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第七十二回「フランク・ザッパとは、なかなか解読できない経典みたいなものかもしれない」
春になると、フランク・ザッパを聴きたくなるのはどういうことなのでしょう?頭や気持ちが、どうにも落ち着かず、変な気分になってくるから、ヘンテコなのものを求めているのかもしれません。など...more
2021.04.19
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第七十一回「舐達麻とペーソスがジョイントライブをやれば特別な化学反応が起きる!?」
想い出の音楽番外地戌井昭人ヒップホップグループの舐達麻の勢いは凄くて、音楽も良いし、リリックも素晴らしく、メンバーのたたずまいも最高で、本当にとんでもないグループが出て...more
2021.03.10
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第七十回「『炭坑節』をビシッと唄えるようになったら相当格好いい」
12月に、わたしの書いた小説、『さのよいよい』(新潮社)が出版されました。「さのよいよい」とは、皆様もご存知の通り、福岡県の民謡『炭坑節』のフレーズであります。「月が出た出たぁ〜」です。...more
2021.02.13
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第六十九回「年の始めは『江戸木やり』を聴いて陰気な気持ちを吹き飛ばそう」
想い出の音楽番外地戌井昭人2021年がはじまってしまいました。2020年はいったいなんだったのでしょうか?「ああ、あんな年もあったなぁ、糞コロナ」と懐かしむことのでき...more
2021.01.06
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第六十八回「紅白歌合戦といえば思い出すフランク永井の傑作アルバム」
想い出の音楽番外地戌井昭人もうすぐ年末です。子どものころは紅白歌合戦に誰が出るのだろうなどと気になっていましたが、現在では、年末に紅白を観ても、出場している歌手すら誰な...more
2020.12.14
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第六十七回 「All Along the Watchtower」のカバーならバーバラ・キースが一番好き
想い出の音楽番外地戌井昭人10月28日に、拙著、『壺の中にはなにもない』という小説が発売されました。3年ぶりの新刊です。内容は、木偶の坊で趣味の男が、他...more
2020.11.11
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第六十六回「ハナレグミとうんだらか楽団の「うんだらか うだすぽん」の歌詞を書いて感じたこと」
想い出の音楽番外地戌井昭人今回紹介させていただくのは、ハナレグミとうんだらか楽団による「うんだらかうだすぽん」という曲です。この曲は、4年くらい前、N...more
2020.10.12
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第六十五回「コロナ禍のさなかにローリー・ハロウェイの「コロナ」を聴く」
想い出の音楽番外地戌井昭人新型コロナウイルスの蔓延する世の中ですが、そもそも、コロナって言葉、いままで聞いたことあるけれど、いったいなんなんだ?と思っ...more
2020.09.03
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第六十四回「もしギタリストの手に交換できるならピーター・グリーンの手が欲しい」
想い出の音楽番外地戌井昭人最近、ピーター・グリーンが亡くなりました。ピーター・グリーンは初期フリートウッド・マックに在籍していたというか、リーダーだったギタリストで、数...more
2020.08.18
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第六十三回 「若いって良いな」と素直に思えるゼンダマンの若さ弾ける歌
想い出の音楽番外地戌井昭人「若いって良いな」という言葉、自分が若いころは、歳をとっても絶対に言いたくないと思っていました。それよりも早く歳を取りたくて、ずいぶ...more
2020.07.04
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第六十二回「チカーノ・ソウルは得体の知れない郷愁を誘う」
想い出の音楽番外地戌井昭人お国は違うし、言葉もわからないけれど、心臓のおセンチな部分がえぐられてしまう音楽があります。どうしてそうなるのかといえば、それ...more
2020.06.02
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第六十一回「大滝詠一を聴いて陽気にパワーを貯めておきましょう」
想い出の音楽番外地戌井昭人以前もこのコラムで書いたのですが、夢の中で、ヴァン・モリソンの「ワイルドナイト」を熱唱していたことがあります。それも、わたしは...more
2020.05.12
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第五十九回「揺れと騒音が酷い家には水の音で安眠効果を
想い出の音楽番外地戌井昭人このコラムでは、眠れる音楽をけっこう紹介してきました。ハワイアン・ミュージックとか、KLFの『CHILLOUT』など、さらに、いまだに自分で...more
2020.03.10
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第六十回 "和製ランナウェイズ"ことガールズのやさぐれ感に痺れる
戌井昭人想い出の音楽番外地第六十回“和製ランナウェイズ”ことガールズのやさぐれ感に痺れる世の中には、ガールズバン...more
2020.03.04
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第五十八回「ザ・バンドと野菜の相性はとても良い」
中校生のころ、年末の忙しい時期は、祖父が営んでいた八百屋を手伝っていました。店には、レジの横にラジカセが置いてあって、相撲中継が流れていたり、『小沢昭一の小沢昭一的こころ』が...more
2020.02.07
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第五十七回「年の瀬になると無性に聴きたくなる藤圭子」
戌井昭人の想い出の音楽番外地1年の終わり、年末になると、やたらと藤圭子を聴きたくなるのはどうしてなのでしょう?忘年会で新宿に行くことが多いからなのでしょうか?よくわか...more
2020.01.08
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第五十六回「良さがまったくわからないジェファーソン・エアプレイン」
現地に行くと聴きたくなる音楽があります。先日、サンフランシスコに行って、車の中でグレイトフル・デッドを聴いたら、やはりなんだか良かったのです。ですからサンフランシスコと...more
2019.12.06
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第五十五回「セクシー・ジャケットNo.1は山口冨士夫の『RIDE ON』に決定!」
アルバム・ジャケットを眺めていたら興奮してしまって、ひとり相撲、自慰、センズリ、オナニーなどをしたことはありますか?みなさまどうでしょう?世間にはさま...more
2019.11.09
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第五十四回「馬鹿の骨頂で格好良く、感動を与えてくれる泉邦宏」
馬鹿な音楽、馬鹿が前面に迫ってくる音楽があります。その音楽を聴いていると、しみじみ「馬鹿だなぁ」と思ってしまう音楽です。ちなみに、ここで言う「馬鹿」は、とんでもない褒め言葉なわけで、嫌な音楽とい...more
2019.10.11
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第五十三回 ピーター・フォンダへの追悼歌? スペース・レディのヘニャヘニャ宇宙的音楽
宇宙的な音楽って何なのだろうか考えてみました。ピンク・フロイドなどは、やはり宇宙的に思えます。クラシック音楽にも宇宙をテーマにしたものがけっこうあります。また、宇宙的な音を作るために、シンセ...more
2019.09.10