ザ・ガールハントの教則本となるアルバム
──ところで、このタイトルは一体何なんですか?
マスザワ:新録が2曲入ってて、既存の曲やカバー、コントも入って、雰囲気もうまく伝えられるかなっていうのがあって、ザ・ガールハントの教則本。だから“ハウトゥーガールハント”。“イズントイット、パードゥン?”は悪ノリですけど。コントとオマケを含めて12曲入って1000円。手に取りやすいものになっているので、ぜひ聞いてもらえればな。これでガールハントを知ってもらって、1月にリリースになるアルバムのいい入り口になればいいですよね。
──CHAGE&ASKAのカバーをしたのは?
クリハラ:全員CHAGEさんが好きなんです。
マスザワ:あとは僕らもボーカルが2人なので、カバーをやろうという時にCHAGE&ASKAに決まったんです。最近有頂天のカバーをさせていただいたんですけど、この時も僕らっぽくできたし勉強にもなったので、またカバーをやりたいって思ったんです。でも、カバーをやるにあたってCHAGE&ASKAを好きな人に失礼にならないようにしなきゃならないんじゃないですか。その点はすごく気を使ってリスペクトを込めましたね。
──「ハウトゥーガールハントイズントイット、パードゥン?」の出来は?
チバ:コント以外はいいんじゃないかな。
マスザワ:コントというか、ワンスター以外は…。
佐々木:あらららららららら。これまた。
阿諏訪:お前何うれしがってるんだよ。
全員:(笑)
マスザワ:でもワンスターさんにも入ってもらって面白くなったと思ってますよ。ワンスターさん的にはどうですか?
佐々木:良かった。(上目線で)いいアルバムだったと思うよ。
マスザワ:出た!ピー&ぴー(笑)!! でもライブもそうなんですけど、曲は一生懸命やって、MCで楽しくして、その雰囲気が伝わるかなって思ってます。
クリハラ:収録曲も今までの2人の共作を集めた曲なんで、ベスト盤っていうぐらいでいいかなって思ってます。ガールハントがどういうバンドかわかってもらいたいっていうところの作品になったので思惑どおりにはできたな。
マスザワ:これを聴いてアルバムに期待していただければ…。アルバムにコントは入らないですけど。
──そっか。入らないのか。
マスザワ:残念そうだな(笑)。
チバ:毎回入れようか、じゃあ。
何でも挑戦したほうがいい!
──ガールハントの皆さんは、ワンスターさん以外に好きなお笑い芸人っています?
阿諏訪:すごい興味ありますね。
チバ:ダウンタウン。若手だとFUJIWARA好きだよ。
マスザワ:僕はアンタッチャブル。ワンスターはM-1とか出ないの?
阿諏訪:M-1のMは漫才のMなんですが、僕らはコントなので…。
マスザワ:そうなんだ。マスザワのMだと思ってた。
全員:………(全員無視)
阿諏訪:今僕らが漫才をやると、よっぽど良いものができたんじゃないかってハードルが上がるんです。だからできないんです。
マスザワ:僕らがレゲエやるみたいなもんだ。
──ナカニシさんは?
ナカニシ:僕は大助・花子が好きです。あとM-1で優勝したときの中川家はすごく好きだった。関西に住んでいたことがあって、深夜番組でお笑いはよく見てたんです。でも何でも挑戦したほうがいいよ!ハードル上げたほうがいいよ!(いきなり熱くなるナカヤマことナカニシ)
阿諏訪:説得力ない。まず、帽子に「Don't Worry! Be happy」って書いてある。
ナカニシ:いや、やってできないことはない!(まだ続く)
──…もういいですか? えと、ワンスターさんはこういう界隈のバンドと会うのは初めてですか?
阿諏訪:はい。でも、インディーズのアンテナがある友達でガールハントの大ファンがいたので、一緒にやるって言ったときに驚かれましたよ。周りの反応見て「オーラないのに本当はすごい人なのかも!」って思いました(笑)。
──今後一緒にやっていきたいとかは?
クリハラ:イベントのゲストに出ていただけたらおもしろいかなって思いました。
マスザワ:何かしらできれば…。
チバ:いや、この関係はできれば今日で終わりにしたいですね(笑)。
阿諏訪:そしたら僕らチケット買って見に行きますよ。出待ちもします。
全員:(笑)
佐々木:やっぱり温度差あるね。