2013年からスタートした、「master+mind」が主催する年始のROCKフェスティバル【Rock is Culture】が2018年の1&2月も開催決定!
その中から1月28日に開催する2マンのCASCADEのVo.TAMAとDr.HIROSHI、NoGoDのVo.団長とDr.Kでのスペシャル座談会を行なった!
読み応えたっぷりのこの記事を読んで、何かが起こりそうなこの2マン・ライブを更にお楽しみに!!
[interview:河西香織(新宿LOFT)]
キーパーソンは“団長”!?
——まずは4人の関係性をお聞きしたいです。
団長:もう言ってしまえば単純に、TVスターですよ!
TAMA&HIROSHI:いやいやいや(笑)。
団長:自分たち(団長とK)はほぼ同い歳なんですけど、中学生の時とかに当たり前のようにTVで見ていた存在です。クラスの女子とかに、普通にカスケーダー(CASCADEのファンの呼び名)も多くて、ハードなビジュアル系が好きな子か、ポップなCASCADEさんとかが好きな子かって、二極化してた時代だったと思います。
HIROSHI:上手い!
一同:(笑)
TAMA:HIROSHIくんの方が先に知り合ったんだよね?
HIROSHI:多分、3年くらい前かな?
団長:そうですね。渋谷のライブハウスの店長さんとかと飲んだ時にいらしていて、「うわ〜、初めまして!」って感じで。「TVスターやっ!」って(笑)。その時に初めてご挨拶させて頂きました。
HIROSHI:TAMAちゃんとは、その1〜2年後に同じ場所で会ったんでしょ?
団長:そうなんです! 同じお店でお会いして。
TAMA:僕は元々、NoGoDさんの『神風』という曲のMV(ミュージック・ビデオ)を見る機会がありまして、「うわっ、格好いいなこの人たち。すごいハイトーンだな」って思って、ずっと気になってて。演奏も格好いいし、声も、「どっから出てるんだ!?」みたいなハイトーンで。そこで知って気になってはいたんですね。ラジオ局のNACK5に行くと、白塗りの人がポラで写ってたりとかして(笑)。
一同:(笑)
TAMA:「この人は誰なんだろう」って思ってたら、「NoGoDのボーカルの団長だよ」って言われて、「ああ、こういう人なのね」って。そこからいろいろTVとか見てると、白塗りではっちゃけてはって(笑)。「この人はビジュアル系のコミックバンドなのか」とかも思って、すごくまた気になって。振り切ってやってるなって。最近も『Arlequin』とか聴かせてもらってて、よりメロディアスになって格好いいなって。自分的にはすごい好みの声と曲だなって思ってて。
団長:初めてお会いした時に、TAMAさんが「俺、実はメタルが好きなんだ」っていう話になって。CASCADEさんの初期の曲って、割とパンクスじゃないですか。なのでパンクスではあるなと思ってたんですけど、メタルっていうイメージが俺は全くなかったんです。「結構ジャパメタとか好きで」って話を聞いて、すごく意外だったんですよ。
TAMA:僕は、CASCADEをやり始めて「プラスチックス、聴いてたでしょう?」とかってよく言われたんですけど、そのジャンルの音楽は知ってはいたんですけど通ってはいなくて。元々、ベストテン世代とかだったので歌謡曲から入って、MTVに入ってCulture Clubとか知って。そこでMotley Crueの『Home Sweet Home』のMVを観て、「この人たちは、何でこんなに金髪で派手な格好でバラードを歌ってるんだろう」って思って。そこからX JAPANさんとか聴かせて頂いて。それでX SUGINAMIさん(団長がボーカルを務めるX JAPANのカバーバンド)とかね(笑)。
一同:(笑)
TAMA:で、お会い出来て話した時に「何てしゃべりが上手い人なんだ。ART POP(NoGoDが所属する事務所)ってそういう方向性なのかな?」って(笑)。
一同:(笑)
団長:そうですね(笑)。そういう人間が集まる傾向はありますね(笑)。
——Kさんとはどうですか?
HIROSHI:Kくんとは、メトロノームの繋がりですね。僕がサポートをやる前にメトロノームのライブを観に行ったら、Kくんがドラムを叩いてて。そこからもう先輩です(笑)。
K:そんなそんな(笑)。
HIROSHI:最初に会ったのは、渋谷の塚田農場(居酒屋)だよね。メトロノームのリハ終わりに、メンバーと一緒に飲みに来て。「あっ、団長知ってるよ!」みたいな話になってね。
K:あっ、そうですね。塚田農場の流れからでしたね(笑)
——キーワードは団長ですね。
K:そうなんですよ。どこに行っても団長の話題からで(笑)。
団長:すみません、なんか…。
TAMA:ある打ち上げでたまたまバッタリ会った時も、結構名だたるバンドの人たちが、「団長! 団長!」とかって(笑)。「人望がある人なんだな」って(笑)。
団長:いやいやいや。
TAMA:いろいろと結構しゃべったんだよね。
団長:すげーしゃべりました。ほぼほぼガッツリ。ずっとマンツーマンでしゃべらせて頂いて。
TAMA:LINEとかも交換してね。
——初めて会った時ですか?
TAMA:2回目の時かな。
団長:自分は本当は一緒にライブをやりたいと思ってたんですけど、メンバーさん個々でお会いしたことはあっても、バンドとしての接点がまだなくて。一度でもいいからバンドさんで対バンしていれば、お誘いもしやすかったんですけど、なかなかそのタイミングも「いつ出来るかな」って感じだったんです。そんな時にLOFTの河西さんが先陣を切ってオファーしてくれて。
一同:有難うございます!
——こちらこそ有難うございます!