「フローライン」はPANTA&HALのラストアルバムとなった『TKO NIGHT LIGHT』に収録されている曲だが、本来は次期予定作である『クリスタルナハト』に収録予定の曲であった。先行発表としてPANTA&HALのライブアルバムである「TKO NIGHT LIGHT」で演ってしまい、カッコして「アルバム:クリスタルナハトより」と注釈をつけることも考えたくらいだ。
結果、肝心の『クリスタルナハト』が完成するのがその7年後の1987年を待たないと世に出てこないことになってしまい、いまとなってはカッコで「アルバム:クリスタルナハトより」と明記しないで本当に良かったと思っている。
結果、肝心の『クリスタルナハト』が完成するのがその7年後の1987年を待たないと世に出てこないことになってしまい、いまとなってはカッコで「アルバム:クリスタルナハトより」と明記しないで本当に良かったと思っている。
急進的なマルクス主義政治集団としてのSPARTAKUSBUNDの一斉蜂起に、結果、頭を撃ち抜かれたカール・リープクネヒトと、銃床で殴り殺され川に投げ込まれたローザ・ルクセンブルク。
そしてこのタイトルもカタカナで表記したのは、あわよくば「ラインの流れ」(Flowline)とドイツ語表記の「フロイライン~娘さん」(Fräulein)と唄い分けられればなと思ったからのだが、実際、レコーディングを終えてみればどだい無理な話であった。
ちょっと面白い話を付け加えれば、歌の途中で「まぼろし~♪」とコーラスの入る「フローライン」。そんな「まぼろし~♪」なんてコーラスが入るのは、その30年後に出てくるAKB48の「ポニーテールとシュシュ」ぐらいのものだ(笑)。