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トップレポート結成14年目・団地団が『団地と映画 ―世界は団地でできている』展を開催 団地を追い続けるメンバーの足跡を改めて展示で振り返る

結成14年目・団地団が『団地と映画 ―世界は団地でできている』展を開催 団地を追い続けるメンバーの足跡を改めて展示で振り返る

2025.03.12

2010年に新宿ロフトプラスワンにて結成された団地団は、6人に増えいまも定期的にトークイベントを開催している。
main_re.JPG「団地が出ればすべて平等」、メンバーそれぞれ映画・マンガ・アニメを深く考察していくロフトの人気企画が3/12より展示会を開催することになった。

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普段はフリートークの形式でその時期に話題となった作品、気になる作品に焦点を充て進行されるライブイベントだが、今回は展示の形で振り返ることが出来る。髙島屋史料館TOKYOに集められた過去の蓄積は凄い情報量だが、これでもまだ一部に過ぎないので驚きだ。

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コチラのポスト型展示の中にはそれぞれ団地に関するアイテムが収められている。ぜひ会場で確認してもらいたい。

まとめられた情報はもちろん、団地を意識した展示物のデザインは見るだけでだけでも楽しい会場になっている。メンバー6人それぞれの団地評が棟イメージしたオブジェに掲示、壁だけではなく床にもマンホールを意識したデザインの掲示が。
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生活していく中で必要不可欠な団地という住居。社会インフラでもあるこの建造物は社会にどう受け入れられて来たのか。国・時代によって変わる団地の魅力を映画を通して触れるこの機会をぜひ多くの人に体験してほしい。

 

Live Info.

「団地と映画 ―世界は団地でできている」

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会期: 2025年3月12日(水)〜2025年8月24日(日)
休 館 日:火曜(祝日の場合は開館し、翌日休館)、8月20日(全館休業)
開館時間:午前10時30分〜午後7時30分
場所:髙島屋史料館TOKYO 本館4階展示室(東京都中央区日本橋2-4-1)
⼊ 館 料:無料
主催:
監修:団地団(大山顕、佐藤大、速水健朗、稲田豊史、山内マリコ、妹尾朝子)
グラフィックデザイン:原田祐馬、山副佳祐、大隅葉月(UMA /design farm)
展⽰デザイン:座二郎、天本みのり
担当学芸員:海老名熱実(髙島屋史料館TOKYO)
 
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