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トップインタビューCOPY CRUSADERS - 深すぎるビークル愛とリスペクトから始動した"本気すぎるコピーバンド"が活動継続を高らかに宣言!

深すぎるビークル愛とリスペクトから始動した“本気すぎるコピーバンド”が活動継続を高らかに宣言!

2026.09.07

ビークルのスプリットシリーズの形式をcinema staff×アルカラのスプリットEPで踏襲

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──クノさんも思い入れが強いのは『P.O.A. -POP ON ARRIVAL-』以降ですか。

クノ:リアルタイム性でいうと『P.O.A. -POP ON ARRIVAL-』ですけど、衝撃的だったのは3枚のスプリットシリーズなんです。YOUR SONG IS GOODとの『BOOOOTSY』、TROPICAL GORILLAとの『CELL No.9』、ASPARAGUSとの『NIGHT ON THE PLANET』。メジャーでこんな痛快なことがやれるんだ?! と思ったし、その3枚のおかげで聴く音楽の幅も広がりました。cinema staffでもそういうのを真似したくて、アルカラとスプリットEP(『undivided E.P.』)を出したんです。あれはビークルから教わったスプリット文化の賜物で、僕らも同じことをやりたくて。

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『BOOOOTSY』(2006年5月発表)、『CELL No.9』(2006年10月発表)、『NIGHT ON THE PLANET』(2007年1月発表)

サティフォ:収録曲のバランスもいいんですよね。コラボ曲あり、新曲あり、お互いのカバー曲ありで。

クノ:そうそう。僕らもアルカラとのスプリットで丸々同じことをしたんです。

ヒダカ:あのスプリットシリーズはパンクマナーを無理くりメジャーに押し込んだので、ソニーに理解されるのに凄く時間がかかったんですよ。現場のスタッフはインディーズ好きな連中が多かったけど、賛同が得られない上の人たちを説得するためにこれまでの売れた実績をアピールしたり、予算を抑えめにしたりして。あの3枚は本来1枚で録る予算で制作するみたいな発想でしたね。

──先ほどクノさんが音楽を掘る(ディグる)ことの大切さをビークルから学んだという話がありましたが、ヒダカさんにお勧めされて良かったと思えた音楽とはたとえばどんなものですか。

クノ:ヒダカさんの選曲・監修のコンピ(『COMPI CRUSADERS '68~'77 vol.37』)に太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」(シングル・バージョン)が入ってたんですけど、僕は世代じゃないから知らなくて、めっちゃいい曲だなと思って。

サティフォ:あと、BEATLESよりもMONKEESという価値観。MONKEESのことはぜんぜん知らなかったので。それとBEACH BOYSとか。僕は古い洋楽をまったく通らずに来たので、ヒダカさんの啓蒙を通じてそういう音楽に出会えたのはとても新鮮でした。

ヒダカ:そもそも洋邦のバランスが取れてるリスナーってわれわれの時代は少なかったし、当時は基本的にハードロックやプログレを始めとした洋楽至上主義でしたし。そういうひと世代上の偏屈おじさんたちに対して日本のロックだって格好いいんだぜとどんなふうに知らしめるかが凄く難しかった。

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──TEARS FOR FEARSやジョージ・マイケルといった洋邦のメジャーどころもちゃんと押さえつつ、たとえば日本のオルタナティブ・ロックバンドも参加した『YOYO A GO GO』のようなオリンピアのインディーフェスのコンピまでもれなくチェックしている振り幅の大きさとバランス感覚がヒダカさんの絶妙なセンスのように感じます。

ヒダカ:沢田研二とbloodthirsty butchersを並列で聴けるっていうね(笑)。そんなのたぶん俺くらいでしょうし、そもそも俺自身、気が狂ってるんです(笑)。太田裕美さんとCLASH(「JANIE JONES」)を同じコンピに入れるくらいですから(笑)。

クノ:あと、ヒダカさんが着てるTシャツのバンドを聴いたりもしました。CIRCLE JERKSとか。

ヒダカ:当時はビリー・アイドルがやってたGENERATION XのTシャツとか好んで着てたね。

サティフォ:ヒダカさんが凄いのは、オマージュの元ネタに独自のエッセンスを加えるところなんですよね。

ヒダカ:イントロはわかりやすくDEVOっぽいんだけど、その次に来るメロディが違うとかね。こっちはあくまでパクリじゃなくオマージュでありパロディなんで、そもそもバレてもいいっていうか。お客さんに訊かれたら「ここは×××のオマージュだよ」って当時は普通に答えてたし。

クノ:『MUSICRUSADERS』っていうカバーアルバムも一通り聴いてから気に入った曲のオリジナルを聴いたんですけど、原曲に忠実ってわけじゃなく、ちゃんとビークルなりの捻りがあるんですよね。

ヒダカ:ボズ・スキャッグスの「WE'RE ALL ALONE」もぜんぜんちゃうやん! だしね(笑)。

サティフォ:ALLのトリビュートアルバム(『IT'S GONNA BE ALLRIGHT』、ビークルは「LONG DISTANCE」をカバー)を聴いてオリジナルを聴いたり、WEEZERのトリビュートアルバム(『ACROSS THE SEA A TRIBUTE TO WEEZER』)にNATSUMENとヒダカさんが参加した曲(「SURF WAX AMERICA」)を聴いてNATSUMENを知ったり、ヒダカさんを触媒にして広がりが生まれるんですよね。

ヒダカ:NATSUMENはマシータが在籍してたバンドで、リーダーのAxSxE君がその前にやってたBOATってバンドが凄すぎたし、もっと聴いてほしい気持ちもあったんですよ。こっちが売れて注目を集めてるならその力でもっといい音楽を知ってほしいっていう、やっぱりそれも啓蒙ですね。全部オーケンさんのせいです(笑)。

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『ACROSS THE SEA A TRIBUTE TO WEEZER』(2003年5月発表)

──ヒダカさんがLD&K RECORDSの社員として働いていた時代の視点が活きた部分もありますよね。

ヒダカ:そうですね。裏方仕事の視点もありつつ、自分もバンドマンなのでバンドが一番恵まれないともったいないっていうか。その感性でよくメジャーに行けたなと思いますけど(笑)。

クノ:しかも当時のメジャーって、今よりずっとメジャー感がありましたよね。

ヒダカ:今よりぜんぜんパワハラな時代だっただろうし、ずっと衝突してましたね。どっちかって言うとこっちがパワハラしてたかもしれないけど(笑)。35歳でソニーからメジャーデビューしたので、大概の社員より俺のほうが年上だったんです。だからいま思えば威張り散らかしてたかもしれない。当時のソニー社員の皆さん、ごめん!(笑)

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LIVE INFOライブ情報

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SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY|COPY CRUSADERS×ONIGAWARA
【出演】
COPY CRUSADERS(Vo.ヒダカトオル / Gt.サティフォ / Ba.ヨシカツ / Key.ノブ / Dr.クノヨウヘイ / Guest Vo. 髙橋瞳)
 
【日時】2026年9月14日(月)
【時間】開場18:15 / 開演19:00
【料金】前売¥5,000 / 当日¥5,500(共にドリンク代別)
※前売チケットは完売
 
【会場・問い合わせ】新宿LOFT 03-5272-0382
東京都新宿区歌舞伎町1-12-9 タテハナビルB2

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