それぞれの関係性
——では、この4人での個々の関係性を教えてください。
攸紀:俺とkazuくんは、ディム(DIMMDIVISION.)を一緒にやっているんですけど、その前からケーキを食べに行く仲で(笑)。
kazu:そうだね(笑)。HOLLOWGRAMは攸紀ちゃんにしても、ryoさんにしても、昔から知っている人たちで、一也はその人たちが新しく始めたバンドのメンバーの1人っていうのが最初の認識ですね。一也の話はよく出ていたんですけど、ちゃんと会って話すようになったのは、一也がHOLLOWGRAMを始めてからですね。瀬音さんは、もう超古くから知ってる感じですね。
瀬音:そうですね。
kazu:元々Sel’mっていうバンドを瀬音さんがやっていて、僕がやっていた蜉蝣のローディーがやっているバンドなので、Sel’mが結成した頃からの付き合いですね。
瀬音:なかなか古いですよね。
kazu:うん。ある意味、一番身内感がありますね。
攸紀:俺は、瀬音ちゃんはそんなに関わりはなかったですよね。
瀬音:そうですね。
攸紀:Sel’mの時にO-WESTのワンマンとかを観ていて、トラちゃん(Sel’mの時の瀬音の名前)時代も、一応知ってるんですよね。で、kazuくんとステレオを始めたっていうのがきっかけですね。
——それまでは話したこともなかったんですか?
攸紀:なかったっけ?
瀬音:ほとんどなかったですね。接点自体がなくて、ライヴに来てご挨拶してくらいの感じですね。
攸紀:そうだよね。どちらかと言うと、俺はSel’mの他のメンバーと仲が良かったから、そっちと話してた感じですね。一也は…、どういう関係だったんだろうね(笑)。
一也:なんでしたかね?(笑)
——一也さんは、東京にはいつからいたんですか?
攸紀:4年くらい前? もっと前だっけ?
一也:4年くらい前ですかね。
kazu:一也って、キャリアが不明って言うかさ。例えば、俺からしてみたら、攸紀ちゃんの前のバンドも、その前のバンドも知っていて、ryoさんもそうだし、その界隈の人間と知り合いが多いじゃないですか。でも、一也は元どこのバンドの、とかがないのに、その輪の中に最初からいたんですよね。
攸紀:確かに。
kazu:今となっては、いろいろと聞きましたけど。
——その界隈の人たちとの出会いとかをってことですか?
kazu:そうです。俺たち的には面白いから誌面にしてもいいんだけど、一応やめておこうか(笑)。
一同:(笑)
攸紀:昔から不思議な位置だよね。
kazu:名古屋にいたんだよね?
一也:そうですね。
kazu:地元から名古屋に出てきて、バンド活動をしてて知り合いが出来たってことだもんね。その時に知り合った名古屋のバンドマンたちが、今は東京で活動してて、遅れて東京に出て来たって感じですよね。
——攸紀さんって出身はどこでしたっけ?
攸紀:名古屋生まれ、名古屋育ちです。今、一番人気のない町、名古屋ですよ(笑)。テレビでやってました。
一同:(笑)
——名古屋では、一也さんとは会ってないんですか?
攸紀:会ってます。共通の知り合いがいたんですよ。当時、一也は16歳とかだったよね。
一也:そうですね。一応、その時に会ってるは、会ってますね。
——でもそんなに交流があったわけではないって感じですか?
攸紀:全然ですね。よく話すようになったのは、一也が東京に来てからですね。
瀬音:僕は、一也くんはHOLLOWGRAMのギタリストって感じで、その前は全く知らなかったんですよね。ただ、kazuさんからいろんな話を聞いていて、「会ってみたい」って思ってた人が一也くんだったんですよね(笑)。
——人気者ですね(笑)。