レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
1997年10月はロフトに3回、シェルターに1回。
10月2日:WRENCH / UP HOLD / FUNSIDE / BENTROOT / NO CHOICE IN THIS MATTER(シェルター)
10月3日:HELLBENT / COCOBAT / BALZAC / GREAT INVADERS / CHUB DU(ロフト)
10月16日:WRENCH / NUKEY PIKES(ロフト)
10月19日:HALF LIFE / 雷矢 / COCOBAT / SO WHAT / WITS END(ロフト)
印象に残っているのは、10月16日と10月19日。どちらもレコ発です。
10月16日はロフトで『WRENCH & NUKEY PIKES split』のCD & 7インチ発売記念ライブ。
7インチは、第65回に掲載したものと同内容。WRENCHの「Half Mechanism」再録版と、NUKEY PIKESの「Sore」をカップリングしたスプリット盤です(WRENCHのサイン入り)。
5月のツアーで配布されたこの7インチには、のちに一般発売されることを記した紙片が封入されていました。
CDもご覧ください。
WRENCHの「キソノハカ(unreleased track)」と「レンダン(MountainDUB)」、NUKEY PIKESの「Media Boxing」と「Sore」の4曲入り。なんと「Half Mechanism」再録版が収録されていません。
恥ずかしながら7インチとCDの収録内容が異なることを知ったのは、リリースから15年以上経ってから。
「キソノハカ」が再録されていることを知り、あわてて中古CDを入手しましたよ。WRENCHの楽曲の中で5本の指に入る名曲だと思っているので。
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10月19日はロフトで、HALF LIFEのCD発売記念ライブ。ゲストとして雷矢、COCOBAT、SO WHAT、WITS ENDが出演しています。しかし、残念ながら遅れて入場したため、HALF LIFEと雷矢しか観られませんでした。
かなり見にくいけど、いちばん上にロフト公演が記載されています。白抜き文字にすればよかったと思うんですけどね。記念すべきレコ発なのに……。
H.G. Factからリリースされた『down right』は、90年代初頭から仙台ハードコア・シーンを牽引してきたHALF LIFEが、初めて制作した単独CD。第59回で紹介したデモテープにも収録されていた「Take Back Miss Time」と「Survive」を含む6曲入りです。
待望の1stアルバムをリリースしたHALF LIFEは、翌月も東京でライブを行なっています(11月21日 @新宿アンチノック、11月22日 @渋谷サイクロン)。彼らのライブを観たのは、この2daysが最後となりました。
HALF LIFEは、翌年(1998年)9月に3曲入りの7インチをリリース。ジャケットの内側には「HALF LIFE PLAYED THEIR LAST SHOW WAS JULY 3, 1998.」と記されていました。
解散後に発表された最終作『leave in』。サンクスリストには、私の名前も記載されていました。名だたるハードコアバンドと一緒に載せていただいたことを、今でも感謝しています。
【五辺宏明(ごべひろあき)プロフィール】
レコード&昭和プロレス愛好家。ロフトプロジェクトの加藤梅造社長との出会いは、ライブハウスのモッシュピット。
































































