Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】吉村秀樹(bloodthirsty butchers)×増子直純(怒髪天)×NARASAKI(特撮)×杉本恭一×泉加奈子(元円谷プロダクション)×中込智子(ROCK THE ULTRAMAN)(2006年6月号)- ウルトラマンは世界に誇る日本の文化です!

ウルトラマンは世界に誇る日本の文化です!

2006.06.01

レコ発ライヴ、トークイベントも画策中!

──ということで、そろそろまとめに入りたいかと思うのですが。

05_ap08.jpg増子:とにかくさ、ウルトラマンはほんと、世界に誇る日本の文化だよな。

──ええ、ですね。

増子:だから羨ましがってると思うよ。

──え、誰が?

増子:世界中の人がさ! いるからね、全世界にファンが。ハヌマーンとかじゃないでしょ、やっぱ(笑)。

──一部の人間にしか判らない話をしないように!(笑)

恭一:ハヌマーンって何?

──タイのウルトラマンです。円谷プロがタイと映画を共作したことがあって、ウルトラ戦士&ハヌマーンみたいな感じで日本でも普通に劇場公開されたんですが、この内容がマジでもの凄くてもう大変。

増子:しかもハヌマーン、仮面ライダーとも共演してるからね!(笑)

──確かにそんなこともありましたが、とりあえず話を戻しませんか?

増子:うむ。まぁでも、これを買って初めて怒髪天を知ったという人の中での俺達のイメージは、“怪獣音頭”になるわけで……それは大分ヤバいかもしれない。

05_ap09.jpg一同:はははははははははははははははは!

増子:「あの怪獣音頭の!」って(笑)。でもさ、まぁそれも良かったよね。

吉村:ところでさ、レコ発ライヴはやんないの?

──今計画中です。どうせやるなら、ライヴだけじゃなく、何らかの形でウルトラマンとリンクした形を実現したくて。ぶっちゃけヒーローショー、もしくはウルトラマンと怪獣の着ぐるみとか借りれないかなぁと。なので、ちょっと時間が掛かるかもしれないですけど。

泉:大丈夫ですよ! 私も元同僚に言っておきますし。

──おおっ、心強い言葉が!

吉村:んで、俺が着るよ、その着ぐるみ。

一同:ははははは!

増子:つうかようちゃんだと、後ろのチャックがしまんないんじゃないの?(笑)

吉村:しまんなくてもやる!

増子:まぁ最悪、全裸にボディ・ペインティングだな。で、ジュワッと出てくると。

──見たいような見たくないような(笑)。あと、ロフトプラスワンの方では8月あたり、久しぶりに『ロック好きのための特撮講座』を奈良崎さん、増子さんと共に、本作参加のアーティストを交えて開催しようかと。

増子:うんうん。そっちもやらないとね!

──というわけで、本日は本当にどうもありがとうございました。

一同:いえいえ。

05_ap10.jpg──では改めまして、ここがどこであるかを皆さん、とっくりと思い出して下さい。ロフト斉藤さん、ミュージック・スタート!(“ウルトラマンの歌”が流れ出す)

吉村:えええええっ!? 歌うの? ほんとに? いやちょっとまっ……「むねーぇに、つけーてる、マークは流星~」

一同:ははは、はははは、ははははははははははははははは!

──皆さん笑い事ではありませんよ、順番に行っていただきます!

……というわけで突如カラオケ大会に突入する面々。謎の写真は以下の情景によるものです。この後、怪獣音頭を見事にこっぱずかしながら増子さんが、マイティジャックをカヴァー通りのコーラス隊唱法で奈良崎さんが披露し、ついでに何故か80を中込、泉チームが歌い、さらにカラオケ嫌いで有名な杉本恭一さんまでもが見事レオを熱唱してくださいました。しかも、次第に異様なヒートを見せ始め、自分の持ち曲であるWEEDを歌い始める増子さんや、タイムボカンの3悪人の歌をデュエットする吉村&奈良崎コンビが登場し、頭が痛くなるまで笑わせて頂いたのですが、紙上ではお届けできないのが本当に残念です。とにもかくにも、『ROCK THE ULTRAMAN』をよろしくお願いいたします!

このアーティストの関連記事
休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻