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第68回「スージー・クアトロ④ 〜ツアー最後のハプニングと再会〜」
そしてスージー・クアトロとのツアーは終盤に近付き、地方最終の富山を迎えたのだが、翌日、渋谷公会堂へ行かねばならないのに天候不順で有名な小松空港から飛行機は飛べない。このときのウドーのスタッフ...more
2022.08.22
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第67回「スージー・クアトロ③ 〜バスの座席のグレン・ミラーとクリフ・リチャード〜」
ホテルにて朝食を取り、移動日だったと思うが、いきなり背中のほうで、いまでいえばエアプレイだが、ラッパを模した口真似で、グレン・ミラーの「IntheMood」のさわりが飛び込んできた。...more
2022.08.15
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PANTA(頭脳警察)、澤竜次企画イベント『「サワーソニック '22 -再会‐」SUPPORTED BY CLOSET PARTY』への特別参加が決定!
来たる8月20日(土)にYOKOHAMABayHallで開催される澤竜次企画イベント『「サワーソニック’22-再会‐」SUPPORTEDBYCLOSETPARTY』に、...more
2022.08.08
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第66回「スージー・クアトロ② 〜俺の寝坊とジュークボックス〜」
1976年6月12日、13日の中野サンプラザでの昼夜2デイズを皮切りにいよいよスージー・クアトロとのツアーは始まり、30分という短い時間であるが、思い切りジャパニーズ・ロックとして、PANT...more
2022.08.08
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第65回「スージー・クアトロ① 〜オープニングアクト:PANTA&セカンド〜」
1975年、初期頭脳警察を解散し、ソロとして動き始め、アルバム『PANTAX'SWORLD』を出した1976年。当時、「CANTHECAN」ほか数多くのヒット曲を出し、絶大な人...more
2022.08.01
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第64回「ダイアモンドヘッド」
名古屋の得三(TOKUZO)でのアンコールで階段を踏み外し、骨折。激暑の夏の2カ月間をギブスを嵌めたまま、『オリーブの樹の下で』のツアーを敢行。そしてギブスを外せたと思ったら束の間、竜太(息...more
2022.07.25
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第63回「ナレーション」
ファッション雑誌『SPUR』の創刊にあたり、テレビコマーシャルのナレーションをやることとなった。キャッチコピーは忘れたが。「『SPUR』発売〜」のような文句を低い声から高い声まで50〜60パ...more
2022.07.18
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第62回「クリミア行き」
英国の国営放送と米巨大動画会社が初めて合同で製作する映画のオファーを受け、南アフリカのケープタウンに行くことになった。ただ問題は、このところマーティン・スコセッシの映画『沈黙─サイレ...more
2022.07.13
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第61回「R★E★D」
東京湾の通称「軍艦島」(第二海堡)で、アルバム『R★E★D(闇からのプロパガンダ)』(1986年5月発表)のスティール撮影がセットされた。関係各位から軍装品などの徴収には非合法スレスレのもの...more
2022.07.04
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第60回「同志少女よ、敵を撃て」
凄まじい物語と出会ってしまった。アガサ・クリスティー賞に選ばれた『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬著・早川書房刊)という赤軍女性狙撃手を描いた小説。小説なのだがどんな時事評論...more
2022.06.27
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第59回「メシアン」
NHK『映像の世紀』のテーマソング「パリは燃えているか」で知られる加古隆さんが恩師オリヴィエ・メシアンに教わったパリ国立高等音楽・舞踊学校コンセルヴァトワールの仲間たちを訪ね歩く番組を観てい...more
2022.06.20
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頭脳警察 - 日本語ロックの革新者がその真髄を凝縮させた、配信というライブに対する背信行為の実況録音盤
日本のロック史における生ける伝説、頭脳警察が最新ライブ・アルバム『会心の背信』を発表した。2020年9月、オリジナル・メンバーであるPANTAとTOSHI(石塚俊明)、サポート・ギタリストの澤竜次が長...more
2022.06.17
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第58回「唇にパンク」
『唇にパンク』(笠原倫・著)という伝説的ともいうべき漫画がある。自分のアルバム『唇にスパーク』からインスパイアされていると聞いたが、それはそれは死ぬほど面白く、バカバカしく、...more
2022.06.13
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頭脳警察 最新ライブアルバム『会心の背信』、本日発売! 作家・伊東潤が解説文を寄稿!
本日6月10日(金)に全国発売された頭脳警察のニューアルバム『会心の背信』。これはコロナ禍が激しさを増す2020年9月26日、長野にて配信されたライブを収録、再MIXした作品だ。当日のライブは...more
2022.06.10
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第57回「金曜スペシャル」
頭脳警察に『金曜スペシャル』の話が舞い込んできた。フィリピンの孤島で現地人の前でロックを演奏してほしいとの話だった。話を聞けば、フィリピンのモロ湾に撮影のために入...more
2022.06.06
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第56回「フローライン」
「フローライン」はPANTA&HALのラストアルバムとなった『TKONIGHTLIGHT』に収録されている曲だが、本来は次期予定作である『クリスタルナハト』に収録予定の曲であっ...more
2022.05.30
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第55回「森達也・著『千代田区一番一号のラビリンス』」
なにげない夫婦の会話を流し読みしながら、実は“やんごとなき”ふたりの会話だと気づいたときは驚いた。こんな軽い出だしで始まって良いのだろうか、敬称もつかずファーストネー...more
2022.05.19
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第54回「イリアスとオデュッセイア」
トロイ戦争後のユリシーズの物語に、彼の妻ペネロペーとナウシーカ(ナウシカア)を引っかけて、自分の幼稚園時代のエピソードでいたずらして遊んでみたのだが、本文中、5、6歳のころとあるところ、本当...more
2022.05.17
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第53回「シムカ1200Sクーペ ④」
再稼働した数日後、シムカを駆り、日本青年館のカルメン・マキとのジョイントに出かけた。ちょっと記憶が曖昧なので、カルメン・マキだったか、厚生年金だったかも不確かで申し訳ないが、イベントを...more
2022.05.12
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第52回「シムカ1200Sクーペ ③」
(「シムカ1200Sクーペ②」からのつづき)「WalkDon'tRun~急がばまわれ」。最初からこうしていれば良かったのにと悔やむことしきりだが、結局...more
2022.05.10