アニメ『銀魂』のED(イー・ディーじゃないよ、エンディングだよ)で絶賛O.A.中のMONOBRIGHT『ムーンウォーク』は聴いてくれた〜!? アタシの離婚(脱退)前の最後のシングルだからチェックスしてね……え? 「もうMONOBRIGHT辞めんのか」ですって? 音も活動も観てない奴は金魂引っこ抜いて奥歯ガタガタ言わせるド! おっと失礼……アタシとした事がオホホホホ。
っちうわけで今回取り上げる「現代に蘇らせるなら」アーティストは、音楽的離婚以降はロクな事が無さそうなジョージ・マイケルよ! 80年代にPOPデュオWHAM!(ワム!)として英国でデビューし、ソウル・フィーリング溢れる歌とハジける若さ&ルックスでたちまち世界的なブレイクを手にし、解散後も英国の、いや世界のセックス・シンボルとして輝かしいソロ・キャリアを築いていた彼だけど、ここ数年はトラブルばっかり起こしてるの〜! 公衆わいせつとか(しかも相手は男よ!)、薬物で逮捕とか、も〜うマイケルったら本当にだらしないのっ! プンプンッ! せっかくの才能が台無しよ!
ワム!時代から顕著だったんだけど、彼はチープな機材でも独自のファンクネスを産み出せるの……そう、それは正に同時代のブラック・スター、プリンスの影響ね! ジョージはそこにホワイティなメロディー感とか、クラブっぽいファンな感じとか、更には壮大なバラードまでMIXして自分の物にしちゃってたんだから、まさに才能の塊よ。マジで。英国のスター、ロビー・ウィリアムスなんて、私達オヴァフォー(OVER40)からしたら、ただジョージが空けてる席に座ってるみたいなもんよ! ただね、正直に言うわ……ジョージはもうちょっとHIP HOPにも突っ込んで行くべきだったのよね。
特に00年代以降なんてさぁ、Jay-Zとかカニエなんかもそうだけど、クールな振る舞いがイケてる感じになっちゃったじゃない? 歌い方とかもちょっとこう抑える感じっていうかさぁ……若手だってご覧なさいよ、ジャスティン・ビーバーとかワン・ダイレクションとか、みんなルックス若くて振る舞いは冷静な大人なのよぉ……だからジョージのパフォーマンスはちょっと、大仰に映っちゃったのよね。
ここは一つ音楽界のIKKOことトオルに任せてっ! 21世紀の今も、常にクールネスに対抗し得るパワーを持つのは「ガーリーPOP」よ! ケイティ・ペリーをご覧なさい? ビヨンセをご覧なさい? ブリトニーだってマドンナだって、まだまだブイブイ言わせてる今日この頃なんだから、ジョージも最新のDJと楽曲を作るべきなのよ! P!NK辺りと一緒にスタジオ入ってみるとかさぁ、それこそスティーヴ青木やスクリレックスのトラックに併せて歌うジョージの勇姿を観てみたいと思わない!? ハードなルックスと、乙女のような繊細な心を持つ彼だからこそ出来る表現こそ、新しい世界への入口になるわよ〜!