チャラン・ポ・ランタンは私の青春そのもの(アサガオ)
もも:いいですね、そして一緒に共同生活。
小春:私たちも毎日一緒にいますけど、絶対に一緒には住みたくない(笑)。近くには住んでるんですけどね。
もも:一緒に住んでないお陰で、小春ちゃんが夜逃げしたタイミングで私の家に来ることもできたし。でも今はもう、幸せだからね。
アサガオ:結婚して離婚して、再婚して妊娠して出産したんでしたっけ? 情報量が多いですね。
小春:そうそう、すごい忙しい(笑)。これで最後だと言いたいところですね。でも、もし夜逃げすることがあったら、いつでも言ってくださいね。
アサガオ:われわれが夜逃げしたら、それは解散するときになるので(笑)。
もも:本当に仲良しバンドなんですね~、皆さん同い年なんですか?
アサガオ:シダっちとは小学校1年生からの幼なじみで、同い年です。最近は相棒としか呼んでないです。
もも:幼なじみなんだ。小学生のときから幼なじみということは、成長する過程を見てきたってことですか?
シダ:見てました。こんなに大きくなるとは思いませんでしたけど、でも体型よりも、いろんなことに自分より、才能があるヤツで。一緒にいたら面白いと思ってました。
もも:良いね、幼なじみにこんなふうに言われたら最高ですね。全部一緒に乗り越えてきたんですね。
アサガオ:中1で100キロはありましたからね。それで50メートルを7秒台で走ってました、水泳もクロールは中学で一番早かったですし。結果、両膝を駄目にしちゃってできなくなっちゃったんですけども。
小春&もも:すごい、すごーい!!
チャラン・ポ・ランタンの事務所にて
もも:それで今は、歌も唄えるんでしょう?
アサガオ:だからむしろ、唄えてます。水泳の肺活量であったり、脚の筋肉もすごいんですよ。
小春:見たことのない脚をしてる!!
もも:痩せちゃったりしませんか?
アサガオ:油断すると逆に増えちゃうので、たまにご飯を抜いて175キロをキープしてますね。私たちは今が青春ですし、ステージで動けなくなったらヤバいので、今も筋トレはしてます。
もも:プロだな~!
小春:ウチらもこれはちゃんと、整えていかないとだよね。
もも:青春の1ページ、いや半ページ、4分の1ページに。(ツーマンイベントが)なるように。
アサガオ:いや、100ページぐらい作れる夜になると思います。チャラン・ポ・ランタンは本当に、私の青春そのものなので。
小春:私たちもここ数年、「学生の頃に聴いてました」的な人と会ったり、「小学校のときから聴いてました」ってお客さんに言われたりして。そう言われて、15年続けていたことに気づくっていう(笑)。長くやっていた感覚があまりなかったので、気づくのには時間がかかるものなんだなぁ、と。
もも:若くて可愛い女の子に「『シャキーン!』(NHK Eテレ)見てました」って言われて、“えっ?”って。ババァくさくなってしまうけど(笑)、でも、長くやってきて良かった。どこかで誰かに見てもらえてるのを知ることができて、嬉しい。しかも、どこかで聴いててくれていた人も音楽をやっていて、それで一緒に、同じライブを作れるなんて。
小春:本当にそうだよね、ありがとうございます。