レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
1996年10月24日は、WRENCH、COWPERS、NUKEY PIKES、COCOBATが出演したZK Records企画イベントを観にロフトへ。
2022年に制作されたCOCOBATのスクラップブックに、フライヤーが掲載されていました。シェルターとロフトの2daysイベントだったようですね。
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ロフトのZK Records企画と同じ日にシェルターで行なわれた『黒く塗りつぶせ』というイベントには、GMF、ABNORMALS、WRESTLING CRIME MASTER、雷矢、CULT IN-SANEが出演。CULT IN-SANEは、COCOBATを脱退したMUROCHIN(ds)とTOMODA氏(g,vo)が、HOKAZONO氏(b)を迎えて結成したバンドです。
こちらも魅力的な組み合わせでしたが、ロフトでWRENCHの新作7インチが販売されるという情報を入手していたので、そちらを選択。
HELMETやMELVINSのリリースで知られるAmphetamine Reptile Recordsから作品を発表していたTODAY IS THE DAYの楽曲と、WRENCHの新曲をカップリングした日米スプリット盤。和田成文氏(vo)、坂元東氏(g)、松田知大氏(b)、名越藤丸氏(ds)のサイン入りです。
松田氏のサインは、ロフト公演当日にもらったものですね。ライブを終えた直後に震える手で書いてくれたので、サイケデリック感あふれる仕上がりに(笑)。
WRENCHの新曲「弱持強 : Aligned WEAKNESSES make force」は、翌年(1997年)リリースされる2ndアルバム『WANDERING IN THE EMPTINESS』に再録版が収録された名曲です。
TODAY IS THE DAYは「Kill Yourself」を提供。こちらも翌年発表される4thアルバム『TEMPLE OF THE MORNING STAR』で再録されていますね。
このスプリット盤は、ZK Recordings & distribution Split Seriesの一環として制作されたもの。「弱持強」を収録したB面のラベルに、シリーズ名や型番(ZIKS-032)が記載されています。
同シリーズの作品としてCOWPERS & STUNTMAN、肉自動車 & GROUSE MOUNTAIN SKYRIDEのスプリット7インチも制作されています。
当時のフライヤーを発掘。10月24日のロフト公演も記載されていました!
【五辺宏明(ごべひろあき)プロフィール】
レコード&昭和プロレス愛好家。ロフトグループの加藤梅造社長との出会いは、ライブハウスのモッシュピット。