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映画『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』
出演:頭脳警察
監督・編集:末永賢
企画・製作プロダクション:ドッグシュガー
製作:ドッグシュガー、太秦
配給:太秦
2020年/DCP/モノクロ・カラー/スタンダード・ビスタ/5.1ch/100分
新宿K's cinemaにて1週間限定上映決定!
2023年7月15日(土)より連日14:20~
【STORY】曇天の埼玉・所沢公園に向かうPANTA(中村治雄)。そこは彼にとって幼少の日の思い出が詰まった場所だった。かつてここに米軍の基地があった頃、PANTAの父が日本人職員として働いていたのだ。一方、PANTAとほぼ同じ頃に東京で生まれたTOSHI(石塚俊明)。彼の父は有名企業の労組委員長だったが、なんと会長令嬢と駆け落ちする。そのふたりの間に生まれたのがTOSHIだった。PANTAとTOSHI、同じ頃に生まれたふたりは、戦後の迷走する潮流のなかでそれぞれの胸に反骨心と音楽への憧れを育てていった。そしてふたりは17歳のとき、とある「農協パーティー」で出会うことになる。1968年、18歳のふたりを待ち構えていたのは、吹き荒れる学生運動の嵐だった。次の年が明け、東大闘争の鎮圧によってその暴風がようやく静まろうという頃、ふたりは再会。そして、1969年12月、“頭脳警察”を結成する。“頭脳警察”は反戦・反体制運動が激化するなか、その過激な歌詞と自由なメロディによって、運動に参加する若者の圧倒的な支持を得ることとなった。のちに“革命三部作”と呼ばれる「世界革命戦争宣言」「銃をとれ」「赤軍兵士の詩」は、鬱屈した社会情勢に抑圧された若者の心情にまさに共鳴する“詩”として享受されたのだった。しかし、やがて彼らはもっと純粋な音楽への探究を模索し始める。本当にやりたい音楽を追究するためには、大衆に支持された現状が足かせとなっていったのだ。そして、1975年、彼らは大衆の圧倒的な支持を背にステージを降りてしまう。頭脳警察から放たれたPANTAとTOSHIは、それぞれの道を歩みながら、以後、離合集散を繰り返し、その都度、“頭脳警察”もまた進化し続けてきた。そして、現在、日本のカルチャーシーンに対して、“頭脳警察”はどのような答えを導き出すのか。閉塞する“今”の時代だからこそ、彼らは絶景としての“未来”を思い描いた。“頭脳警察”の闘いは、この時代を生き抜くための力を、私たちに与え続けるに違いない。