音楽に勝手に歌詞をつけて、そのときの心情を歌ったり、ただただ大声を出したくて、曲にのせて唄ったりすることがあります。
もちろん、歌詞のある音楽よりも、インストが好ましいのですが、そんなことはどっちでも良かったりして、ただただ唄いまくるのです。本来の唄っている歌手の上に、自分の勝手な唄をかぶせていったりもします。
だいたい一人のときが多くて、車の運転中とか、風呂場とか、もしくは酔っ払って調子に乗ったときなどです。このようなこと、実は、皆様も、やっているのではないでしょうか?
わたしの場合、考えてみれば、これは、子どものころからやっていて、いまだに、やっているわけなので、よくも飽きずにといった感じでもあります。
歌詞をのせるといっても、ラップのように言葉をのせるわけではありません。
あくまでも唄っていくわけで、ジャズなどが、いろいろと調子が良かったりします。とくに、オーケストラのジャズに合わせて唄うと、壮大な気持ちになれて、大変、気持ちが良いものです。
歌ってる内容は、「お腹が大変空きましたぁ〜」とか、「早く着いてほしい目的地」とか「人肌恋しい〜」とか「お好み焼き、とんでもなく美味しかったあ」とか「股間があ、ふくらんできちまった」などなど、大変くだらないものばかりです。
このような遊びというか、勝手に歌詞をつける歌で、王道で、一番気持ち良くなれるのが、「ゴッドファーザー・愛のテーマ」です。
あの有名な、「たりら、らら、らりらりら〜ん」のアレです。以前は暴走族の方々のバイクからもよく流れてきていた、作曲家ニーノ・ロータの名作です。それにしても、暴走族が流していた「愛のテーマ」、いまにして思うとすごいです。6連ホーンというみたいなのですが、どういう仕組みなのか? なぜ、あの曲が選ばれたのか? ニーノ・ロータはあの文化を知っていたのか? などなど、いろいろ知りたいことが多くなってきました。
わたしの場合、あの、テーマソングに、どんな歌詞を勝手にのせているのかと申せば、「山田村過疎進む〜」「カラシつけなきゃ美味くない」「旅立つにはまだ早い」「お好み焼き美味かったぁ!」「カレーライスが辛くない」などなどです。書いてると、やはり、お粗末で、あまりにも頭が悪い感じになってくるのでこの辺にしておきます。
ちなみに、このような感じなので、尾崎紀世彦が唄う、「ゴッドファーザー・愛のテーマ」を聴いても、尾崎紀世彦さんが、勝手に歌詞をつけたように思えてならなりません。
そんなこんなで、今回は、『ゴッドファーザーのサウンドトラック』を紹介したいのですが、「愛のテーマ」以外にも名曲もありますので、ぜひみなさん、勝手に歌詞をつけて大声で唄ってみたらどうでしょうか。