先日、某バンドのお方から。
「但野さんって、ひかさのお客さんで可愛い子がいたら、手を出したくなったりします?」
なん…だと…?
と、いうことで。私は早速、緊急招集をかけた。
プライバシー保護により、参加者のバンド名と名前は伏せさせていただきます。Aくん、Bくん、Cくんの3人。
但「本日は、お集まりいただきありがとうございます」
一同「…はい。え? なに?」
但「今日はズバリだね、バンドマンの性事情。…いや、単刀直入に申そう。みんなはお客さんとセックスしてるのか? それをハッキリさせようと思う」
一同「…!?」
但「心配するな。全員名前やバンド名は伏せさせていただくし。親族に聞かれても君たちの名は教えない。むしろそんなくだらんことを聞いてくるような奴とは二度と口をきかん。さぁ、安心して語らおうじゃないか同志よ。ちなみに私は完全にノーコメントを貫かせていただく」
一同「…(てかこいつ、友達少ないからバレそうじゃね?)」
但「じゃあまずは軽く。お客さんと2人きりで会ったことがある人ー? 結構いるんじゃないですかー? んー?」
A「あ、はい。質問なんですけど、お客さんとして来てた人だけど。バンドを始めた子はどうなりますか?」
但「難しいとこだが…うーむ…。客…だな…」
B「えー! まじっすか! じゃあ企画をしてる子は?」
但「うーん…客? イベンター? …ええい! うるさい! てめーらどーにかこーにか正当化しようとしやがって! 企画を始めようがカメラを持とうがレーベルをやろうが全員客だ!」
B「鬼や…」
但「もういい! グズグズしやがって! 文字数にも限りがある! 本当に話があるのは貴様だ! Cめ! 貴様は客と付き合っているな!!」
C「うん。いいじゃん別に」
A「(こいつ…!!)」
B「(肝が…据わっている…!!)」
但「実際どうなんですか? 彼女は他にも好きなバンドがいるわけじゃない? それって凄く嫉妬の対象になるよね?」
C「俺はあんましないかなぁ」
一同「ほえーっ!」
A「なんかさ! 憧れたりもするんだよね。家とかでギター弾いて曲作ってたりしたら、それにいちいち感動してくれたりするわけでしょ?」
C「いや、しないよ。普通に向こうは本読んだりしてる」
但「嘘やん…。そんなん違うやん。ずーっとずーっとファンでいてくれるんちゃうんかい!」
C「いや、付き合ったらそんなもんでしょ」
一同「ほえーっ!」
C「文字数超えない?」
但「ほえーっ!」
今年もよろしく。