A先生は一番優しい
——ゲスト出演者さんのイメージによって、作るコントって違うんですか?
A:たぶん僕も上田君もせきしろさんも違うと思いますよ。あて書きするタイプとしないタイプと、そこも違うかもですけど。
——A先生はどちらですか?
A:僕はあて書きです。
佐:あて書きは嬉しいですね!
A:ただ、申し訳ないですけど僕はあんまり人のプロフィールで書かないですね(笑)。だから科学部だからといって科学部のコントは書けないんです。見た目とか声のイメージで書きます。でもどうなるか分からないですけど。せきしろさんは科学部とか、そういうキーワードが気にいるとすぐそっちの方にいくと思いますよ(笑)。
——その回ごとに全体のテーマとかはあるんですか?
A:ないですね。
——じゃあ3人がそれぞれで書いている感じですか。
A:本当にそうですね。別にこれがテーマでっていうのはないです。なんかそれこそ、人間の欲とかそういうのをテーマにしたりはしないですね。でも僕だけちょっと今回はそっちに行ってみようかな? …「汚染」とかそういう方に。
一同:爆笑
高:急にメッセージ性の強いものに(笑)。
佐:演出は作家さんがそれぞれやられるんですか?
A:上田君はそれこそ京都にいて忙しいけど、来れる日に来てやる時もあるし、僕のコントを2人に見てもらって意見をもらうことはあります。佐藤さん、お笑い系の舞台に出るのは初めてなんですか?
佐:芸人さんが自分の舞台に出てくれるのはあるんですけど、逆は初めてですね。
野:僕がいろいろ教えますよ。
A:じゃあ何か野田から一個、言っていいやつを教えて。
野:えーっと、時間前に必ず来ること。あとは声を大きく!
野:どうだろうなー、芸人より声は大きいかな?
佐:試されてんなー(笑)。
野:客層が違うって言って、ひるむかもしんないよ。
山:私も最初はすごい緊張しましたよ。共演者がみんなやっぱりすごいから。芸人さんはすごいですよ。
尾:佐藤さんは、芸人に怖いイメージとかは特にないですか?
佐:俺は芸人さんは優しいイメージしかないかもね。怖いイメージはないね。A先生とか、一番優しいなと思います。
A:でも稽古中、俺は一番演出厳しいですよ。
本:えーっマジっすか!? それ一番嫌ですよ。どう厳しいんですか?
A:…いや、行間を読め! とかね。
佐:そういうこと言う人、いますねー(笑)。一番わかんないやつだ。
高:大丈夫です、佐藤さん! A先生は休憩に行く時しか怒らないので。
一同:爆笑
尾:あと打ち上げですごくたくさんご飯を食べさせられます。
佐:せきしろさんもとにかく食え食えって言いますよね(笑)。
山:A先生は休憩時間にコンビニに一緒に行くと、絶対おやつを買ってくれる。でも、すぐに選ばないと怒られます(笑)。