トップレビューCULTURE
人間の愚かさをユーモラスに、でもとても残酷に胸を張って表した、愛と支配をめぐる3つの物語で構成したアンソロジー『憐れみの3章』
パリ郊外の治安の悪いエリア一掃を目論む行政と、それに反発する住人たちが衝突。"排除"と"怒り"の衝突を描いた『バティモン5 望まれざる者』はパリだけの問題ではない
マリウポリの20日間 - 市民の命と生活を無残に奪う戦争を記録する重要性を伝える決死のドキュメンタリー
『関根勤の嫌われない法則』から読み解く好感度の高い理由、50年間に及ぶ芸能活動の経験から得たこと
映画『ボーはおそれている』- これは現実か? それとも妄想、悪夢なのか? 怪死した母の元へ向かう帰省が人生を狂わせる旅へ変貌する帰省スリラー
平野悠・著『1976年の新宿ロフト』- 日本の文化的優位性が失われつつある今こそ、50年前に新たな音楽文化を追い求めたライブハウス「ロフト」創業者の生き方に触れてみてはどうだろうか
男女差別、性差別、格差社会、倫理観や自尊心やエゴ──観る側も巻きこまれ突きつけられるヨルゴス・ランティモス監督作品『哀れなるものたち』
奇跡の傑作ミュージカルの誕生をドキュメンタリータッチで描く映画『シアター・キャンプ』── いろんな人がいてミュージカルは作られ、表現は豊かになり、世の中は成り立っている
映画『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)』- ウクライナ民謡をもとに生まれたクリスマスソングをモチーフに、ウクライナ、ポーランド、ユダヤ人の三家族が戦火のなか子どもたちを守り抜く姿を描く
加納愛子『これはちゃうか』- Aマッソ加納が解く、日常"風"小説集
BAKA IS NOT DEAD!! イノマーGAN日記 2018-2019 - 活字でも音楽でも「超絶明るく、自分をさらし、人を元気にする」点で変わりがなかったイノマーの闘病記
映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』- モリコーネ本人と彼に関わってきた人たちにインタビューしたドキュメンタリー映画は壮大な歴史物語のようで、繊細な感情表現の人間ドラマのようだ
映画『THE FOOLS 愚か者たちの歌』- 魑魅魍魎渦巻くバンドの世界を映像化すること自体が奇跡であり、全人類必見の映画である
沖縄怪談 耳切坊主の呪い -「怪談文庫本」のステージを上げた分水嶺となる書であり、最高の知的エンターテインメント
必殺シリーズ秘史 50年目の告白録 - 必殺シリーズ50周年! 初期の現場スタッフを中心に徹底取材を仕掛けた光と影の深掘りインタビュー集!
映画『画家と泥棒』- ドキュメンタリーにしか表現できない"奇跡の瞬間"がこの作品にはある
映画『わたしは最悪。』- 理想と現実のあいだで揺れ続けながら、自分らしい人生を選択していく女性の恋と失敗と成長の物語
映画『オードリー・ヘプバーン』- スクリーンの妖精にして永遠のファッション・アイコン、その知られざる姿を描いた初のドキュメンタリー
映画『ちょっと思い出しただけ』- 別れてしまった男女の紡いだ「なんでもない」日々の純度の高さが優しく切なく胸に響く
映画『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』- 人間とアンドロイドが行き着く未来──「あなたの選択は? これからの人生、あなたはどう生きる?」と問いかける傑作ラブロマンス
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