『唇にパンク』(笠原倫・著)という伝説的ともいうべき漫画がある。
自分のアルバム『唇にスパーク』からインスパイアされていると聞いたが、それはそれは死ぬほど面白く、バカバカしく、みんなに読めと強要したくなる大傑作な漫画であった。
ネタばれもクソもないが、都立伝承館高校(?)のバロ研~バロックにあらず、バカロック研究会とメタル野郎の闘いの物語。
こんなに死ぬほど笑った漫画も久しぶりだったこともあり、お薦めしたいことしきり。ただあくまでも当時の笑いであるからして、いま同じように笑えるかどうかは定かではないが、漫画史にジャックナイフでちょっとちょっかい出してみたという感じのこの『唇にパンク』、ぜひ笑ってみてください。