラザーズ』」
真っ黒のスーツに、真っ黒のサングラス、白いシャツの映画といったら、『メン・イン・ブラック』?もしくは『レザボア・ドッグス』?いえいえ、やはり、『ブルース・ブラザーズ』なわけなのです。...more
2023.07.05
-
第九十七回「どうにもこうにもぐさりぐさりと心に刺さってくる最高の歌、折坂悠太の『窓』」
日本語の歌詞を聞いていて、なんだかわからないけれど心に染みるというものがあります。童謡などに、そのようなものが多い気がするのですが、心の中に残っている、どうでもいいような風景が、ぶわ〜っと浮...more
2023.06.03
-
第九十六回「勘違いでも楽しめる音楽は最高! 夏を迎える季節に聴きたいロックステディ名曲集」
どうして、こんなアルバム名なのだろう?いったいどんな人が歌っているのか?歌詞は外国語であるけれど、どんなことを歌っているの?いつごろ録音されたのか?…などなど以前は、い...more
2023.05.08
-
第九十五回「わけがわからないからこそ最高な渋さ知らズという唯一無二のビッグバンド」
渋さ知らズというジャズオーケストラバンドが、日本にあります。人の多さ、形態、その音楽性を考えると、唯一無二であることがすぐにわかりますし、海外の音楽イベントにも出ていて、人気は世界的規模でも...more
2023.04.03
-
第九十四回「勝手に歌詞をつける歌で唄うと一番気持ち良い『ゴッドファーザー・愛のテーマ』」
音楽に勝手に歌詞をつけて、そのときの心情を歌ったり、ただただ大声を出したくて、曲にのせて唄ったりすることがあります。もちろん、歌詞のある音楽よりも、インストが好ましいのですが、そんなこ...more
2023.02.27
-
第九十三回「岡大介の歌を聴きながら、少しでも世の中が良くなることを願いたい」
ずいぶん前のことですが、新宿の酒場で友達と飲んでいたら、なにやら、三味線のような音がして、見ると、不思議な弦楽器を持った男の人が立っていました。彼は、「何曲か歌わせてください」と言って、歌い...more
2023.02.02
-
第九十二回「優しさに溢れた歌は、ダニー・ハサウェイのように唄える人を選ぶもの」
世の中には優しい音楽というのがあります。無性に優しくて、聴いていると、「ありがとうございます」と思えてきて、涙すら出てきそうになります。でも、そのような優しい歌は、唄える人を選ぶといいますか...more
2023.01.03
-
第九十一回「エレン・マキルウェインはいつの間にやら会わなくなってしまった友達みたいな音楽」
むかし、ものすごく聴いていた音楽、たぶん、3カ月くらいは、毎日必ず聴いていた。その後も、ちょくちょく聴いていて、たぶん、1年間くらいは、聴き続けていた。けれども、その後、だんだん、忘れてしま...more
2022.12.01
-
第九十回「一見ヤバそうだが実は真面目で良い奴そうなイギー・ポップについて」
若いころ、わたしにとって、イギー・ポップは謎だらけでした。なんだかずっと怖いと思っていて、近寄ってはいけないと思っていたのです。まず見た目が、すでにヤバいです。だいたい上半身は裸だし、...more
2022.11.02
-
第八十九回「いつのまにやら格好良く思えるコーデル・ジャクソン、アウトサイダー風味恐るべし!」
アメリカはよくわからない、ヘンテコリンなミュージシャンがたくさんいます。そんなミュージシャンを見るたびに、ああ、アメリカは底なしだと思えてくるのです。父親に無理やりバン...more
2022.09.30
-
第八十八回「謎によく聴いてしまっている音楽の代表格、トム・ジョーンズ」
どうしてなのかわからないのだけれど、謎に、よく聴いてしまっている音楽というものがあります。好きなのか嫌いなのか自分でもよくわからないのだけれど、よく聴くので好きなのかもしれません。でも、どう...more
2022.08.31
-
第八十七回「ガソリン高騰の夏に連想する、スティールパン→ドラム缶→"Esso"?」
最近、ガソリンがやたら高い、車に乗っていて、ガソリンメーターが減っていくと憂鬱な気分になります。わたしは、以前、ガソリンメーターの付いてないオートバイに乗っていました。古いベスパで、何...more
2022.07.31
-
第八十六回「"調子っぱずれの中古品"、ロレッタセコハンはバンド名も音楽もセンスあり」
センスをというのは人それぞれで、「あの人センスあるね」と言われている人でも、はたから見たら「どうなんだろう」と思ってしまうこともあります。というか、センスを気にしてばかりで物事を遂行しても、...more
2022.07.01