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トップレポート「好きな店のことを話そう〜わたしが惹かれる店」【後半】- その場だけ対面してお話しができる空間、純喫茶コミュニティ!

「好きな店のことを話そう〜わたしが惹かれる店」【後半】- その場だけ対面してお話しができる空間、純喫茶コミュニティ!

2020.09.14

2020年7月22日@阿佐ヶ谷ロフトA  好きな店のことを話そう ~ わたしが惹かれる店~
【出演】
チヒロ(街歩きエッセイスト / 東京下町さんぽ案内webマガジン「かもめと街」運営)
おくはらしおり(阿佐ヶ谷ロフトA店長 / 企画構成)

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自分がお店愛しているから同じように愛してる人を大事にしたい

チヒロ:私も嬉しいです~。では2つ目の本所吾妻橋スカイツリーの近くにあるフローラさんという喫茶店です。ドラマのロケ地になっているというぐらい凄いインテリアが美しいのと、全国からファンがママに会いに来るっていう素敵な方でお店の中に入ると人情ドラマの世界に自分が入ったみたいな感覚が味わえるんですよ。ここもオープンが40年前ぐらいで、ドラマのロケ地で代表的なのは『主に泣いています』で凄い使われていたんですね。ドラマきっかけで来た方も帰る時にはママのファンになって帰って行くというぐらい人が良い方で。外側も可愛くて丸いアーチ型の窓があるんですよ。お伽話みたいな。

おくはら:本当ですね! 上がアーチになってる窓は作るのが大変って聞きました。

チヒロ:そうなんだ!

おくはら:強度が弱くなってしまうみたいで…。お洒落な落ち着く外観~

チヒロ:中に入ると常連さんが毎日来てるみたいで。入ってみんなが座ってたりすると入ってみんなが座ってたりすると気を利かして席を開けてくれるんですよ。気を使うんですよ、常連さんにも一見さんにも。世界観が出来上がってて、お客さんの平均年齢が80ぐらいらしいんですけど、帰る時も初めて会った人なのに「じゃあ、またね! 」みたいな挨拶してかれるんですよ。すごく分け隔てない空間というのが、浅草だと混みすぎててもそこまで凄い常連さんがいてみんなが挨拶するとかあんまり感じられないんですけど、橋渡って墨田区からもこのお店は駅からも10分ぐらいどこの駅からも歩くのでその場所の地元の人しかこない。後は私とかちょっと喫茶店好きの人がたまに訪れるみたいな所で。凄い下町っぽいお店だなっていうのがありますね。

おくはら:照明もすごいオレンジで暖かい空気感ですよね。

チヒロ:内装もすごいお金かけてたって言ってて床は厚さが10センチある木のブロックを敷き詰めてるんですよ。歩きやすいように。

おくはら:踏んでてコンクリだったりすると結構直に来る時ありますよね。

チヒロ:中の椅子も素敵で40年前のオープンの時に4万円で買ったそうなんですね。40年前の4万円って今で言うとどれぐらいなんだろうって調べたら45年前の物価で山手線の一区間が30円だったんですよ。だから5倍ぐらい?

おくはら:20…? すご〜い。

チヒロ:だから長時間座っても疲れない座面の所10センチぐらい普通の椅子より長くしてちょっと良くしたから高くなったのよと仰ってて、椅子壊れちゃって他で買ったんだけど、2万したけど5年ぐらいで壊れちゃったわね。って仰ってて。でも20万と2万だと結構ね。元が違うんだろうなって。ロケでもドラマの監督の方にもこの椅子良いですねって言われるみたいです。

おくはら:すごい素敵〜。

チヒロ:天井も斜めに木が貼ってあって、お店を広く見せるためにそうしてるらしいですね。壁の一部にも銅板が貼ってあって、結構細かい所に美的センスを感じるお店でお母様がすごく美術が好きでお店に何枚か絵が貼ってあるんですけど、お母様とか姪っ子さんが描かれたという絵が作品として飾られてて。

おくはら:あたたか〜い!

チヒロ:今は60歳ぐらいのママが1人でやっているんですけど元々はお姉さんと2人で始めて。すごく綺麗な方なんですよ。オープンした時は美人姉妹の喫茶店というのですごく人気だったみたいです。

おくはら:なるほど〜。いいな〜コーヒー飲みたいな〜…

チヒロ:「写真撮って良いですか? 」って聞いたら、「ここから撮った方が良いわよ! 」とかポイントを教えてくれてカウンターまで入らしてくれるみたいな。

おくはら:すごい! (笑)

チヒロ:去年の2月かなコロナになるちょっと前初めてお邪魔して私も喫茶店の人と直で連絡取るとかあんまり無いんですけど、初めて行って仲良くしてもらって良かったら「LINE交換しない? 」 って言われて。

おくはら:えーーーーー!

チヒロ:交換しました(笑) 。

おくはら:凄い!

チヒロ:お店がドラマ出る時とか教えて頂いたりとか。

おくはら:あら、親切っ!

チヒロ:自分がお店愛しているから同じように愛してる人を大事にしたいという気持ちが凄くあるみたいで。久々に行ってみたらお母さんのお話が止まらなくて離れておしゃべりしていたので距離は取りつつだったんですけど、いろんな歴史を聞いてたらお互い泣きそうになっちゃって。常連さんもみんなお店が続いて欲しいから常連さん同士で他の人のお金を置いて行ったりするんですよ。「今日あの人来てなかったから次来た時にこれでコーヒー飲ませてあげて」みたいな感じで。なんだこれと思って(笑) 。

おくはら:凄いですね。(常連さん同士やお店の存在が)生活の一部というか家族みたいな感じなんでしょうね、きっと。

チヒロ:よく来る常連の方もママの顔が見たいだけで注文はなんでも良いのよって言ってコーヒー飲んでサッと帰ったりして。

おくはら:泣いちゃう…。本当に!

チヒロ:店も広いわけじゃなくて端と端で話を聞いてたんですけど盗み聞きしなくても全部聞こえるというか。話も気づいたら全部入れてくれるんですよ。初めて行った人とかでも。なんだろこのコミュニティと思って。それで2、3回行くとみんなに覚えられてコミュニティみたいなのに自然と入っちゃうみたいな感じらしいです。

おくはら:すごい素敵ですね〜

チヒロ:素敵ですね。本当にびっくりしました。

おくはら:自分のお店に来てくれた人はみんな一緒だよっていう。

チヒロ:そう。家族みたいな。

おくはら:私、本当に行ったらずっと居ちゃいそう。(笑)

チヒロ:お話が大好きなので一聞いたら十どころか千ぐらい返ってくるみたいな。

おくはら:たまにお話を凄いしたい時やとりあえずちょっと言いたいと思った時も私本当に友人がいないタイプなので何かあったら色々溜めてヘッケルンさんに行くんですよ。これをフローラさんに変えたら…「聞いてくださいよーっ! 」って行っちゃうんだろうな(笑) 。

チヒロ:多分それ常連さんの間で話が周ります(笑) 。私も常連さんに話しかけられて、前に言った話とかを凄い覚えてるんですよ。5ヶ月前とかに言ったのに浅草が実家なんだよね? とか。結構細かく覚えててもちろん声が大きので常連さんもみんな聞こえているし仲間みたいな感じだからいいか、と思いつつ。凄いコミュニティだなと思いました。こんなのがまだ東京に存在するんだと思って。

おくはら:でも、なんか安心しません? 何かを開けば、情報が溢れてて何か言った事も誰かを傷つけるとかそんな発言するなよとバッシングを受ける中で、その場だけ対面してお話しができる空間てすごい良いなって。それにすごい安心するなって思いましたね。

チヒロ:こういった生き方もアリなんだな、というか。ママもお金のためにやって無いって仰ってて。昔は9時から23時でお店を開けていたのでこのお店にだけいたそうなんですね。今は、お母さんの介護とか自分の体調が安定しない時とかはお休みしたりとかで不定休でやってらっしゃるんですけど。お金の為じゃなくてコミュニティがあって来てくれる常連さんがいて、私みたくたまに来てくれる人もいるから続けられると仰ってて。そういう感謝の所も言葉にしてちゃんと相手に伝えるって所もすごく良くて。

おくはら:行ったらママの言葉に涙して、ずっと泣いちゃいそう。

チヒロ:(笑)泣いちゃうと思います、アレは。

おくはら:凄い素敵なお店〜。

チヒロ:常連さんの名前を覚えてるのは毎日来るからそりゃそうかと思うんですけど、窓から地元の歩いてる人ほぼ全員に手を降るんですよ。

おくはら:凄いキュートですね♪

チヒロ:生まれ育ったのがここで、今は別の所に住んでらっしゃるんですけど、周りの人はみんな仲間で。お店の中にいる人にも気を使いつつ、外の歩いてる人にまで気を使う人初めて見ました。

おくはら:いないですよね(笑) ?

チヒロ:こんな生き方もあるんだなって感激しましたね。

おくはら:自分が歳を重ねた時にそんなママみたいな生き方をしていたいなって思いますね。メニューでおすすめとかありますか?

チヒロ:コーヒーは、コーヒー博士みたいな詳しい方にブレンドしてもらって結構いいクオリティの物を出してると仰ってて、苦味ありつつまろやかで飲みやすい。コーヒーが苦手な方でも飲みやすい感じの味でしたね。あとパフェが人気らしいです。

おくはら:なんか暖かい気持ちになりますね、お話しして。こんな状況じゃなかったら“みんなで日にち合わせて行こうよ! ”みたいな(笑) 。

チヒロ:やりたいですよね! フローラさんもドラマの撮影で貸し切りにしたりするって仰ってて。貸し切りで喫茶店好きな人でイベントできたらおもしろいなって。いつかやりましょう。

おくはら:やりましょう! (笑)(ツイキャスのコメントを読みながら)自分が好きって言ってるお店を好きって言ってもらえると嬉しいですね~

チヒロ:嬉しい!

おくはら:ですよね! 直接、会ったことないけど好きって思う! (笑)

チヒロ:わかります。つながるものがありますよね。おくはらさんの二店舗目をぜひ!

どんどん進化するような氷

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おくはら:…私、かき氷への愛が溢れすぎてて。時期も時期だからみなさんに行って欲しいなって思って2店舗目もかき氷!

チヒロ:いちょうの木?

おくはら:ここも1店舗目で紹介した原田さんからの紹介でお話を聞いてたら店主の方がいちょうの木に関しては創業はかなり長いんですけど、ずっと1人でやってて。で、元々美大を出た方がかき氷を作ってるというお店なので、ソースというかシロップ以外の工夫が凄いんですよ。場所は…いちょうの木に行くためだけに降り立つ、北品川駅なんですけど。

チヒロ:また降りた事ない駅だ。(笑)

おくはら:いちょうの木は角を曲がると大きいいちょうの木があってその隣にお店があるんですよ。

チヒロ:だから、いちょうの木?

おくはら:そうなんです。懐かしい氷というよりはどんどん進化するような氷っていう形ですごい一杯、一杯が丁寧で美しくて食べるのが勿体無いって思っちゃうぐらい。目の前に出してもらった瞬間に…綺麗すぎて泣いた事があって。(笑)なんでこんなに綺麗な氷が作れるの? みたいな。氷だから、食べたら無くなっちゃうのになんでこんなに綺麗に盛ってくれてって、泣いちゃうことがあって。(笑)

チヒロ:感激しすぎて。

おくはら:そうなんです。(笑)ホワイトチョコレートの色とか(スライドでいくつかのかき氷を出しながら)を使って食べられるんですけど。それに食用の着色料を入れてデザインして作ったり。あとは、金柑のやつなんですけど店主が一枚一枚ワンタンの皮をくり抜いてオーブンで焼いたりとか綺麗な飾りがあるんです。いちじくの氷の上にはチーズのクッキーっぽいのとかワンタンの皮? を焼いた物だったりとか。

チヒロ:想像できない…。(笑)

おくはら:凄い美味しいんですけど、mamatokoさんは同じ構成2回って感じなんですけど、いちょうの木さんは…例えば、上の構成がいちじくとチーズとホワイトチョコレートで中に入ると例えばなんですけどずんだのクリームが入っているとか一番下だとブランデーとカルダモンが入ってるとか。

チヒロ:凄い。結構盛り盛り!

おくはら:そうなんです。味変がめちゃくちゃ楽しめるのに一杯通して食べたときに凄いまとまってるんですよ。

チヒロ:コース料理みたいですね。

おくはら:本当にびっくりしちゃうんですよね。全部芸術作品のような形で。ただのかき氷じゃなくて美術的なセンスを一杯に込める想いというか本当に思いを感じる氷で。他でいちごのかき氷食べるとしても上にいちごがちょんって乗ってるだけなのに値段変わらず7〜800円で出してくれるんですよ。

チヒロ:え! 安い!

おくはら:いちょうの木さんは基本のベースが700円とか800円の氷が多いので。タイトルもすごいおしゃれで“ずんだブルー”とか、“フラミンゴ”っていうタイトルなんだけど、中の構成とかも全部丁寧に手書きで作って書いてて。アイシングのクッキーもあるんですけど同じ物が一個もなくて、全部デザインを変えてたりとか“これ全部失敗しちゃったんだけど当たった人ラッキー”みたいなインスタ載せて告知をしてくれたりとかして。(笑)本当に美味しいし他のかき氷屋さんと大きく違うのはお酒を使った氷があるんですよ。一番下に赤ワインのシロップが入ってる氷とか後は。スパイス系でカルダモンはよく使ってるなってイメージだったりとか。氷とお酒っていう考えが私はあんまりなかったし、あとはカルダモンとかもカレーは分かるけどかき氷にカルダモン? って思ったりとかしてて。新しい発見をいつもくれるのと後は結構わがままも聞いてくれてて…。メニュー表には、一番下に赤ワインですとかブランデーですとか書いてあるんですけど、私自身お酒があんまり強くないのでこれいいねってのがあんまりなくて何回か行った時に店主の方が気付いて“このクリームだったらこれ合うよ”とか教えてくださったりとか、季節限定のメニューもめちゃくちゃあるんですけど大体8種類ぐらいとか? 他に自分でオリジナルのメニュー作れるんですよ!

チヒロ:オーダーメイドOKなんですね。すごいな〜 。

おくはら:何回か食べた事あるんですけど、白玉のお雑煮とか白玉の胡麻ソースがかかってる物とか。結構かき氷好きな子が頼んでるのが、きしめん!

チヒロ:きしめん?

おくはら:きしめんとかも出してて全部それが手作りなんですよ。

チヒロ:すごい!

おくはら:きしめん食べたいなーとか言ってるとちょっと時間が今日はかかるかなみたいな(笑)。

チヒロ:麺まで食べられる。

おくはら:かき氷食べて“寒い! ”ってなったらきしめん食べてみたいな。回復したら、また氷食べてみたいな。そんな感じで凄い居やすいし店主の方も温かい方なんですけど、1人で切り盛りしててお店自体も4人ぐらいなんですけど、私みたいにたくさん食べる人がいるので忙しそうで…。規約があるんでけど、木曜日がお休みでそれ以外は記帳してくださいね。とかWEB予約してくださいね、とか凄い細かく書いてくださるんですね。だけど、それを読まずに情報だけで来た人が、そのまま中に入って来て空いてるのに! という方もいらっしゃって最近の悩みっぽいので…是非みなさん行く時はともこさんのインスタ見て行ってあげて欲しい、本当に!

チヒロ:いちょうの木で検索したらインスタでますか?

おくはら:そうですね。はい! 普段は本当に気さくで…。それこそ、私のこんなわがままを聞いてくださったりとか数年前にかき氷を食べてるだけの画をYouTubeに上げてる時があって。「こっからの方が綺麗だからかき氷がよく見えるから」って(笑) カメラを設置してくれたりとか。

チヒロ:優しい〜!

おくはら:インスタ映えも綺麗で確かにするんですけど、何より味が本当に美味しいので気になる方は行って欲しい!

チヒロ:行きたい! 全然味が想像できない。かき氷は特にわからないですね。

おくはら:そうなんですよ。気になる方は行って頂けたらと思います。(今まで食べてきたいちょうの木さんの写真を投影しつつ)そんな私の2店舗目でしたっ!

ずっとあって欲しいなって思ってるお店です

チヒロ:(笑)ありがとうございます。では、スピードアップして。3つ目が水新菜館という浅草橋にある町中華のお店なんですけど、味も美味しいしマスターが一度会ったら忘れられないキャラの方で。(笑)お店の中はメニューが壁に貼ってあって。これも台東区の取材させて頂いた時に写真撮らせて頂いたんですけど。おもてなしの心が凄くある方で浅草橋で、ランチだといつも行列ができるぐらい人気でテレビにもよく出てるんですけど。2年ぐらい前まで私は派遣で仕事していてどうしても仕事で嫌な気分になる日ってあるじゃないですか。

おくはら:あります。あります。(深く頷く)

チヒロ:帰りとかどうしようかなみたいな。ご飯なんて絶対に作りたくない日なんてあるじゃないですか。そういう時に夫に「ごめん。ご飯食べて来る」ってLINEして駆け込むのがここのお店だったんですけど。マスターがすごい元気なんですよね。扉開けた瞬間に「いらっしゃい」みたいな言ってくれて、女の人だと“レディーさん”って呼んでくれるんですよ。

おくはら:えー! なに~?! 凄い良い!! 呼ばれたいっ!

チヒロ:お姫様扱いしてくれるんですよ(笑) 。もちろん男の人にも優しいから大企業の社長さんとかも通ってる方がいるらしいんですけど。取材してからちょっと距離が近づいて前は「チヒロちゃん」だったのに、最近は「かもめちゃん」って呼んでくれるようになって“かもめと街”やってて良かったなと思いました。

おくはら:かもめちゃん良いですね。

チヒロ:なんか嬉しいですよね。このマスターに会いに来てる感じの人が多くて町中華っていくと9:1ぐらいの割合で女の人ってあんまり少ないじゃないですか。

おくはら:いないですね〜 。

チヒロ:いないですよね。入るのに結構ドキドキするじゃないですか。ここは半々か6:4ぐらいで女性が1人で来る方も多くてやっぱりマスターに惹かれて来るんじゃないかなって。

おくはら:レディーちゃんって呼ばれるなら行きたいってなりますよね。可愛がって欲しい〜って(笑) 。

チヒロ:今はソーシャルディスタンスなのであんまり近くで話せないんですけど、小籠包頼むと「食べ方わかる? 」みたいに聞いてくれるんですよ。分からないって言うと実演してくれて女の子の場合は距離が近くて(笑) 。笑わせようとかサービス精神がすごい旺盛なんですよね、楽しませよう! っていう。それで食べ物もすごく美味しくて。名物はあんかけ焼きそば。結構、油も使ってるはずなのに全然もたれないんですよね。やっぱり新鮮な油とか食材を使ってるんだなってのを感じますね。すごく昔にカップラーメンにもなった事があるらしいんです。

おくはら:えーー!

チヒロ:使ってるオイスターソースがなかなか同じ物が見つからなくて、そこが大変だったよって聞いた事があって。

おくはら:すごーい! 写真で撮っているのに餡がつやっつやで、お野菜もいっぱい入ってて…もう麺が全然見えないじゃないですか! 食べた~いっ!!!

チヒロ:麺も外はカリッと作られてて、中はモチモチの麺で。普通のサイズで980円とかそれぐらいかなぁ。女の人用にレディースサイズで小さいのもあるんですよ。でも普通サイズでいけます。ここは行って欲しいですね。

おくはら:麺も焼いてある? 揚げてある?

チヒロ:揚げも別メニューで確かありますね。

おくはら:えー! 行きたいな~

チヒロ:注文すると、あんかけ焼きそばだと“あん焼き”って言ってるみたいで。通っぽく“あん焼き”って注文したりとか(笑) 。

おくはら:(笑)…言いたいそれは。

チヒロ:ここは結構自粛期間中もテイクアウトとかもされていたりして、勝手にテイクアウトのポップ作って持って行ったりとかしたんですけど、ちょっと心配になって。テイクアウトで様子見に行った時もいつも元気なマスターがやっぱり元気があんまりなくってそれがすごい心配で自粛開けとかもちょこちょこ行ってて浅草橋はサラリーマンの方が多い町なんですね。それで自粛期間はみんなやっぱりリモートで町にも人が居なくて自粛開けてちょっと戻って来たけど自粛期間に行った時は「この状態が2ヶ月続居たらうちも厳しいかも」みたいにおっしゃってて。泣きそうで。何も言えないまま帰ってきて…。ずっとあって欲しいなって思ってるお店ですね。

おくはら:本当そうですね。太陽のようにキラキラした笑顔が見れなくなってしまうと思うと心が痛いですよね。

チヒロ:本当に! この間ぴあから出ていた町中華の本で丸々1ページマスターの笑顔だけのページがあって、愛されてんだな~って思って。きっと、好きな方はいっぱいいらっしゃるんだなって思いますね。

おくはら:お腹空いちゃいますね〜。

チヒロ:ね、お腹空いちゃいますね〜。

おくはら:では、そろそろ。次は今回紹介できなかったお店を紹介するのも良さそうですね。発信するのは1回だけでは伝わらないし、これから何回か重ねていくと“違うお店を紹介したい”っていう、ね? 最初10店舗ってお話ししてたじゃないですか。そこで10店舗あげてみて5店舗に変えて5店舗作っている中でも“このお店もやっぱり紹介したい”とか“今日の感じだとこっちの方が良いかな? ”とかすごい出て来ちゃって今度また定期的にお店を紹介して話す食べログみたいな(笑) 。

チヒロ:話す食べログになりたいんですよね? おくはらさんは(笑)

おくはら:そうなんですよ。今度からはチヒロさんと2人で喋って喋る食べログをやっていきましょう(笑) !

チヒロ:ぜひ、お願いします。(笑)

おくはら:フローラのママみたいなポジションに我々がなって! いつかはマップじゃないですけど、“かもめと街×阿佐ヶ谷ロフトA”みたいな感じで紹介したお店のマップとか作れたら良いですよね。

チヒロ:楽しそうですね。阿佐ヶ谷版とか作りたいですね。この辺もいっぱいありそうですよね。

おくはら:なかなかね、終わる時間も夜中だったりするんで…実は全然お店知らないんですよ。

チヒロ:行けないですよね? なかなか…。

おくはら:また、こんな感じで、ね? 色々できたら良いなって思いますね。

チヒロ:ぜひぜひ!

おくはら:2人で10店舗紹介するはずだったのに今半分の5店舗だけっていう…(笑)

チヒロ:本当にありがとうございました(笑)

おくはら:本日の阿佐ヶ谷ロフトAからの配信好きな店のことを話そう私が惹かれる店終わりにしたいと思います。チヒロさんでした〜! おくはらでした〜

チヒロ:ありがとうございました!

おくはら:ありがとうございました!

Live Info.

好きな店のことを話そう~三軒目~

2020年9月25日(金)
配信時間 20:00-21:30(予定)
視聴チケット代¥500▶https://twitcasting.tv/asagayalofta/shopcart/23792
※アーカイブ視聴期間:2020年10月9日(金)23:59まで

【出演】チヒロ(街歩きエッセイスト / 東京下町さんぽ案内webマガジン「かもめと街」運営)、おくはらしおり(阿佐ヶ谷ロフトA店長)

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