“OUR NEW CLUB” Flowers Loft
RECEPTION PARTY 2020/0131
メインとラウンジの2フロアから成る新たな音楽空間が下北沢駅前に誕生
Flowers Loftのグランドオープンに先駆け、さる1月31日(金)にレセプションパーティーが開催された。ARBのKEITH、G.D.FLICKERSのJOE、ex.サザンオールスターズの大森隆志、tokyo pinsalocks / a flood of circleのHISAYO、ex.P-MODEL / ex.有頂天の三浦俊一、ex.BEAT CRUSADERSのマシータなど数多くのバンドマンや関係者が来場するなか、最大250人を収容するメインフロアではロフト創始者の平野悠、ロフトプロジェクト代表取締役社長の加藤梅造とロフト音楽部門総括の大塚智昭、Flowers Loft店長の“じゃいあん”こと菅原雄と同副店長の“きなこ”こと中村麻衣子と同ブッキングの小林駿仁がそれぞれ挨拶し、現存するロフト店舗としては12軒目となるFlowers Loftの特性とオープンまでの経緯を語った。
また、ベルウッドレコードの創設者として知られる三浦光紀、本誌にて『月刊牧村』を連載している音楽プロデューサーの牧村憲一、ミュージシャンのサエキけんぞう、音楽評論家の今井智子、ジャーナリストの二木啓孝らが平野に促されて登壇し、長きにわたるロフトとの関わりを交えながら祝辞を述べた。
さらにロフトと縁深い森若香織 with FairyRock(WIKA&CHIHO)、春ねむりによるライブが披露された後、そうるまんきちによるDJタイムへ。各々がFlowers Loftの門出を祝して素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれた。
ラウンジフロアでも来場者が終始途切れることなく溢れ返り、新宿ロフトでのアルバイト時代の腕を買われたのか、THE BACK HORNの岡峰光舟がスタッフに混じってバーカウンター業務に勤しんでいた。入口側に併設されたこのラウンジフロア“ふらわーばー”はバーカウンターを中心にDJブースも完備したリラックスできる空間で、ライブに関係なく昼から朝まで営業している。小田急線・井の頭線の下北沢駅から徒歩30秒の距離なので、ぜひ気軽にお立ち寄りいただきたい。
1975年に下北沢ロフト、1991年に下北沢シェルターをオープンし、音楽の街“シモキタ”と共に歩んできたロフトプロジェクトが今の時代を見据えてプロデュースする新たな音楽空間、Flowers Loftでこれからどんな文化的創造が生まれ、どれだけ濃厚なコミュニケーションが育まれていくのか。乞うご期待だ。(Photo:丸山恵理)