第一弾は3月17日にKra/DuelJewel/DEZERTの3バンドが出演、第二弾は4月18日にheidi./STEREO.C.K/THE BEETHOVENの3バンドにO.Aで「逆しまな歯車を仮面が嗤う。」が出演、そして第三弾が5月1日にHOLLOWGRAM/メガマソ/riceでの3バンドにて開催!
スペシャル企画として、HOLLOWGRAMのryo、メガマソのインザーギ、riceの櫻井有紀でのヴォーカル対談を決行! 3人のヴォーカルを始めたきっかけやそれぞれの共通点など、意外な内容が発覚!
master+mindが贈る周年イベント最終日、この対談を読んだら更に楽しみが倍増だ!!
(interview:河西 香織/新宿LOFT)
——3人のそれぞれの出会いを教えてください。
インザーギ:有紀さんは1年ぐらい前に飲み会の席で会ったのが初めてですよね?
有紀:そうだね。
インザーギ:そこから何度かご一緒させてもらったりとかですね。飲み会の時は一緒にデュエットしたりとかしましたよね。
有紀:ねっ! 結構いろんな方が集まる異業種交流みたいな場でしたね。
インザーギ:あとは、同じ日の時間違いでインストアの場所が被った時に、有紀さんが置き手紙を書いてくれたりして、楽屋で有難く読ませて頂いたりとかありましたね(笑)。ryoさんは、撮影の時に初めてお会いしたと思うんですけど、ちゃんとお話するのは今回が初めてなので、すごく楽しみにしてます。
ryo:よろしくお願いします。
——撮影はいつ頃だったんですか?
ryo:3年近く前かな? 1日にヴォーカリストばっかりを集めて、それを雑誌の表紙にするっていう撮影でしたね。
——やっぱり撮影の時にはあまり喋れないものなんですか?
インザーギ:そうですね。結構慌ただしかったですよね?
ryo:「(準備が)終わった人から並んでくださーい」みたいな感じでパツパツでしたね。
——そうなんですね。有紀さんとryoさんの出会いはいつ頃だったんですか?
ryo:僕は何度かお顔をお見かけしたことはあるんですけど、こうやってゆっくりお話するのは初めてですね。
有紀:そうですね。ちゃんとお話させて頂いたり、ご挨拶させて頂くのも初ですね。よろしくお願いします。
——ryoさんがお2人とはほぼ初の感じではありますが、それぞれの印象をお聞きしたいです。
有紀:逆に、僕がLOFTさんにお伺いしたいことがありまして、なぜこのキャスティングを閃いたのかをお聞きしたいんですが…。
——今回のキャスティングは、お3方とも歌がとても上手い方々ですが、その中でも個性がそれぞれ違うヴォーカリストだと思うんです。カラーが違うようで通ずるものがあるヴォーカリストであり、バンドだと思っていて、この3ヴォーカルでの3マンを観たいと思ったのがキッカケです。
有紀:なるほどね。対バンってある程度、関連性がないとお客さんが楽しめないですもんね。
インザーギ:僕はお兄さん方に甘えるつもりで(笑)。実は有紀さんは、僕が聴いていた方なんです。
有紀:そうなの?
インザーギ:はい(笑)。最初にお会いした時は嬉しくて、まさか一緒に歌うことがあったりとか、そういうのも想像してなかったですね。歌声のノビが僕はすごい好きで、一発で有紀さんの声って分かるじゃないですか。自分も歌ってる側として、羨ましい部分と刺激になる部分とっていうのがありますね。ryoさんは、すごくROCKなイメージがあって、また別の甘さっていうのが見える所が僕はすごく好きで、このお2人と一緒にやれることがすごく嬉しいですね。
ryo:僕なんかは、いわゆる名古屋系的なバンドの人だっていう印象で見られることが多くて、これまでもいろいろなバンドをやってきてますが、衣装が黒だったりマイナーな空気感だったりと、近い毛色のバンドさんと対バンすることが割と多かったんですね。お2人のことはもちろん知っていて、歌唱力とか存在感とかもすごいなって思っている方なので、僕がここに入っていいのかなって思ったんですけど、普段そういうのが少ないのですごく勉強させてもらいたいなって思ってます。自分のカテゴリーが何となくこうだろうって自然に出来上がってきているのを、また1つ広げることが出来るかなと思っているので、楽しみにしています。