なるべく身軽にやりたいし、泣かれると困っちゃう
──そもそもの話なのですが、一角のキャリアを積んだ上でコピーバンドをやるのはある種の身軽さというか、ちょっと無責任かつ無邪気でいられるのが醍醐味みたいなところがあるのでしょうか。
ヒダカ:俺はまさにそういう感じで楽しませてもらってます。
サティフォ:単純に好きな音楽を演奏できるっていうのが楽しいですね。各自、いろいろ経た人たち……付き合いもみんな長いので、この面子でいまこうしてやれてるのが凄く楽しいです。
──30代後半、40代にもなって敢えてコピーバンドをやる面白さもあるんでしょうね。
ヒダカ:そもそも40代、50代でやるもんじゃないからね(笑)。
サティフォ:20代、30代前半の頃はみんなメジャーで世に出て、コピーバンドをやる環境なんてなかったけど、それも一旦落ち着いて、それぞれ好きなことをいい塩梅でできるようになった時期なのかなと思います。
ヒダカ:ちょっとパパ会みたいな感じだよね。子育てが一段落して好きなことをやれるパパ友同士みたいな(笑)。
──ヒダカさんとしては、STARBEMSという本体があるからこそできる本気の余興といった位置付けでしょうか。
ヒダカ:とにかく責任を負いたくないんで。ビークルに関しては(笑)。
──コピクルでお面を作らないのも責任を負いたくないからですか?
ヒダカ:そういうことです。もうホントに身軽にやりたい。SATURDAY GOOD-BYESをやって反省したのは、ライブで泣くお客さんがいるんですよ。こっちは楽しいだろ? と思ってやってるんだけど、泣かれると困っちゃう。だからなるべくエモくならないようにしたいなと。
クノ:どうしたらエモくならなくなるんですかね? 全部新曲でやるとか?(笑)
サティフォ:新曲をやったら、もはや何のコピーなのかわからない(笑)。
──STARBEMSの楽曲がビークルの延長線上にあるのは確かですが、パンクやラウド感の含有率で大きな化学変化が生じますよね。
ヒダカ:基本は同じ人間なのでそう大きな変化もないっちゃないし、STARBEMSに関してはパンク感を強めてるだけみたいな。ドリンクバーでジュースを混ぜる配合を変えてるだけみたいな感じというか。気持ちとしてはそんなに変わらないんですけど、まあ有り難いことですよね。ビークルの曲は自分が好きなものも多いし、それを人前でやれる機会を与えてもらったのは有り難い。しかも何の責任も負わずに、ギャラもいいだなんて(笑)。
ヨシカツ:そこが見出しになっちゃいますよ(笑)。
──9月14日に行なわれる新宿LOFTでの演目はもう決まっているんですか。
ヨシカツ:曲目は固まってます。
──ライブでやれない曲はあるんですか。
ヒダカ:この5人なら大丈夫だと思いますよ、技術的には。
──当時レコーディングはしたものの、ライブでやらなかった曲はありましたか。
ヒダカ:つまんないからやらなくていいか、っていうのはありました。UMUの曲とか(笑)。メジャーに行ってからはないかな。一応、一通りライブでやってるはずです。
──今後についてですが、ノブさんが渉外担当となってライブのオファーを受ける感じですか。
ノブ:そうですね、はい。
ヒダカ:おそらく話を受けた人が担当するみたいなことになるんでしょうね。誘われた経由みたいな。ヨシカツが誰かに誘われたらヨシカツが仕切るっていう。
──では、気軽にライブに誘ってくださいと書いても大丈夫ですか。スケジュールさえ合えばということで。
ヒダカ:NGは別にないですね。
クノ:おッ! やった!
ヒダカ:マンウィズは早く俺たちを呼べよって感じですけど(笑)。
──今度のLOFTはONIGAWARAとの対バンですが、ワンマンは時期尚早であると?
ヒダカ:このタイミングでワンマンをやると重くなるだろうし、みんな泣くでしょ?
クノ:泣き防止の対バンですね(笑)。
ヒダカ:こっちはヘラヘラしながらやりたいので。お客さんに泣かれるとそうもできないから(笑)。まあ、ヘラヘラしますけどね。知ったこっちゃないんで(笑)。
サティフォ:とりあえずONIGAWARAが全力で涙をストップさせておきますんで(笑)。
ノブ:泣いてる人がいたらそこへ目掛けて僕がダイブして、フロアをむちゃくちゃにします(笑)。















