唯一無二のバンド名に
クラオカ:『メガマソ』って名前、格好いいですよね。どういう意味なんですか?
インザーギ:意味はないんですよ。涼平が作ったバンドなので、名前も涼平が決めたんですけど、自分が美しいと思った文字の羅列をしただけなんですよ。
クラオカ:だからなのかな? ほとんど『えんそく』と一緒ですね。
インザーギ:…おっ、おう!?
一同:(笑)
Gou:『えんそく』さんも意味はないんですか?
クラオカ:美しさで決めましたから。
ミド:当時のメンバーの名前の頭文字を取っただけなんですよ。
インザーギ&Gou:へ〜、なるほどね。
クラオカ:いやいやいや、「『ん』から始まる奴はいねーだろ!」ってツッコミを待ってたんですけど(笑)。
一同:(笑)
Gou:そう思ったんですけど、ツッコミがなかなか(笑)。
インザーギ:日本の方じゃないのかなって。
Gou:ン・○○とかね(笑)。
インザーギ:とか、『ソ』から始まるから、『ン』にしちゃったみたいな。
Gou:それは『えそそく』になるでしょ。
一同:(笑)
インザーギ:『えそそく』だと、ちょっと響きがね(笑)。何で『えんそく』になったんですか?
ミド:名前を決めようってなった時、『えんそく』と『どうぶつ』と『のりもの』っていう候補があったんですよ。どれが一番振り幅があるかなって考えた時に、『えんそく』だったんですよね。
Gou:他の2つは限られますもんね。
ミド:『どうぶつ』だとしたら、動物をモチーフにやっていくのも生き物も限られてるし、限界があるじゃないですか。乗り物っていうのも、もっと限られてるし。今となっては時代が進んでセグウェイとか出てきましたけど、それを待ってたら。
一同:(笑)
インザーギ:その時はなかったんですね(笑)。
ミド:なかったですね。ってなると『えんそく』が一番テーマとして振り幅があるかなって思ったんですけど、逆に難しかったですね。何をしたらいいか分からないじゃないですか。
クラオカ:何もモチーフがないっていうのは、逆に大変なところではありますよ。
——どうしてその3候補に絞られたんですか?
ミド:四文字くらいがちょうどよくて読み易いじゃないですか。
——じゃあ全部平仮名で考えてたんですか?
ミド:そうですね。
クラオカ:ってなると、『メガマソ』も四文字じゃないですか!?
Gou:一緒ですね、そこは。
ミド:でも『えんそく』って、他に『遠足』ってものがあるけど、『メガマソ』はないじゃないですか。それは羨ましいですね。
インザーギ:検索をかけた時に、何かが出てくるのを極端に嫌うんですよ、うちのリーダーは。
クラオカ:あー、はいはいはい。それは、うちのブタ(Voのぶう)も一緒ですよ。
インザーギ:(その呼び名に)どうリアクションしていいのか分からないですよ。
一同:(笑)
インザーギ:検索にかけた時に、唯一無二のものを作るのが好きなんですよ。だから造語とかもそうなんですけど。
ミド:うちのボーカルもそんなようなことを言ってましたね。話半分くらいしか聞いてないんですけど。
一同:(笑)
インザーギ:でもクリエイターは、そうなのかもしれないですね。
Gou
クラオカユウスケ