皆様エンダァ奥様こんにちは! 誌面上でははじめましてな『ヒダカトオルのモア・ベタ〜よ〜(小森のおばちゃま風に)♪』は、44歳の中年ロッカーが今まで観聴きして来た過去の偉大なるアーティスト達をあらためて取り上げ、当時の感じをレビューしつつ「21世紀の今、こうすればブレイクするかも?」と再解釈してみよう! っちう新たな試みの音楽評論連載ざます。本来、アーティスト同士で評論するのは共食いみたいでいけ好かないのですが、新たなアイデアをプロデューサー目線も加えて提案してテメェでケツを持ちつつ、読者のみんなの意見やアイデアと照らし合わせて読んでいただければ面白いかと……ほな早速、連載一発目レッツラGO〜!
一発目は一発屋? なこの人達……カジャグーグー! 80年代に一世を風靡した英国の「ニューロマンティック」ムーブメントにて、デュラン・デュランの弟分的な存在でデビューを果たし、今でもTV等で頻繁に耳にする大ヒット曲『君はToo Shy』でお馴染みの5人組。当時大流行していたエレPOPの要素に、チョッパー・ベースとファンキーなドラミングによるソウルフルな演奏を加味し、兄貴分デュラン・デュランよりもブラック寄りなサウンド作りが魅力(と当時は思ったよ)。Vo.リマールはソロで映画『ネヴァーエンディング・ストーリー』の主題歌もヒットさせたし、日本でも羽賀研二によるカヴァーver.がお馴染みなので、幅広い年代の方がご存知かと。確かな演奏力や実力の割に評価が低いのは、やっぱりバンド名や曲タイのバカバカしい響きが原因? POLYSICSも『カジャカジャグー』って曲タイ付けてパロっちゃうほどだしニャ!
さて彼等がもし現代に蘇るならどんなサウンドになるでヒョ? ここは一つthe telephonesばりのディスコPUNKサウンドか、あるいはDEXPISTOLSみたいなクラブ寄りのダンスROCKサウンド!? いえいえ、ブラッキー&ファンキーさが特徴なカジャグーグーですから、HIP HOP的なアプローチはいかがざんしょ? OUTKASTなんかをプロデューサーに迎えて、クールなんだけどちょい上げなサウンドに仕上げるとか、あるいはNEPTUNESのファレルと一緒にとびきりメロウな曲なんか作っても良さそげ。もっと飛躍してM.I.A.をフィーチャリングしてワールド・ミュージック的なアプローチなんかもカッコ良いかも……バンド名ともイメージがリンクしそうだし! とにもかくにも演奏力はあるんだから、ユーモアのセンスを磨く事が鍵なのかもしれまへんニャ……皆様エンダァ奥様もプロデューサー気取りで色々考えて、アテクシに教えてけろ〜♪