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ユネスコ無形文化遺産、阿寒湖「アイヌ古式舞踊」がリニューアル! 阿寒湖アイヌの歌、踊り、祈りを、祭具「イナウ」をベースに再構築!

2021.03.21

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アイヌ文化の普及啓発活動に取り組む阿寒アイヌ工芸協同組合と釧路市は、 アイヌ文化への注目が国内外から集まる中、 より多くの方々がアイヌ文化に触れ、 より深く理解してもらうため、 阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」の演目「アイヌ古式舞踊」をリニューアルし、 新たな「アイヌ古式舞踊」として、 3月21日(月)より公演を開始。
 
新たな古式舞踊は、 阿寒アイヌ工芸協同組合理事の床州生が舞台監督を務め、 企画は、 秋辺デボ、 渡辺かよ、 平良智子を中心に、 脚本・演出はクリエイティブディレクターの坂本大輔が担当。 事のはじまりの時、 アイヌが必ず行う儀式「カムイノミ」で用いられる「イナウ」という祭具をストーリーの柱に、 阿寒湖アイヌの歌、 踊り、 祈りを主題として物語を構築。 「イナウ」とは、 それそのものがカムイ(神々)であり、 カムイがこの世界に現れるときに捧げる供物であり、 カムイの世界に送る土産であり、 アイヌとカムイを繋ぎ、 意思疎通を図るための仲介役とも言われている。 人は、 本当のことを正しい言葉で伝えることに長けていない。 そこを補ってくれるのが、 イナウであり、 歌であり、 踊りであり、 祈りであると阿寒湖アイヌは考えている。
 

 
私たちが住む世界にはたくさんのカムイがいる。 中でも阿寒湖のアイヌが大切にしているカムイはより身近にあるもの。 それは、 火、 水、 土、 風、 太陽。 本公演では、 この5つのカムイ、 イナウにスポットを当てて、 新たな古式舞踊を披露。(※なお、 この取組みは国のアイヌ政策推進交付金を活用し、 阿寒アイヌ工芸協同組合、 釧路市が協力し進めたもの)
 
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Live Info.

アイヌ古式舞踊

公演開始日:2021年3月21日
公演日時:3月21日~4月28日 20時より1公演
※4月29日以降の公演は調整中です。 
上演時間:約30分
当日入場料:大人(中学生以上)1,500円 小学生 700円
※団体予約、 新型コロナウイルス感染症の状況により公演日時、 公演内容が変更になる場合があります。 予めご了承くださいませ。
 
■チケット購入方法 
購入先:阿寒アイヌ工芸協同組合HP、 阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」窓口および阿寒湖温泉街の旅館、 ホテルのフロント、 阿寒湖アイヌコタンの各店舗
阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」(阿寒湖温泉アイヌコタン内)
 
■「アイヌ古式舞踊」が先行オンライン配信された、 
阿寒ユーカラ「ウタサ祭り」の総視聴者数が2万人超を記録!! 
 
2021年2月13日(土)、 14日(日)の2日間に渡り、 阿寒湖アイヌコタンで開催した阿寒ユーカラ「ウタサ祭り」。 2日間の総視聴者数は2万人を超えた。 また、 本演目を無料先行オンライン配信し、 延べ2,367人(ライブ配信とアーカイブでの配信の合計)もの方々にご覧いただき、 大変な好評を得たところ。 14日に行われた、 ライブセッション、 ドキュメンタリーの模様は、 3月23日(火)25:00~26:00、 スペースシャワーTVにてオンエア予定。 また、 DAXのYouTubeアカウントでは、 ライブセッションをアーカイブ予定。 
 
阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」
所在地:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7-84
座席数(通常時):332席+ 後部立見観覧数:120人
※現在は、 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、 十分な距離を確保した座席配置とするため、 減席対応をしております。 
 
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