日本屈指のライブハウスとして知られ、日本のロック史にその名を刻む数々のバンドと並走を続けてきた新宿ロフトが、2026年10月1日(木)に西新宿時代から合わせてオープン50周年を迎える。
これを祝し、現在の歌舞伎町移転日である4月24日(金)から12月末日にかけて50周年記念イベントを開催することが発表された。
オープン記念日を挟む9月27日(日)から10月4日(日)にかけてはその記念企画のハイライトとして、新宿ロフトの歴史を象徴する特別なイベントを8日間にわたり連続開催。
また、10月3日(土)には新宿ロフトとその周辺に点在する複数のライブハウスと連携した大規模なサーキットイベントを開催する。
さらに、日本を代表する美術家である横尾忠則が描き下ろした、新宿ロフトオープン50周年のキービジュアルが公開された。
▲移転前の新宿ロフトの外観
ライブハウス「ロフト」の歴史は、創業者・平野悠が1971年3月、烏山ロフトというログハウス風のジャズ喫茶を開店させたことに始まる。
これ以降、1973年6月に西荻窪ロフト(浅川マキ、頭脳警察、山下洋輔、友部正人、ディランII、南正人などが出演)、1974年11月に荻窪ロフト(細野晴臣、坂本龍一、はちみつぱい、シュガー・ベイブ、ティン・パン・アレーなどが出演)、1975年12月に下北沢ロフト(サザンオールスターズ、上田正樹、憂歌団、子供ばんど、泉谷しげるなどが出演)が続々と開業し、新宿ロフトはライブハウス「ロフト」の集大成として1976年10月に新宿区西部の小滝橋通り沿いにオープン。ARB、亜無亜危異、ルースターズ、BOØWY、スピッツ、Hi-STANDARDなど日本のロックシーンを牽引した錚々たるバンドがその揺籃期に新宿ロフトをホームグラウンドとして活動した。
その後、新宿区の都市再開発計画に伴い、1999年4月に日本有数の歓楽街である歌舞伎町へ移転。現在も新進気鋭のアーティストが目標とするライブハウスの登竜門として、演者と観客を結ぶ濃密なコミュニケーション空間として存在し続けている。
▲旧新宿ロフトの市松模様のステージ
このたび発表された新宿ロフトのオープン50周年記念イベント『SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY』は4月24日(金)から12月31日(木)まで開催され、新宿ロフトと縁の深いレジェンド・アーティストからこれからの音楽シーンを担う新世代のアーティストまで、新宿ロフトならではの多岐にわたるライブイベントが行なわれる。
9月27日(日)から10月4日(日)までは『SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY 〜ROCK OF AGES 2026〜』と題し、新宿ロフトの歴史を象徴する特別なイベントを8日間にわたり連続開催する50周年記念企画のハイライトとなる。
また、10月3日(土)には『SHINJUKU LOFT 50th CIRCUIT 2026』と題した新宿ロフト初の試みとなる都市型サーキットイベントを開催。新宿ロフトやZepp Shinjukuを筆頭に歌舞伎町近隣のライブハウス全9会場を舞台に新宿最大級の音楽フェスティバルを行なう。新宿ロフトと縁の深い総勢60組以上の出演アーティストは今後解禁されるが、現在、チケットの超早割先行販売及び学割販売が開始されている(一般の前売りチケット料金より1,000円ほどお得に購入可能)。詳細はこちら。
さらに、大島渚監督の『新宿泥棒日記』で主演を務め、新宿の花園神社境内に紅テントを張って演劇を上演していた「状況劇場」(唐十郎 主宰)のポスターを幾度となく手がけるなど、日本のサブカルチャー黎明期に新宿と密接に関わりのあったことでも知られる世界的美術家・横尾忠則が、オープン50周年を迎える新宿ロフトのためにキービジュアルを描き下ろしたことも明かされた。
▲横尾忠則が描き下ろした新宿ロフト50周年のキービジュアル
横尾忠則と新宿ロフトの接点はこれまでもあり、ロフトがビクターレコード内に立ち上げたロフト・レーベルから1978年4月に発売したドキュメント・アルバム『衝撃のUFO』のジャケットのイラストを横尾が手がけたり、2006年に新宿ロフトのオープン30周年を記念してレコードメーカー5社から発売されたコンピレーション・アルバム『ROCK is LOFT ~SHINJUKU LOFT 30th ANNIVERSARY~』のジャケットに横尾がイラストを提供したことがある。
なお、横尾が手がけたこのキービジュアルは年間を通じて巨大ポスターとして掲出されるほか、新宿ロフトのオープン50周年を記念したオリジナルグッズとして制作が予定されているという。
▲歌舞伎町へ移転した、現在の新宿ロフトのステージ
新宿ロフトが歌舞伎町移転当時から信条として掲げているのは“ROCKIN' COMMUNICATION”という音楽を通じた人と人を結ぶコミュニケーションであり、ライブハウスという濃厚濃密な場でしか味わうことのできない熱狂と感動を他者と共有する空間を提供すること。新旧のバンドやジャンルの異なるバンドが混ざり合うことでお互いが刺激し合い、ひいてはロック・カルチャーの成熟を促進させること。新宿ロフトのそうした本分はこの半世紀のあいだずっと変わらない。
連綿と続く日本のロックの重みや凄み、真のロック・スピリッツやライブハウス・カルチャーの尊さを今に伝える『SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY』にぜひ期待していただきたい。














