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トップコラム「LOFTと私」五辺宏明第70回「1998年上半期:他ジャンルのライブを観に行く機会が激増」

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第70回「1998年上半期:他ジャンルのライブを観に行く機会が激増」

2026.02.02

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
 
今回から1998年ですが、上半期はロフトに5回、シェルターには2回しか行ってません。
 
1月25日:WRENCH / COWPERS / SWITCH STYLE / ECHO(ロフト)
2月8日:ABNORMALS / MAD3 / HELLBENT / WEDGE(ロフト)
2月13日:MELONMAN / ストロボ / スペースカンフーマン / HOLiDAYS / SHOPLIFTING(シェルター)
2月15日:ECHO / WRENCH / SMASH YOUR FACE / DOVE(ロフト)
3月8日:HIGH BLOOD PRESSURE / ストロボ / WEDGE / PANORAMA AFRO / RISE OF BLEED(ロフト)
5月15日:ABNORMALS / WRENCH / BAREBONES / GREENMACHiNE(シェルター)
6月3日:COKEHEAD HIPSTERS / WRENCH / BRAHMAN / 山嵐 / CHANIWA(ロフト)
 
1月25日はロフトで、WRENCHの2ndアルバム『WANDERING IN THE EMPTINESS』のリリースツアー初日。COWPERSとのツアーで、ゲストとしてSWITCH STYLEとECHOが出演しています。
 

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WRENCHとSWITCH STYLEは、1週間前(1月18日)に赤坂ブリッツで行なわれたヌンチャクの解散ライブにも出演していました。
 

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* * * * *
 
2月8日のロフトはABNORMALSのCD発売記念ライブで、MAD3、HELLBENT、WEDGEがゲスト出演。
 
主宰レーベルのSpider Recordsから1997年12月25日にリリースされた1stアルバム『ABNORMALS』。セルフタイトルを冠した本作は、1988年に結成されたABNORMALSが初めて制作したフルアルバムです。
 

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6月3日はロフトで『INDIES MAGAZINE presents IS IT ALL OK? vol.5 TOUCH THE NEXT EXPLOSION』。リットーミュージックが発行していた雑誌の企画イベントに、COKEHEAD HIPSTERS、WRENCH、BRAHMAN、山嵐、CHANIWAが出演しました。
 
トリを務めたのは、COKEHEAD HIPSTERS。当時リリースされた2枚組7インチの収録曲「Hiding Truth」が好きでした。
 

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「Hiding Truth」と「I'm in Earnest」を提供したH2Oとのスプリット盤。KOMATSU氏(vo)、SANO氏(g)、KOBA氏(b)、MURA氏(ds)のサイン入りです。
 
数種類発売されたカラーレコードの中からグリーンを選択したけど、のちに黒盤が存在することを知ってがく然......(カラーレコードは音がいまいちなので)。
 

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新ギタリストにKOHKIを迎えて再び4人編成となったBRAHMANをロフトで観たのは、この日が初めて。
 
アナログ化した2ndミニアルバム『WAIT AND WAIT』(1997年)を当時ヘビロテしていました。オリジナルメンバーであるDAISUKEの脱退によってギタリスト不在となり、TOSHI-LOWがギターとヴォーカルを兼任していたトリオ時代に制作された作品です。
 

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CDとはアートワークが異なる『WAIT AND WAIT』の7インチ。TOSHI-LOWのサイン入りです。日付はサインをもらった日ではなく、2011年3月11日。
東日本大震災以降、TOSHI-LOWはサインと共に「2011.3.11」と書き込んでいます。Never forget 3.11!
 

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ロフトやシェルターでライブを観た回数が激減していますが、決してライブハウスに行かなくなったわけではありません。三軒茶屋ヘブンスドアや西荻ワッツ(2005年閉店)、高円寺20000V(2009年閉店)など、他店にも足を運んでいたので。
 
ただ、以前よりもロックバンド以外のライブを観に行く頻度が高くなったことは否定できません。熱心に新譜を追っていたヒップホップ / R&Bの来日公演や、長きにわたって活躍する海外ミュージシャンを観に行く機会が多々ありました。
 
 
1998年1月11日
Mariah Carey @東京ドーム
 
1997年9月10日に5枚目のオリジナルアルバム『BUTTERFLY』をリリースしたマライア・キャリーが、2度目の来日公開を開催。
 
ショーン・パフィ・コムズやスティーヴィー・Jと共に、THE UMMAH (Qティップ、アリ・シャヒード・ムハマド、ジェイ・ディー aka J・ディラ)がプロデューサーとして名を連ねたリードシングル「Honey」が良かったので楽しみにしていたけど、前回よりも声が出ていなかった気がしてちょっと残念。
 

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Mariah Carey「Honey」 7" / 38-78648 / US / 1997
 
WRENCHのレコ発と重なってしまったマライア・キャリーの初来日公演については、第48回をご覧ください。
 
 
1998年2月6日
Erykah Badu @新宿リキッドルーム
 
1997年2月11日にデビューアルバム『BADUIZM』を発表したエリカ・バドゥが初来日。
 

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キャンドルの炎とお香の煙がゆらめくステージに君臨したエリカ・バドゥが『BADUIZM』のイメージを具現化したような神秘的なパフォーマンスを披露してくれました。
 
 
1998年2月26日
Common @渋谷クラブクアトロ
 
1997年9月30日に3rdアルバム『ONE DAY IT'LL ALL MAKE SENSE』を発表したコモンが、2度目の来日。BLACK SHEEPの前座扱いだった前回(1995年)とはまるで別人のような自信みなぎるラップとダンスで、満員のフロアを熱狂させました。
 

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THE ROOTSのクエストラヴを中心に、ディアンジェロやジェイ・ディーらによって結成された音楽集団SOULQUARIANSのメンバーとなるコモンとエリカ・バドゥ。すっかり忘れていたけど、同じ月に来日していたんですね。
 

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Common feat. Erykah Badu「All Night Long」 12" / 665789 6 / Netherlands / 1998
 
『ONE DAY IT'LL ALL MAKE SENSE』からシングルカットされたコモンとエリカ・バドゥの共演曲「All Night Long」の12インチ。THE ROOTSがプロデュースを手がけたオリジナルバージョンと、THE BRAND NEW HEAVIESによるリミックスを収録したオランダ盤です。
 
 
1998年4月19日
THE ISLEY BROTHERS @赤坂ブリッツ
 
1954年に結成されたソウルグループのTHE ISLEY BROTHERSが来日。ヒップホップのサンプリングソースとしても知られる名曲の数々を聴いて感動したことを、今でも覚えています。
 

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幸運にも、ギタリストのアーニー・アイズレーからサインももらえて。
 

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THE ISLEY BROTHERS『HARVEST FOR THE WORLD』 LP / PZ 33809 / US / 1976
 
1976年に発表された14thアルバム『HARVEST FOR THE WORLD』。タイトル曲や、アリーヤのカバーも大ヒットした「(At Your Best) You Are Love」など、捨て曲なしの大名盤です。
 
 
【五辺宏明(ごべひろあき)プロフィール】
レコード&昭和プロレス愛好家。ロフトプロジェクトの加藤梅造社長との出会いは、ライブハウスのモッシュピット。
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