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THE SPELLBOUND×BOOM BOOM SATELLITES - 川島道行10周忌。今はまだ旅の途中、終わらない音楽の先へ

2026.07.07

2026年、川島道行の10周忌。あの伝説のロックバンド「BOOM BOOM SATELLITES」の名義が復活するというニュースは、多くのファンの胸を震わせた。5月の福岡公演を皮切りに待望のツアーがスタート。
THE SPELLBOUND×BOOM BOOM SATELLITESで、BOOM BOOM SATELLITESのセットリストを披露するというこのツアーは、各地で熱狂の渦を生み出し、ついに7月4日(土)、地方ファイナルとなる大阪・梅田シャングリラ公演を迎えた。
 
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もちろんこの日のライブはソールドアウト。会場となった梅田シャングリラは、フロアを埋め尽くす超満員の観客で開演前から異様な熱気に包まれていた。肩が触れ合うほどの距離感、溢れんばかりの期待感──そこにいる全員が「この日」をどれほど待ち望んでいたかが、空気の振動だけで伝わってくるようだった。
暗転とともにメンバーが登場し「DIG THE NEW BREED」でスタート。中野雅之(Programming, B,G)が鳴らすソリッドなベースのビート、小林祐介(Vo, G,)の観客を異世界に連れ出すようなボーカル、ドラムには福田洋子(Dr)を迎え強靭でしなやかなドラミングで、じわじわとフロアを覚醒させていく。THE SPELLBOUNDが紡ぐ現在の音と、BOOM BOOM SATELLITESが刻んできた不滅の遺伝子が融合していく瞬間に観客も身をゆだねる。
 
息つく暇もなく「Morning After」さらに「Dive For You」「Moment I Count」と狂気的な重低音に導かれダンスフロアと化した会場は、一気に熱気がフルスロットルに。
ステージと客席の境界線が消え去るような、凄まじい一体感と緻密に構築されたエレクトロニック・サウンドとダイナミックなバンドの生音、さらに、激しく形をかえる光の演出が完全にシンクロする。
 
その後も「Moment count」「Rise and Fall」「A hundred suns」「Intergalactic」「Pill」と次々とBOOM BOOM SATELLITESの楽曲が繰り出されていき、イントロが鳴るたびにフロアが歓喜に震える。
小林祐介という傑出したボーカリストを迎えたことで、ブンブンの音楽は今なお現在進行形でさらに拡張し、進化を遂げている。彼のもつ神秘的で鋭利なボーカリズムが、中野雅之の鳴らす強靭なビートと融合し、かつてないスケール感の未知なる世界を描き出していく。
ただの「懐古」ではない。今、この瞬間を生きるバンドとしての圧倒的な音圧が、容赦なく体を揺さぶっていく。
 
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後半、「Light my Fire」「Fogbound」を経て、あの決定的なギターのリフが鳴り響いた瞬間、地鳴りのような歓声が沸き起こる。数々のCMやメディアでも起用され、近年はMUSIC AWARD JAPANのアンセムとなり、パォーマンスも大きな話題となった「KICK IT OUT」だ。BOOM BOOM SATELLITESの代名詞ともいえるこの曲で、超満員の観客が一斉に飛び跳ね、会場全体が激しく揺れた。
そこから、「Helter Skelter」「BACK ON MY FEET」「Dress Like an Angel」と容赦なく続くダンスチューンの連打に、会場のボルテージは限界突破。
押し寄せる音の洪水の中で、目をつぶれば川島道行の姿が、声が、確かにそこに存在しているかのような錯覚さえ覚える。中野雅之が鳴らすベースの重低音は、私たちの心臓を容赦なく打ち鳴らし、小林祐介のボーカルは川島道行の魂を背負いながらも、未来へと向かう力強い光を放っていた。
 
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熱狂冷めやらぬなか、中野が「今日はありがとう。小林くんと音楽をやり始めて、どんどん熱のこもった演奏ができるようになり、ちゃんとみんなに聴いてもらおうと思うようになりました。川島くんも、自分たちの作った曲で、みんながこんなに喜んでくれているのをみて、泣いて喜ぶんじゃないかと思います」という、誠実な言葉が胸に響く。
小林も「中野さんと、スタッフのみんなと、何よりここに集まってくれた皆さんとこの素晴らしい空間を一緒に作り上げることができて幸せです。いまは、川島さんと一緒に歌うことができていると胸を張っていえます。BOOM BOOM SATELLITESはまだまだ続いていくのでめちゃくちゃ楽しみにしていてください!」と高らかに宣言した。
 
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このライブで何よりも胸を打ったのは、「ここに、この日に集まった」という、かけがえのない時間の共有。ここにいてよかったという多幸感が会場を埋め尽くす。
「ツアー最後なので、この曲を。でも、普通にやります」と中野が伝え、最後に届けられたのは、BOOM BOOM SATELLITESが最後にリリースした曲「LAY YOUR HANDS ON ME」。まばゆい光につつまれ感動的な光景の中ここに集まった全員が確信していた。川島の魂とともに、「これからも続く旅の途中に」立っていると。
 
川島道行が旅立ってから10年という歳月が流れた。それでも、BOOM BOOM SATELLITESの音楽を愛し続け、再び灯った「BOOM BOOM SATELLITES」の火を囲むために、これだけの人々が大阪のライブハウスに集結した。あの密な空間で、同じ音に救われ、同じ瞬間に拳を突き上げた記憶は、きっとこれから先も人生の宝物になるはずだ。
地方ファイナルを最高の形で締めくくった彼らは、いよいよ10月9日、川島道行の命日に迎えるツアーファイナルへと向かう。
8月24日(月)川島の誕生日には、自身初のフリーライブを新宿歌舞伎町にて開催することを表明し、大きな話題となっている。
中野雅之と小林祐介のTHE SPELLBOUND×BOOM BOOM SATELLITESの旅は始まったばかりだ。
 
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THE SPELLBOUND × BOOM BOOM SATELLITES
2026年7月4日(土)梅田シャングリラ

商品情報

タイトル未定

発売日:2026年9月23日(水)
【完全生産限定盤】
価格:28,900円(税込)
品番:SRCL-13770~13782
歴代オリジナルアルバム&EP CD全12枚組+ブックレット 豪華パッケージ仕様

amazon

収録曲:全110曲
【DISC1】「JOYRIDE」
【DISC2】「OUTLOUD」
【DISC3】「UMBRA」
【DISC4】「PHOTON」
【DISC5】「FULL OF ELEVATING PLEASURES」
【DISC6】「ON」
【DISC7】「EXPOSED」
【DISC8】「TO THE LOVELESS」
【DISC9】「EMBRACE」
【DISC10】「SHINE LIKE A BILLION SUNS」
【DISC11】「LAY YOUR HANDS ON ME」
ほか

Live Info.

THE SPELLBOUND×BOOM BOOM SATELLITES presents 川島道行10周忌LIVE“FRONT CHAPTER”-DECADE- Tour 2026

2026年10月9日(金)東京 SGC HALL ARIAKE
開場 17:00 / 開演 18:00
第三次先着先行受付中
チケットはこちら

「川島道行」展

ライブ当日にSGC HALL ARIAKEにて川島道行展を開催します。
写真、言葉、アーカイブ、ゆかりの品などを通して、川島道行の存在と完成を感じられる展示を予定しています。
詳細は後日発表。

フリーライブ

2026年8月24日(月)新宿・歌舞伎町
詳細は後日発表

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