こにゃにゃフワー。但野だ!
さてと。いきなり宣伝的なことになってしまうのですが。
12月に、ワンマンコンサートを開催することが決定いたしました。
大阪、東京、札幌、の3公演。
ワンマン…。単独…。
嗚呼、なんて素敵な言葉だこと。
今年の5月、人生初めてのワンマンコンサートをやった。その初めてのワンマンを経験して、知ってしまった。
わたしは、ワンマンをやるべく産まれ、そして生きているのではないだろうか…と。
当日へ向け、考えること。想像すること。セットリスト。着る服。ささやかな演出。照明のイメージ。渚にまつわる。エトセトラ。
すべての流れをあらかじめ決め。練習。
完璧なるエンターテイメント。すべてが予定調和。会場全体で創り上げるエキサイティングな夜。
当日までに、何度も観るのは、マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』デラックス・コレクターズ・エディション。
…確かに昔は、わたしも思っていた。
DVD化された、ツアーファイナルの映像を観ながら、
「いや、札幌でやったライブと同じじゃん。セットリストも、MCも。これ札幌でも言ってたし。嘘じゃん。こんなのリアルじゃないじゃん…」
すみませんでした!
わたしが子どもでした!
しっかりとすべての公演で同じものを見せる、そのプロフェッショナルの奥義! 一か八かじゃ詐欺同然! 創り上げた完璧なる一本を! その一番自信ある一本を、完璧な形で魅せる。それがワンマンなんや!
そう、わたしは春のワンマンでは。それこそがプロの仕事なんだと心を入れ替え。
それまでの、子どもみたいに駄々をこねては、空振りか場外ホームランか。みたいなライブは、ワンマンではするまいと誓い。真摯に取り組みました。
そして今、わたしは思っています(吉田拓郎「今日までそして明日から」より)。
冬のワンマンは、3本ともガラリと違うセットリストでいこうと。
前述した話をすべて壊すこの結論。
オフコース、曲数の都合上、ほとんどのソングはやることにはなると思う。
ただ、それぞれの土地に思いを馳せ。全く新しい脳で、ひとつひとつを切り離し、セットリストを考えてみようではないか! と、今思いついた。
あと3ヶ月後に迫っているこのタイミングで、この決断は、非常にデンジャーだが。やりたくなったら、もうどうしてもやりたくなる性分。
こにゃにゃフワー!