新宿LOFT、下北沢SHELTER、LOFT/PLUS ONEなどを擁するロフトプロジェクトが、2020年2月2日、下北沢駅前に新しいライブハウス「Flowers Loft」をオープンする。
Flowers Loftは昨年11月にオープンした下北沢の新ランドマークビル「SHIMOKITA FRONT」の地下一階にオープンするライブハウス。
開店44年目となる新宿LOFTと同様、ライブホールとバーホールの2フロアで成り立っており、ライブホールである「Flowers Loft」は最大250人(スタンディング)を収容。入り口側に併設されているバーホールは、DJブースや個室ラウンジも備えたCafe & Bar「ふらわーばー」として昼から朝まで営業。1975年に下北沢ロフト、1991年に下北沢SHELTERをオープンし、音楽の街「シモキタ」と共に歩んできたロフトグループが今の時代を見据えた新しい音楽空間をプロデュースする。
グランドオープン日となる2月2日(日)には、いとうせいこうを中心にDUBFORCEのメンバーで構成されたダブポエトリー・ユニット「いとうせいこうis the poet (ITP)」、最近イギリスの音楽誌『mixmag』の表紙も飾った新世代DJ/Composerの「Mars89」ほかがこけら落とし公演を行う。2月5日(水)には世田谷区長の保坂のぶと、俳優の中村敦夫らのトークイベントも予定されている。また、2月8日(土)には、イギリスのポストロックバンド「65daysofstatic」のメンバーらによる来日公演も実現する。
オープニング月間のライブスケジュールは、オフィシャルHP(http://www.loft-prj.co.jp/flowersloft/)で順次公開予定。
いとうせいこうis the poet (ITP)
About Flowers Loft
2020年2月2日、下北沢駅の真正面に新設された銅板貼りの特徴的な外面と植物の緑が美しいSHIMOKITA FRONTビルの地下一階に、ロフトプロジェクト系列では12店舗目となるライブハウス「Flowers Loft」がオープンします。
新宿LOFTにも似た2フロアで成り立っており、ステージがあるメインフロアは最大250人収容予定。入り口側となるラウンジフロアはバーカウンターを中心にDJブースも完備したリラックスできる空間となっています。
下北沢初のライブハウス「下北沢LOFT」がオープンした1975年当時、まだローカル線のいち商店街だった下北沢は、その後、劇場や古着屋、飲み屋など若者の拠点が続々とオープンし、いまや“世界で最もクールな街”として広く知られるエリアとなりました。小さな路地が四方八方に広がる街の中には多くの個性的なライブハウスが点在し(その数は新宿や渋谷と同じぐらい存在すると言われている)、毎晩たくさんのミュージシャン、バンドマンがライブを繰り広げています。
全てのカルチャー、もちろん音楽というものも、過去と未来を含有しておりそれが「ライブ」という現在において表現されていると思います。様々な過去の偉大な発明・努力・流行などを踏まえつつ、全く新しい刺激的・革新的なものを産み出そうとする現実的な試み、それをまさに目の前で体感出来るということ。このことがライブハウスをライブハウスたらしめており、これからも変わらない文化的役割ではないかと思っています。
花という言葉は、愛と平和を象徴する言葉です。ロックの歴史の中では、60年代に生まれたフラワームーヴメントをはじめ、多くの優れた楽曲やアルバムのタイトルにも使われてきました。また3・11の震災後は復興を象徴する言葉にもなっています。音楽は理想を追い続けるためになくてはならない表現手段です。世界中の私たち一人一人がプライドを持って美しく咲き誇る姿、それがFlowers Loftのめざす世界です。
about ふらわーばー
下北沢駅から徒歩 30 秒の SHIMOKITA FRONT ビル地下 1 階に位置するライブハウス Flowers Loft が、2 月 2 日(日)にグランドオープン。ステージのあるメインフロアとバーフロアに別れた作りとなっており、バーフロアを別名「ふらわー ばー」と命名。
ふらわーばーはチケットなしでも入場できるシステムで、どなたでも気軽に入れる“遊び場”をコンセプトに、12 時から翌朝 5 時まで休みなく営業。お昼はパソコン片手にコーヒーを。夕方は待ち合わせの合間に一杯。飲み足りない夜、そして終電を逃してブルーな気持ちに花を咲かせるような、アットホームな場所を目指します。DJ機材も常設されており、バーフロアのみで音楽イベントの開催が可能。ふらわーばーで新しい音楽と人との出会いをお楽しみください。