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トップレポート「好きな店のことを話そう〜わたしが惹かれる店」【前半】- 純喫茶への愛が止まらない! そもそも好きな店ってどんな店?

「好きな店のことを話そう〜わたしが惹かれる店」【前半】- 純喫茶への愛が止まらない! そもそも好きな店ってどんな店?

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スクリーンショット 2020-09-01 12.53.59.png2020年7月22日@阿佐ヶ谷ロフトA  好きな店のことを話そう ~ わたしが惹かれる店~
【出演】
チヒロ(街歩きエッセイスト / 東京下町さんぽ案内webマガジン「かもめと街」運営)
おくはらしおり(阿佐ヶ谷ロフトA店長 / 企画構成)

会いに行くこと以上の愛はないと思う

おくはら:こんにちは~こんばんは~。観てますかね? 配信始まったかな? 大丈夫かな? 笑

チヒロ:こんばんは~

おくはら:ご視聴ありがとうございます。今日はチヒロさんと一緒に“好きなお店について話そう! ”という企画になっております。リアルタイムでご視聴頂いている方は是非コメントやTwitterハッシュタグ#好きな店のことを話そう で募集しているのでお気軽にご参加くださいね◎では、早速自己紹介を!

チヒロ:初めまして。かもめと街というwebサイトをやっておりますチヒロと申します。スライドで自己紹介でも大丈夫です?

おくはら:わぁ! ステキっ! ぜひぜひっ! 見たい!

チヒロ:自己紹介とイベント開催のきっかけと、好きな店ってどんな店ってのと、2人の好きな店を5個づつぐらい紹介して、最後みんなの好きな店を投稿してもらったのを紹介しようと思います。ゆる~い感じでお届けするのがコンセプトなので是非、視聴している方はごはんとかお酒を飲みつつ…

おくはら:そうですねっ♪好きなおつまみとか用意して楽しんで頂けたらいいなって思います!

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チヒロ:ちょっと、ざっくりと私の自己紹介なんですけども“東京下町さんぽ案内人”というので浅草育ちの街歩きエッセイストという肩書でやっています。2017年からかもめと街というサイトを運営していまして、今も東京下町に住んでいます。趣味は散歩と読書とコントを観る、なんですけど(笑)

おくはら:(笑)ステキ~!

チヒロ:おくはらさんも凄いお笑いが好きという話で最初盛り上がりましたよね? (笑)

おくはら:ねっ! 凄いしゃべっちゃいましたよね。(笑)

チヒロ:全然、打ち合わせしてなかったですもんね。で、最近の悩みはこういうお仕事とか散歩が大好きなんですけど方向音痴がまるで治らないので…

おくはら:あらっ!

チヒロ:(笑)なんか(方向音痴を治す)お勧めありますか?

おくはら:わたしも凄い方向音痴でグーグルマップとかでピン刺して行くんですけど…まあ、北も東も南も西もわからない。私はこれどっちに向かって走ってるの~? みたいな。全然ダメですねぇ。

二人:(笑)

チヒロ:私もアイフォンずっとクルクルして見てます。

おくはら:誰か! 治す方法分かった方! ぜひ、コメントをーっ!

二人:(笑)

チヒロ:“かもめと街”というのはこういう感じのサイトをやっていまして(スライドを投影しながら)“新しい下町散歩の魅力をエッセイで届ける”というのをコンセプトでやっています。名前の由来をすごくよく聞かれるんですけど

おくはら:あ! わたしも気になっていました

チヒロ:あら! (笑)浅草の隅田川。あの花火大会が有名な隅田川にかもめがいっぱい来るんですよ。

おくはら:そうなんですね~

チヒロ:そうなんですよ~。結構、町中もすごい飛んでて。なので、そのかもめが好きと言うのといろんな街が好きだったのでかもめと街にしました。ジャンルは街歩きでカフェとか喫茶店とか、定食屋さんだったりとか渋いお店が中心なんですけども、そんな感じの情報を発信してます。

おくはら:なるほど~! 勝手なわたしの解釈だったんですけど、“かもめと街”という事でかもめがいろんな所飛ぶから私もかもめみたいに街をいろいろ飛んでいくという事でかもめと街なのかと思ってました! (笑)

チヒロ:あ~それいいですね! 次に使います!

おくはら:やった~っ! (笑)

チヒロ:自分が言ったかのように使いますね◎(笑)朝とかいっぱいいて、 テラスとか散歩するとカモメの大群とよく合います。

おくはら:それを見ながら街歩きもすごく良いですよね。

チヒロ:楽しいですよね。後は、やったお仕事でメインだったのが去年と今年ですけど台東区の広報誌を2年連続やらせて頂いて、街歩きのエッセイとか下町のお勧め情報とか載せさせて頂きました。じゃあ、おくはらさん次お願いします。

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おくはら:あ、は~い! (笑)阿佐ヶ谷ロフトAのおくはらです。3月から阿佐ヶ谷ロフトAの店長という形で毎日今だと配信のイベントとかいろいろ行っている感じですね。気づいたら今年の8月で東京来てから6年目? だって。この前行った下町の食堂とかどうだったけなと思い返すのと同時に“東京来て何年目だっけ? ”って数えてたら、6年が経ったなっていう。でも、その6年間も友達が本当にいない...

チヒロ:え~?! お仕事が忙しかったんですね、きっと!

おくはら:ん~…そうであってほしい。(笑) 友達が本当にいなくて。その時に好きな事とかが純喫茶だったりとか本読むのも好きって事もあって、東京の純喫茶のお店を周りたいなってなって。そこで読書をしたり、コラムを書いたりみたいな感じに今なってますね。

チヒロ:おくはらさんの文章読ませて頂いたんですけど…

おくはら:えーっ! ありがとうございます!

チヒロ:なんか喫茶店の話とかが凄くキュンと来て。

おくはら:嬉しい! ありがとうございます!

チヒロ:ちょっと忘れちゃったところもあるんですけど「会いに行くこと以上の愛はないと思う」みたいな言葉がすごくいいなって

おくはら:ずっと思っている事が普通に仲良くても言葉にしないと伝わらないし、言葉でも会って喋ってもちょっと語弊があったりとか電話で声に出して喋っていても…なんかね。ちゃんと会って“会いたかったよ! ”って言うのが一番いいなって基本的にはお店もなるべく行きたいなって言う風には思っていますね。

チヒロ:いいですね。

おくはら:そんな感じですね~(笑)

チヒロ:元々はアルバイトでここに入られたんですよね?

おくはら:そうですね。

チヒロ:経緯が面白いなと思って。

おくはら:えっ! 大丈夫ですか? 私の話ばかりで。誰も聞きたくないよ、きっと。

チヒロ:そんな事ないですよ~(笑)

おくはら:(笑)そうですね。アルバイトで働いて、その時アパレルの店長とエリアマネージャーをしていたので二足のわらじというか、毎日変化がある仕事でこんなに楽しいんだと思って、気づいたら阿佐ヶ谷の地下に通い続けるって感じですね。

チヒロ:素敵ですね~

おくはら:ありがとうございます(笑)では、早速本題ですね。(スライドを投影しながら)好きな店ってどんな店?

チヒロ:このイベントをやると友達に話した時に「そもそも好きな店ってどんな店? 」って聞かれたんですよ。その時に、考える事があって自分はどこを重視しているのかとか最終的に簡単に言っちゃえば人柄に辿りつくんですけど…どうですか?

おくはら:本当に、そうですよね。結構こう、客として行く側でも難ありの所もあるんですよ、私は。暖かく喋ってくださるのも嬉しいんですけど、大体お店に行く時ってポツンて1人になりたいけど周りの声を聞きたいみたいなタイプだったりするので…

チヒロ:あ、わかる~(優しい眼差し)

おくはら:ある程度の距離感を保ってくれて、他はみんなでワイワイしてるけど、そこはそこでそういうのもアリだよねって思ってくださる、私は結構そこが好きなお店になっているなっていう感じですね。すごい自己中な意見なんですけど(笑)

チヒロ:分かります。すごい常連になるというよりも程よい距離感を保ちながら通いたいみたいな。

おくはら:そうなんですよ!

チヒロ:私もアパレルの販売で店長をやっていたので共通点があるなって思っていたのですけど。その距離に取り方とか自分がお客さんを受け入れる立場だからそうなのかなと思ったんですけど。

おくはら:あ~確かに。それはあるかもしれないですね。チヒロさんは人柄路いうのはどういう感じですか?

チヒロ:そうですねぇ。マニュアルに捉われていないというか、そのままのキャラクターでいる感じの人にすごく惹かれます。

おくはら:スタンスを崩さずに“そのまま”っていう。

チヒロ:ちょっとご機嫌悪いかな? っていう日もあったり(笑)

おくはら:人間らしくて、ね。(笑)

チヒロ:それが凄く良いなと思って。やっぱり、そういうお店にすごく通いたくなっちゃいますね。

おくはら:そのお店ももちろん好きなんだけど、その人に会いたいなってなりません? 今とかなかなか好きなお店に行く事もできない時にふとよぎるのが“あの店長大丈夫かな? 元気かな? ”みたいな(笑) なかなか携帯で連絡先知ってるとかもなく…それこそ純喫茶のマスターとかもあんまりお電話となってもお店の固定のジジジジジーっていう黒電話とかしかなかったりするので営業時間中に電話かけちゃったりしたらちょっとな、ご迷惑かな? と思うと心配なんですけど。

チヒロ:会いたくなりますよね〜。とは言い電話するのも申し訳ないし、じゃあ行くかみたいなね。

おくはら:あとは好きなお店ってなると空間の居心地の良さ? これっていつぐらいのアンティークのテーブル使ってるんだろうとか、そういうのも興味があって凄い気になっちゃうんですよね。今だと、モダンな? コンクリートの? とかインスタグラム見てるとオシャレだなって思うんですけど、それはそれでオシャレで良くていざ自分がホッとしたい落ち着きたいとなると…実家感。特に下町なんでわかると思うんですけど豆かんを発祥した梅むらさん! あそこが本当に実家感。(笑)実家じゃん! って思うぐらい畳の匂いだったりとかカウンターテーブルなんですけど年季の入ってる感じ? 梅むらさんに行くと豆かん食べながら“あ~実家感! ”って思って(笑)すごい好きですね。(笑)

チヒロ:それも良いですよね。

おくはら:ゆっくりしたい方にはお勧めですっ◎

チヒロ:そんな感じですかね。あ、そうだ! このイベントをおくはらさんが声をかけてくださったんですけども、そのきっかけについてお話しして頂きたいなと... 。

おくはら:このイベントのきっかけは、新型ウイルスの影響がやっぱり大きくて。神保町にある餃子のお店だったりとかキッチン南海さんだったりとか神保町に古本屋さんもあるし、よしもとの演劇の会場があったりしたんですね。それで本当にお腹が空いた時は南海のカレーを食べるっていう。

チヒロ:凄いボリュームなんですよね?

おくはら:そうなんですよ!

チヒロ:行きたいなって思いつつ... 。

おくはら:ボリュームあってちょっとね。でも、あれを私ペロンって普通に食べちゃうんですよ。それが大好きで“次神保町に行ったらまた食べたいな”って思っていたら…泣く泣く閉店をしてしまう、そういうのも経営的に厳しい今っていうのも何か少しでも応援できないかなって。それこそ、たくさんの人には知られてないけど純喫茶な方々もコーヒーチケットをWEBで発売してたりとかしていて、SNS上で知ってる人だけが知ってるじゃなくて喋る事で発信できたら良いなって思っていて。でね? ずっとチヒロさんには一年ぐらい前から会いたくて食べるの大好きだし、下町大好きだし、検索したら絶対的にチヒロさんが引っかかるのよ!!!(笑)

チヒロ:そうなんですか? (笑)

おくはら:そうなんですよ! 会いたい! って思っててなかなかどういう形でどういう内容でと考えているとどうしようかなぁ~って。うちは阿佐ヶ谷で下町という下町でもないし、そこでイベントをすると考えてしまったらなかなか企画を詰める事ができなくて。で、今回のことを受けて“このタイミングじゃないか! ”っていう。少しでも配信なんで全国に世界中の人たちにどういう状況だったり、どういうお店が好きなのかなとかお店は今こういう状況ですというのを伝えつつ、好きな方には感染予防バッチリして行って頂けたら嬉しいな~って。少しでも好きなお店を守る事ができたら良いなって思ってこの配信で声をかけさせて頂きましたっ! (笑)

チヒロ:ありがとうございます。Twitterでお店が切羽詰ってる感じ、自分の好きなお店がなくなっていっちゃうからお話ししたいですってDMを頂いて。その前に2月に私がかもめと街歩きZINEというのを作ったんですけど。自主制作でこれをマニアフェスタっていうイベントで出店していたら阿佐ヶ谷ロフトAでアルバイトしているという女の子が買いに来てくださって…「店長来れないので私が買いに来ました」って(笑)

おくはら:いや、本当その節は(笑)

チヒロ:改めて、お礼言いたいなと思いまして。ご連絡したいなと思いつつ、なかなかご連絡できてなかったので凄い嬉しかったです、お会いできて。

おくはら:私の方がすごい嬉しいです! (笑) そんな経緯があっての今になりますからね~

チヒロ:また感染者が増えてきちゃったのでこれで聞いて“今すぐ行って! ”と言いたい所なんですけど... 。

おくはら:今はちょっとねぇ。難しいですからね。でも、それこそ純喫茶とかトロワバグさん。神保町にあるトロワバグさんとかはコーヒーチケット販売してて期限とかは無期限でやってたりして、営業時間短縮したりとか、あとは本当に席数減らして営業とかって所もあるので、元気で大丈夫な方だけかな? っていう…

チヒロ:(笑)ね? ランチだけなら遅い時間に人が減った頃を見計らって行って頂くとか?

おくはら:あとは神田にある純喫茶のエースさんはテイクアウトをやっているのでのりトーストとか家とかここで一度作った事あるんですけど全然味が違う!

チヒロ:そうなんだ。

おくはら:本当に味が違う!

チヒロ:のりとお醤油だけでしたっけ?

おくはら:そうなんですよ。だから、テイクアウトでぜひ! ぜひ!

チヒロ:私も何かできないかなと思って喫茶店の通販いくつか買わせて頂いたんですけど神保町ラドリオさんとか、ラドリオのロゴマークが入ったシールが売ってて。それか上野の珈琲王城さんがお店で出してる黒糖生姜のパウダーというのを通販で売っててそれを買わせてもらって、それを買わせてもらっただけでも充分なのに割引チケットまでも入れてくださって…なんか、いいよ~って(笑)

おくはら:大丈夫! 大丈夫! そういうのは! みたいな、ね? (笑)

チヒロ:全然お金はないけど支援しているから返そうとしなくて良い。みたいな(笑)ちょっと思っちゃいますよね。いろいろやってくださって。

おくはら:何かしらの形で支援していきたいですよね。

チヒロ:あら、もう20分も経っちゃいましたね...!

おくはら:早速、チヒロさんの好きな店を私は聞きた~い!

マスターとかお母さんの働く姿とか雰囲気を味わって私も頑張ろう

チヒロ:(スライドを投影しつつ)五個できたらご紹介したいなと思っていて一つ目は銀座ブラジル浅草店。二つ目がフローラ。本所吾妻橋ってご存知ですか?

おくはら:え? 東京ですか?

チヒロ:(笑)東京なんですよ。浅草の隣で。スカイツリーの近くなんです。あの辺あんまりネットにもないんですけど結構古い喫茶店がポツポツあるんですよ。

おくはら:そうなんですね。初めて聞いた!

チヒロ:後は浅草橋の水新菜館っていう町中華のお店で次も町中華で錦糸町にある菜来軒。五個目がYATOという両国にある本屋さんをご紹介いたいなと。

おくはら:全然…私は町中華も好きは好きなんですけどそんなに行く事はないので、どんなお店なのか本当に気になっちゃう。

チヒロ:嬉しい。連れてきたいですね!

おくはら:気になる。行きたーい!

チヒロ:では、一つ目が銀座ブラジル。ブログやSNS見てくださってる方は…この話ばかり話してるんですけど。

おくはら:かもめと街(ZINE)の所にも紹介ありますよね?

チヒロ:そうなんです。元々去年の2月に台東区の広報誌やらせて頂いた時にブラジルさんを取材したのが初めてで。そこで1ページのちょっとだけ書けば良い取材だったんですけど結構ガッツリお店の歴史など一時間ぐらい教えて頂いたんですよ。あまりに感激してこれは私だけに留めておくのはもったいないと思って、字にしてみなさんに少しでも伝えようと思ってやったお店なのでちょっとここはじっくりと…

おくはら:じっくりいきましょう! (笑)

チヒロ:十年ぐらい前から通ってるんですけど…“銀座ブラジル浅草店”って聞くとどこにあるんだよみたいな(笑)

おくはら:確かに。浅草なのに銀座? ブラジル? っていう(笑)地名がいっぱい並んでますもんね。

チヒロ:新仲見世っていう浅草の大きい商店街のビルの2階にあって。結構、子供の頃からそこの道はよく買い物とかで通ってたんですね。2階って入りづらいじゃないですか。子供の時だったので喫茶店の古い感じだったりとか味がある感じとかにそこまで惹かれてなくて、十年ぐらい前から雑誌のPOPEYEが特集をするようになって良いお店だと大体ブラジル載ってる感じなんですね。それがきっかけで通いだして、元々ブラジルって銀座で創業して浅草が2号店だったそうなんですよ。

おくはら:なるほど。それで“銀座”ブラジルなんですね。

チヒロ:そうなんです。今、残っているのは浅草店のみでブラジルっていうのはコーヒー豆をブラジルから輸入していたからこの名前になったそうなんですね。

おくはら:へぇ~そういう名前の由来なんですね。

チヒロ:そうなんです。で、浅草のオープンが1963年で今のマスターが3代目なんですね。ちょっと写真が...

おくはら:(写真を見ながら)すてき~!!!

チヒロ:マスターがプロサーファーを目指していたりしていて…

おくはら:あら! ダンディ! ステキ、渋くて!!!

チヒロ:(笑)最近、読んだ十年ぐらい前の本にたまたまブラジルさんも載っててそれ読んでいたらお店を続けるために副業でタクシーの運転手もやってたみたいで。それ程熱い思いを持ってお店を続けてらっしゃるんだなっていうのが最近感動しましたね。マスターのお母さんも凄い若くて今八十歳なんですけど全然元気なんですよ。

おくはら:なんか喫茶店の方とかって凄いパッションあってめちゃくちゃ元気じゃないですか?

チヒロ:元気ですよね。自分達の方が負けてる…。

おくはら:本当に! そうですよね。それで元気枠で紹介したなっていうのが虎ノ門にあるヘッケルンさんがジャンボプリンをコーヒー付きで700円とかでだしてるんですけど開けた瞬間に『いらっしゃい! 』って(笑)マスター森さんていうんですけど、森さんがもう笑顔――――! っていう(笑)太陽の笑顔―――! っていう120%の笑顔で『いらっしゃい! 』って迎えてくれて。で、『ようきたな! ここ座れ! 』って(笑)で、メニューはいつもので大丈夫? って。私、大好きなんですけど…この6年間で行ったの6回ぐらいなんですよ。年に1回ぐらいかな? って感じなのにいつもので良いの? って言われて(笑)

チヒロ:凄い!

おくはら:いつもの覚えてえるのかなって思っていたらアイスコーヒーでしょって言われてアイスコーヒーとジャンボプリンが出されて「正解っ! 」みたいな。(笑)

チヒロ:喋ったりするんですか?

おくはら:森さんが本当におしゃべりなの「で今日の天気はどうだよね〜」とか「このプリンを作るのにはどのぐらい時間がかってどのぐらいでできるんだよ」とかずっとしてくださるんですよ。

チヒロ:そうなんんだ〜。ちょっと前に友達と行ってその時は2人だったのでただマスターの事をあの方がプリン作ってるんだとか見てただけなんですけど。そんな感じなんだ〜。

おくはら:そうなんですよ。そのぐらい純喫茶とか、それぞれ愛がある人は元気ですよね。

チヒロ:元気ですよね~! (笑)なんか子育て終えて五十歳から働いてるらしいんですけど、本当に元気でキビキビと声も通るしこっちがボソボソ話してても聞いてくれるし。

おくはら:え、会いたーい!

チヒロ:凄い素敵なんですよ。昔の喫茶店て内装に凄いお金をかける感じだったらしくてカウンターも上がなだらかなカーブになってるんですけどギターをイメージして建築デザインしたと聞いて。

おくはら:本当に店内もステキ…! 凄いですね! (写真に食いつきながら)

チヒロ:凄いですよね。

おくはら:そこまで全部拘ってというのも凄いですよね。

チヒロ:上にあるライトも一つ一つ吹きガラスで作ってあるので、結構手間とお金がかかってるみたいです。看板メニューはチキンバスケットとカツサンド(スライドを投影しながら)。

おくはら:えっ?!(カツの厚みが)パンと同じ厚さありますよね!!!(パンもとっても分厚い)あ~お腹空いちゃう…。

チヒロ:(笑)ランチだと、トーストとフライドチキンとにんじんのピクルスが乗った大きいトーストがBランチなんですけど、それが凄くおすすめですね。セットで1000円ぐらいかな?

おくはら:結構パンもしっかり厚いのに…

チヒロ:お腹いっぱいになります。

おくはら:そうですよね。

チヒロ:最近、全部完食するの厳しいから朝ご飯抜いてランチから始めるぐらいの気持ちで行ってます。(笑)

おくはら:わかります。(笑)

チヒロ:多いですよね? 喫茶店のメニューって。

おくはら:凄い盛ってくれてるのかな? って思っちゃうぐらい、ボリューム満点ですよね。値段も純喫茶とか安かったりするじゃないですか。さっきも言ってた神田のエースとかのりトースト210円とかなんですよ。にもかかわらず、パン8枚切りとかが全部で4枚使われてるんで…結構(笑)

チヒロ:まだあるみたいな。(笑)

おくはら:そうなんですよ。(笑)お腹いっぱいだぞ? もう。みたいな。でも、食べちゃうぞって!

チヒロ:ちょっと頑張って最後食べるぐらいの量ですよね。

おくはら:(写真を見ながら)凄いですね、パンもホワホワしてそうなパンで。

チヒロ:パンも外側がカリッとしてて中はふんわりしてて。結構浅草の喫茶店ってペリカンのパン使ってますという所多いじゃないですか。良く聞かれるらしいんですけど、ここはペリカンのパンじゃなく昔銀座ブラジルで働いてた方が自分でパンを作っててその方にお願いして作ってるそうなんですよ。

おくはら:じゃあ本当に今は銀座ブラジル浅草店でしか食べられないという事ですよね。

チヒロ:後継者がいないからこれからどうしていくかみたいな。去年初めてお話聞いた時に聞いて、いつか食べられなくなったらどうしようと毎回思いながら食べてます。

おくはら:本当にどこのお店もお店の味っていうのがあってお子さんだったり友人だったりが継いでくれるとずっとありますけど、その代で終わってしまう事があるかも知れないと思うと本当に一品一杯をめちゃくちゃ味わうみたいな。

チヒロ:本当にいつお店が無くなるかみたいなのは常に行く度に危機を考えますよね。

おくはら:(カツサンドに夢中)このカツは2枚ですか?

チヒロ:そうなんですよ。2枚入っててしかもどっち側から食べても良いようにチキンの脂身部分が交互にサンドされてるんです。

おくはら:凄い心遣い! キャベツもこ~んなにっ?!

チヒロ:そうなんですよから! ちょっとトマトベースのソースが入っててキャベツの千切りも一枚ずつ外して芯をとってから千切りにしてるそうなんですよ。凄い細かくなってて食べやすくてこないだ久々に行った時にカツサンド食べてキャベツの細やかさに感激して夫にこれ家でやってよって言ったらお前がやれって言われて(笑) それぐらい本当に繊細で。

おくはら:凄い!

チヒロ:結構、手間暇かけてるので混んでると一時間ぐらい待ったりとかも。

おくはら:そうですよね〜。私、びっくりしたのがなんとかサンドとかお願いした時に中が焼けてなくてそのまま具材を載せて表面の両サイドだけ焼いて、ホットサンドみたいな形だったりとか多いなと思ってる事が多くて。トーストされてない状態のサンドイッチ? …これは両面トーストしてますよね?

チヒロ:して、ますね。

おくはら:トーストしてから挟んでいるという事に凄く衝撃で。

チヒロ:確かにね。そうですね。

おくはら:凄く丁寧な作り方をしてるんだなと…!

チヒロ:これを食べに西麻布のフランス料理のシェフも通ってる、というのはブラジルの入り口に新聞の切り抜きが貼ってあって知ったんですけど“シェフも通うぐらい美味しいんだ”という事にびっくりしましたね。

おくはら:あんまり、他のお店同士とか同業者だから行かないよという方もお話し聞いてたりするといらっしゃるんですけど…凄いですね!

チヒロ:味が素晴らしい。喫茶店ってボリュームとかレトロなご飯が食べられるとかが良いみたいに今はなってるじゃないですか。ここは味が洋食屋さんみたいなのでまたここに行きたいなってなりますね。

おくはら:そう思われるお店ってやっぱ凄いですよね。おいしそう…。(カツサンドの写真しか見てない)

チヒロ:もう一個のチキンバスケットの方もジューシーなんですけども後味がさっぱりしててささみを使ってるのかなと思ったんですね。でも、胸肉を使っててあえて斜めにカットして筋を逆に切る事でお肉が柔らかくなるそうなんですね。胸肉ってパサつくイメージあるじゃないですか。全然しっとりしてて。

おくはら:食べた〜い! チキンバスケットの下にもトースト…ありますよね?

チヒロ:あります。あります。

おくはら:それもびっくりですし〜。

チヒロ:レモンとか付け合わせのポテトのカットも凄く綺麗で。どうやったらこんなに綺麗に作れるんだろう、と毎回感激しますね。

おくはら:すっごいボリューム満点ですね。トーストを丸々一枚を半分に切ったものとチキンが3、4個ありますよね?

チヒロ:夜はやってなくて、朝から17時ぐらいまでなので夜食べたい感じもしますけど昼もビールがあったのでお酒飲める方はビールとチキンバスケットでっていうブランチもいいなと思いました。

おくはら:純喫茶って朝早くて、夕方17時とか遅くても18時には閉まるみたいな。それで結構ボリューム満点という所に私は救われてて。どうしても今のこの仕事とかだと遅い時間に終わってそのままカップラーメンとか結構な量を食べちゃうんですよ。でも、休みの日になると明日は朝からあそこの喫茶店に行ってアレを食べてその分を歩いて消費してみたいな(笑)。逆に夕方ぐらいに終わるっていうのも、仕事普通の人とかだとそのぐらいに終わるんですよね? きっと。そのぐらいから行くって事はできないとは思うんですけど、凄い健康的な生活をお店の方のおかげで送れてるなって思っちゃいますね。

チヒロ:そうですね。夜やってないから早く行って味わおう! みたいなのありますよね。

おくはら:このチキンバスケット食べたら元気で街歩きとかもできちゃいますよね。

チヒロ:できます、できます。(笑)その、作り置きをしないというのがポリシーみたいで手を抜かないのが良いなとすごい思いますね。

おくはら:すごいですね。ほぼ毎日営業している中で、大きいチェーン店とかは後は火を通すだけとか後はレンジでチンするだけぐらいなのかなと思っていたんですけど…どんなに忙しくても作り置きをしないは、凄いですね。

チヒロ:凄いですよね。もっと回転率とか上がるようなメニューとか作れば儲かるんじゃないですかね? どうしてそういうやり方でやってらっしゃるんですか? というのを素人目線で聞いてみたら、「目先の利益を上げればその時は儲かるけど続かない」と言われて。それで潰れてきた店をいくつもみてきたからと言われて昔の喫茶店ってちゃんと作るのがベースだったみたいなんですね。だから、そうしてるだけって言われて。“そうしてるだけ”って言えないような、手間暇かかってるのにそう言えちゃうのがかっこいいなって。

おくはら:本当ですね。凄いな〜。

チヒロ:ゆっくりしに行くというよりもマスターとかお母さんの働く姿とか雰囲気を味わって私も頑張ろうみたいな気持ちになる感じですね。

おくはら:本当にチヒロさんからお話を聞いて行こうってすごい思うんですけど行ったらなんか店主と奥様の生き様をすごい感じるんだろうなって。それを思いながらチキンバスケットを食べたらどんなに美味しいんだって言うところを想像してたら…すごいよだれが出てきちゃった! (笑)

チヒロ:行って欲しいですね〜(笑)

おくはら:すごい素敵銀座ブラジルさん。定休日とかあるんですか?

チヒロ:定休日は毎週水曜と後たまに木曜がお休みだったりするんですよね。月に1回か2回かな。ぜひタイミング見計らって行ってみてください~! …これ、結構しゃべっちゃいますね。(笑)

おくはら:愛が止まらないから、本当に! 溢れちゃうのよ。(笑)

チヒロ:じゃあ、次はおくはらさんに。

満足しない! 1個じゃ足りない…!

おくはら::はいっ! まだ、観てるよ~って方がいらっしゃいましたらコメントもぜひ! 私が大好きなお店を紹介したいと思いま~す! じゃんっ! (スライド登場)

チヒロ:ここはなんですか?

おくはら:今もうマツコの知らない世界とか本当に最近一気にメディアに露出している方なんですけど、“かき氷の女王”と呼ばれている方がいるんですね。その方が作るかき氷が大好きでファンになっちゃって。そこのかき氷を“魔法のかき氷”という形で紹介したいなと思っていて。氷舎mamatokoさんというんですけど、そこに行く時以外降りないんですよ。

チヒロ:中野新橋? 行った事ないな。

おくはら:他に何もない…いや、何もないと言ったら失礼なんですけど...(笑)。

チヒロ:住宅街?

おくはら:住宅街ですね。降りてすぐに昔からやってるたばこ屋さんがあって後ちょっとパチンコ屋さんがあって本当に住宅街の中を練り歩いて行くとこの緑色の扉があるんですけど、大きいお店とかではなくてちょっと小さめなお店になってて中もカウンター席で今は4席とかにして間隔を広げて、後はテーブル席1席という感じで本当に少人数でって感じのお店なんですね。モニュメントとかは店主さんがラピュタとかジブリ系の作品が好きで店内も結構ジブリの置物とかある感じで緑が基調となってるんですよ。

チヒロ:ちょっとメルヘンな感じですね。

おくはら:そうなんですよ。そのかき氷の女王・原田さんっていうんですけど原田さんがかき氷好きになったきっかけとかもあって今現在も年間1,800杯とか1,000杯は超えてて。毎年更新してるんですよ。その何百という数字が年々上がってるっていうくらいかき氷を主食にしている方。

チヒロ:一年365日ですよね? 1,800?

おくはら:1,800。もしかしたら今はもう超えてるかもしれないんですけど。そのぐらい本当にかき氷をずっと食べている方で。インスタグラムで見てたらその方すごい上げてる! というのを知ったのが2016年とかで。その後行ってみようと、いろいろ行き始めたら今まで食べてたかき氷ってなんだろうっていう衝撃? を私受けて本当に最近は行けてないですけど行ってる時は週2~3回行ってかき氷を3、4杯食べるみたいな?

チヒロ:1人で? すごいな〜。

おくはら:私も年間365日中師匠…原田さんには及ばないですけど300ぐらいは食べ歩いてるんですね。

チヒロ:すごい!

おくはら:かき氷って…屋台のイメージあったりしません? イチゴのシロップとかちょっと、ジャリっと夏場食べてあ~頭痛い! みたいな。(笑)それが、本当になくて! どんなに食べても頭も痛くならないしキーンともしないし。それで、原田さんのお店ですごい衝撃を受けたのが…去年の春に出していたメニューで。春かぶの紅白マリネと食用菊とはちみつ酢れもんなんですけど、かき氷って甘い物という固定概念があったのですけど、かぶ? っていう(笑)。しかもマリネで普通にサラダっぽいさっぱりした味わいなんですよ。

チヒロ:えー!

おくはら:色味も白のかぶだけじゃなくて、赤くなるように紅白のマリネとしてそれぞれつけ込んでたりとか。赤と白だと氷と境目がないという事で食用の菊を添えてくれたりとか。甘いだけじゃないかき氷に初めて出会って。

チヒロ:サラダみたいですね。

おくはら:そうなんですよ。はちみつ酢れもんってあるんですけどそれも甘すぎなくて本当にサラダ感覚! だけど、蜂蜜の甘さがあって“かき氷として成立する”っていう感動!!!

チヒロ:その下に氷あるんですか?

おくはら:そうなんです! ちょうど赤と白の下のところにもわもわもわって盛ってあるのが氷で、大きさもバスケットボールよりはちょっと小さめっていうぐらいの氷なんですけど。本当に衝撃すぎて。色味も綺麗ですし、かぶを食べても中の方にも工夫があって、レモンのクリームっぽいのが入ってたりとか、本当に最後の最後まで楽しめる。

チヒロ:斬新!

おくはら:屋台の氷だと上から食べていって、下の方は水みただし…薄まった氷シロップ飲んでるみたいな。それが全然なくてあっという間完食しちゃう! 本当にね、感激なんですよ! (笑)他にも和栗のグラッセが乗っている氷とか。春の桜の時期と和栗の時期に私とんでもなく出没するんですよ。栗に関しては…もう…。(笑)大体いつも春と秋以外だと1日行って3つ頼んで、全部違う種類頼むんですけど栗に関しては1日行って4杯全部同じメニュー(笑)。

チヒロ:えー! 和栗4杯お願いしますみたいな感じですか?

おくはら:そうです! そうです!

チヒロ:そんな人います(笑)? 4杯食べないと満足しない?

おくはら:満足しない! 1個じゃ足りない…! (笑)元々私栗系のお菓子とかあんまり好きじゃなくて。普通の茹でた栗も食べるのがめんどくさいなとか。お菓子として加工されてしまうと変な甘みがしちゃってちょっと嫌だなって思っていたんですけど、原田さんに栗あるんですね。食べてみたいんですけど私苦手なんですよね。って話をしたら「多分、大丈夫だと思う」って。挑戦してみたらって言われて... 。栗自体も4Lサイズあってすごい大きいの! 市場だとL Lサイズの栗なんですけど、原田さんの所は4Lサイズって言って一口じゃ食べられないぐらいの栗を仕入れてて、その栗も1個づつ丁寧に剥いて全部仕込んでるっていう。

チヒロ:すごいな〜!

おくはら:クリームとかソースと全部一から作ってて。

チヒロ:お一人でやられてるんですか?

おくはら:一昨年ぐらいからサポートのスタッフさんの方がいらっしゃるんですけど基本的にはもうサポートの方は注文とるだけ、原田さんが1人で氷を削るそれで盛り付けてくみたいな。本当に原田さんの作る氷が大好きすぎて、好き嫌いが激しかった私が唯一、酒粕も原田さんのお店では食べられるんですけど他のお店でも挑戦しようと思ったら全く駄目だったりとか。結構いろんな意味で…氷の魔法がすごい!

チヒロ:かき氷で苦手な物克服するってすごいですね。

おくはら:それが本当に衝撃的で。今メディアとかいろいろ出ている中でもいろんな声があったりするんですけど、原田さんもお客さんとすごい喋る方ではないので、その中でも最近だと半年ぶりぐらいにお店にお邪魔したんですけど、「あ! 久しぶり〜」と声かけてくださったりとか、多分私もったりした感じのかき氷が好きで、「あそこのお店のかき氷好きな感じだと思うから行ってみて」とか。本当に“ありがとうございます”みたいな(笑)。

チヒロ:自分のお店のライバルになる訳じゃないですかかき氷屋さんて、それなのにちゃんと教えてくれるって素敵ですね。

おくはら:そうなんですよ〜。(師匠の作るかき氷をスライドですべて見せながら)私の仕事が基本地下だったりするので、季節の変わり目とかウトかったりするんですよね。それもかき氷によって今こういうのが旬なんだなって。これってこういう食べ方もするんだなとかすごい学ばせてもらっていて、クリームとかも面白くて白味噌とミルクのかき氷というのがあったりして。

チヒロ:甘しょっぱいんですか?

おくはら:そうなんですよ。甘じょっぱいんだけど、食べた後そんなに残らなくて、本当に氷という感じの。(笑)

チヒロ:すごい! お腹いっぱいにならないんですか?

おくはら:…水なんで! すぐに(笑)今年だけだと原田さんのところで60何杯とかですね。

チヒロ:これ1杯大体おいくらぐらいなんですか?

おくはら:1杯大体1,000円ぐらいです。

チヒロ:え! 意外とお手頃ですね。

おくはら:そうなんですよ。でもやっぱり一番お値段がするっていうかき氷だと他のお店になるんですけど…3,150円がこの前出会ったかき氷で一番高かったですね。

チヒロ:すごいですね。豪華なやつ。

おくはら:そうなんです。(にやり)でも、数年間値段変わらないなという所はほとんど700円800円とかですね。

チヒロ:去年の年末に名古屋の友達がかき氷が大好きでクリスマス限定のかき氷を食べに渋谷まで来るっていうのがあって一緒に行かせていただいた事があってみんなかき氷2、3杯頼むんですよね? 普通に、ひとりで。

おくはら:頼みます! はいっ!

チヒロ:それが信じられなくて。なんだこの世界はみたいな(笑)。

おくはら:種類が多いんですよね、まず。種類が多いし、その時期しか食べられない物が多かったりするんで、これを逃したら次ないかもしれないとか思うと欲張っちゃうんですよね。(笑)

チヒロ:そうか〜! 季節限定が多いですよね。

おくはら:あと、本当にその味が好きだと何杯でも食べられるっていう。さっきまで食べてて駅向かう途中に…“あ、待って! もう一杯食べれば良かったーっ! ”って(笑) 。

チヒロ:すごいな(笑) 。

おくはら:そういう思いを抱えながら私1日の休みが基本かき氷屋さん巡りで潰れるんですけど、次あそこのお店行ってあれとあれ食べよみたいな(笑)。季節限定とかもあるのでちょうどこの時期もだんだん暑くなってくるので行ってもらえたら嬉しいです。ちなみに今めちゃくちゃ混んでて開店10分前ぐらいに行ったらいつもだと2、3番目ぐらいの列の並びだったのが10何番目とかになっててやっぱり暑いとみなさん行くと思うので、開店時間の15分ぐらい前に行った方が良いかなって思います。

チヒロ:お店は何時からなんですか?

おくはら:時間は平日は14時から、週末が13時からで18時半ぐらいラストオーダーと書いてあるんですけど、なくなり次第終了の事が多いので早めに行くのがおすすめですね。

チヒロ:早めに行った方が良いですね! それは。

おくはら:みなさんはお腹壊さない程度に食べてもらえたら良いかな? と思いました!

チヒロ:ありがとうございます~

おくはら:私の好きなお店氷舎mamatokoさんでした。これでまたチヒロさんにバトンタッチをしましょう♪もうさ~ずっと喋ってられる! 楽しいっ! 嬉しいっ!

<イベントレポート後半へ続きます>

Live Info.

好きな店のことを話そう~三軒目~

2020年9月25日(金)

配信時間 20:00-21:30(予定)
視聴チケット代¥500▶https://twitcasting.tv/asagayalofta/shopcart/23792
※アーカイブ視聴期間:2020年10月9日(金)23:59まで

【出演】チヒロ(街歩きエッセイスト / 東京下町さんぽ案内webマガジン「かもめと街」運営)、おくはらしおり(阿佐ヶ谷ロフトA店長)

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