震災後、どうにも気持ち的にふわふわして落ち着かない。
被災地の方達からしたら、鼻くそのような不安さ加減なんだけど。
改めて、1人暮らしで彼氏もいなく、地震とかあった時に、頼れる人がいないという現状に寂しさと恐さを実感。
結局、いつもの未婚アラフォーばばぁが集まっちゃったりするんだけど。
確かに自分の身は、自分で守らないといけないが…。
もともと、非常に警戒心が強いアラフォーAちゃん。
絶対、電車の女性専用車両しか乗らないAちゃん(ちなみに加藤登紀子さん似)が、会社帰りに会ったら、通常の皮のショルダーバックにお弁当を入れる小さい紙袋。
さらに防災グッズが入った巾着袋を手に持ってて。
今、ヘルメットを予約しているらしく、近くヘルメットも持ち歩く予定とか。
基本、女性専用車両が空いてても、男性が多そうな車両に乗る私としては唖然。
でもって、アラフォーばばぁ達が不安を話しあった結果、
「いつ何があるかって本当に分からないから、好きな人には好きって言っておかないとね」
と急な求愛活動に入ることになるから、この辺り、何か本当に図々しい。
でも最近、アラフォーBちゃんは、ずっと出来なかった彼氏が出来たらしい。
という訳で、私もどこかでそんな気持ちがあったんでしょう。
久しぶりに酔っ払った勢いで、気になっていた男性を飲みに誘ってみた。
その男性もちょっと不安な日々を送っていたのか来てくれて。
地震の恐さを共有しながら、この時期、飲む時に必ず言う「こんな時期だから、経済をまわさないとね」をきっかけに、またもや、ぐびぐび飲んじゃったもんだから。
見事に記憶がない…。
恐らく、いつもよりハイペースで飲んだんだと思う。
どっかで、「今日こそ気持ちをはっきり示して、何とかなろう。つまりは、告白して、なんならそのまま、付き合う状況にフェイドインしてやろう。要は、持ち帰ってしまおう」って思ってた訳で。
切羽詰った感が相当だった気が…。
憶えてないからなんとも言えないけど。
翌日、何事もなくキレイな身体で起きて、携帯から前夜の行動を推測。
午前3時過ぎまで飲んで帰ってきたらしく、家に着いてからも、その方に電話を何度もかけている履歴が。
電話に出てもらえなかったようで、むなしく発信履歴だけが並んでいる。
落ち着け。落ち着け。クールダウン。
もう大丈夫だから。日常に戻って、しっかり生きていこう。
一応、ヘルメットも発注しておこう。
大久保佳代子
1971年5月12日生まれ
愛知県出身
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