2人のコラボ、かなりレアなパターンで聴かせます
山岡:荒井さんは、新宿LOFTのBarでライブをされるというのは?
荒井:ちゃんと弾き語りをしたことは多分、ないような……すごい昔に、イベントのアフターみたいな感じで弾き語りっぽいことを誰かとやった記憶はあるんですけど、ソロでガッツリやらせてもらうのは多分、初です。だから楽しみです、お客さんとの距離感もちょうど良さそうな感じですしね。山岡さんの、わりとホームっぽい感じの場所にお邪魔するような感じですけど……大丈夫かなぁ。
山岡:何をおっしゃいますか、絶対に大丈夫ですよ! 『One Loom – Premium –』では、日本酒を飲みながら楽しく寄付もできるような企画もできたらと思っていて、1回目から石川や富山の日本酒をちょっと準備してまして。地震があって能登も大変な状況が続いているので、1杯500円で販売して半分の額を能登に寄付してます。
荒井:なるほど、それも本当に素晴らしいですね。皆さんにしっかり飲んでもらえるようなお手伝いが、ちゃんとできるように。
山岡:荒井さんは普段、日本酒は飲まれるんですか?
荒井:好きですけど、普段はそんなに飲まないかな。酔っ払っちゃうんですよね(笑)。
山岡:バンアパは東北にも行かれてますし、それこそ僕も何度か行かせていただいている大船渡(岩手県)のライブハウス・フリークス(=KESEN ROCK FREAKS)では、濁り酒のようなものを出されたりする……じゃないですか。
荒井:あれはもう、何年も飲んでないですね(笑)。“ホワイトデビル”と呼ばれている、アレですね。自分を含め、朽ち果てて撃沈していく人をこれまで何人も見てるので。でも本当に日本酒は好きです、特別なお酒という感じで。
山岡:僕も、アレで潰れました(笑)。無理なくではありますが、この日は僕の地元・福島のお酒も準備しますので、特別な日になるように頑張ります!
荒井:それはぜひ、いただきたいと思っています。
山岡:そして僕から荒井さんに一つ、お願いがありまして。忍さんの回から、先輩と一緒に演奏するという企画をやっておりまして。カバーのときもあれば先輩の曲にご一緒するということもあった中で、可能であれば……荒井さんのソロの1曲を、ご一緒できたらなと思ってまして。
荒井:全然大丈夫ですけど、曲は何かとかあります?
山岡:「ハチガツフツカ」(『7years』収録/2024)っていう曲が、歌詞も好きで。もし、この曲でご一緒できたら嬉しいと思っているんですが……!
荒井:それはこちらこそ嬉しいです。なかなかマイナーな曲ですけど、これはありがたい。ぜひ一緒にね、唄ったりもしてもらって。これはかなりレアなパターンだし、最近あまりやってなかった曲なので、俺も練習しておきます。
山岡:ありがとうございます! 一緒にギターを弾きながら唄えたら僕はもう、幸せです。練習、頑張ります!
荒井:これは思い入れのある曲でもあるので、っていうことも当日にまたいろいろと話もさせてもらえたらありがたいですね。そして今回の対談、あって良かったですね。当日はリラックスしてお会いできそうですし。こう見えてシャイな中年なんでね、“シャイな中年”って一番面倒くさいヤツですから(一同笑)。
山岡:ありがとうございます! 当日も、いろいろとお話をさせてください。よろしくお願いします!