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映画『アイヌモシㇼ』が観客動員数1万5千人を突破! 坂本龍一からコメント到着!

2020.12.18

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10月17日(土)から始まった渋谷ユーロスペースでの上映を皮切りに、現在全国で絶賛公開中の映画『アイヌモシㇼ』(福永壮志監督作品)のロングラン上映が決定した。
 

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トライベッカ映画祭やグアナファト国際映画祭で高く評価された本作品は、国内での公開後に口コミで評判が広がり、観客動員数が全国で1万5千人を突破。メイン館であるユーロスペースでは公開から2カ月以上が経った現在もたくさんの来場者があり、年内中(11週)の上映が決まっている。
そして2021年1月5日(火)より、恵比寿にある東京都写真美術館ホールでの上映が決定した。
 
さらに、音楽家の坂本龍一から本作品へ応援コメントが届いた。
 
いい映画だと思う。
少年が伝統との葛藤のなかでアイデンティティに目覚めていく過程も、嘘なく描かれていていいね。
──坂本龍一(音楽家)
 

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本作品は多くの著名人・アーティストから支持されており、これまでの上映トークイベントには中川裕(言語学者・千葉大学文学部教授 /『ゴールデンカムイ』アイヌ語監修者)、斎藤工(俳優・監督)、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、HIKARI(映画『37セカンズ』監督)らがゲストとして登壇。
12月23日(水)にはユーロスペースにて18:50の回の上映後に清水崇(映画『犬鳴村』監督)を迎え、福永壮志監督とのトークイベントが決定している。
 

商品情報

映画『アイヌモシㇼ』

出演:
下倉幹人 秋辺デボ 下倉絵美
西田正男 松田健治 床州生 平澤隆二 廣野洋 邊泥敏弘 山本栄子 西田香代子 平澤隆太郎
OKI 結城幸司 / 三浦透子 リリー・フランキー

監督・脚本:福永壮志
プロデューサー:エリック・ニアリ 三宅はるえ
撮影監督:ショーン・プライス・ウィリアムズ
音楽:クラリス・ジェンセン OKI
編集:出口景子 福永壮志
録音:西山徹
整音:トム・ポール
チーフ助監督:相良健一
助監督:空音央
照明:ジャック・フォスター
装飾:野村哲也
制作担当:星野友紀
エグゼクティブプロデューサー:中林千賀子、宮川朋之、葛小松、项涛、ジャッド・エールリッヒ
共同プロデューサー:朱毅飞、福永壮志、ドナリ・ブラクストン、ジョシュ・ウィック
製作:シネリック・クリエイティブ、ブースタープロジェクト
共同製作:日本映画専門チャンネル
配給・宣伝:太秦
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
2020年 / 日本・アメリカ・中国 / 84分 / カラー / ビスタ / 5.1ch

©︎ AINU MOSIR LLC/Booster Project
全国公開中! 2021年1月5日(火)より恵比寿・東京都写真美術館ホールより公開

【ストーリー】
14歳のカントは、アイヌ民芸品店を営む母親のエミと北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らしていた。アイヌ文化に触れながら育ってきたカントだったが、1年前の父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加しなくなる。アイヌ文化と距離を置く一方で、カントは友人達と始めたバンドの練習に没頭し、翌年の中学校卒業後は高校進学のため故郷を離れることを予定していた。
亡き父親の友人で、アイヌコタンの中心的存在であるデボは、カントを自給自足のキャンプに連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教えこもうとする。
少しずつ理解を示すカントを見て喜ぶデボは、密かに育てていた子熊の世話をカントに任せる。世話をするうちに子熊への愛着を深めていくカント。しかし、デボは長年行われていない熊送りの儀式、イオマンテの復活のために子熊を飼育していた。

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