Photo by Neo Sora ©2020 Kab
2009年にリリースされた坂本龍一のcommmons移籍第一弾ソロ・アルバム『out of noise』のリマスター盤『out of noise - R』の発売を記念して、commmons YouTubeチャンネルで『playing the piano europe 2009 - Limited Edition』のプレミア上映が決定した。
2009年10月から12月の約2カ月間、ヨーロッパ6カ国27公演が行なわれたヨーロッパツアーを収録した『playing the piano europe 2009』。教授が「天から何か降りてきた」と語った完璧な演奏を収録した貴重な映像作品(*この放送にあたり本編一部が編集されている)。
配信日:2024年9月27日(金)20:00~
commmons YouTubeチャンネル:https://youtu.be/WpNkbz42g-g
*アーカイブは残りません。
『out of noise - R』リマスター盤は、坂本龍一本人が残したディレクターズカット版データを新たにマスタリングし、タイトルに「- R」が追加され、アナログレコード、CD、配信で発売。全曲インストゥルメンタルの静かな作品で、オリジナル・ソロ・アルバムとしてはシンセサイザーを一切使わない初めてのアルバム。
ピアノ、自然音を主体に、ゲストにイギリスの古楽演奏グループのフレットワーク、笙奏者の東野珠実、雅楽の南都晃耀会に小山田圭吾、清水ひろたか、高田漣、クリスチャン・フェネス、ロブ・ムースら多彩なジャンルの弦楽器奏者が招かれている。
アルバム制作中に訪問した北極圏での体験に強く影響を受けた「disko」「ice」「glacier」も収録。「glacier」は後に映画『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督:2016年)、「hibari」は『怪物』(是枝裕和監督:2023年)劇中にも使用された。