東京を拠点に活動する4人組ノイズ・ロック/シューゲイズ・バンド、killmilky(キルミルキー)が1stフルアルバム『生きたい』を4月23日(水)にリリースする。本作は2024年に4ヶ月連続でリリースしたシングル4曲のアルバム・ミックスを含む全13曲入りで、バンド初の全国流通盤となる。
killmilkyは、2020年に小森まなこ(Vocal / Guitar)を中心に結成。2022年4月に1st EP『If you kill milky me』、2023年7月に2nd EP『虚構のサンクチュアリ』をリリース。耳を埋め尽くすようなノイズ・ギターの苛烈な轟音、その隙間から響き渡る小森まなこ(Vocal / Guitar)の凛としたヴォーカル、そして狂気と情念を淡々と鳴らすようなアンサンブルが特徴。そこにはバンドのメイン・コンポーザーであり、文学作品への造詣が深い中野ち子(Guitar)の思想やフェティシズムも色濃く反映されている。
これまでにリリースした2枚のEPでそうしたスタイルを確立してきたが、今作では水や金属などの環境音、ピアノの音色、あるいは隙間を活かすようなアレンジなど新たな方法論も取り入れ、killmilkyが作り出す音の世界は広がり、しかしさらに強固なものとなった。中野は「これが遺作になってもいい」という気持ちで自身の思想や芸術と向き合い続けたという。その結晶が今作である。
跳ねるようなメロディと全面に渡って鳴らされる轟音が心地良い「なにもかも月に似ている」、トリッキーに変容するギターが鮮烈な印象を与える「シニフィアンが溶け出す」、激情ギターが空間を引き裂く「ふかんぜん」、コントラストが激しいアンサンブルとノイズで聴く者を追い立てる「メロンの味」、中盤のポエトリーリーディングが印象的な10分超の大作「脆い」など、バラエティに富んだ楽曲を収録。自己とそれ以外の境界が曖昧になり続け、ただ音に包み込まれ、全ての意味さえも無に収斂していく。それでもこの世界で生きたいと願うのはなぜなのか。killmilkyとしての美学が詰め込まれた渾身の1枚。
なお、本作はこれまでと同様にレコーディングからミックス/マスタリングに至るまで、全てセルフ・プロデュースによって制作。また、既発シングルの「シニフィアンが溶け出す」「あいまいなフィギュール」「意味のないシーニュ」「トレ・ユネールがあいまいになって」はアルバム・ミックスとして新たに収録される。
【killmilky(キルミルキー)プロフィール】
小森まなこ(Vocal / Guitar)|中野ち子(Guitar)|わだ(Bass)|★(Drums)
東京を拠点に活動する4人組バンド。苛烈なノイズの轟音と、その隙間から響き渡るヴォーカルで、狂気と情念が渦巻くサウンドを淡々と鳴らす。
商品情報

生きたい
発売日:2025年4月23日(水)
レーベル:killmilky
フォーマット:CD / Digital
収録曲:
1. 美しい日々
2. なにもかも月に似ている
3. シニフィアンが溶け出す
4. ふかんぜん
5. あいまいなフィギュール
6. 意味のないシーニュ
7. メロンの味
8. きみはすこし
9. 轢かせる
10. いつか夢からさめて
11. 脆い
12. トレ・ユネールがあいまいになって
13. この世界を信じる理由