今年は三島由紀夫没後40年ということで、三島由紀夫に関連した様々な書籍の刊行やイベントが開催されているが、明日(11/1)阿佐ヶ谷ロフトAでも三島に関した新刊を記念して興味深いイベントが開催される。
三島由紀夫の「死」が、日本のすべて…政治も社会も経済も、そして芸術・芸能…を変えた。そう主張する一水会創始者・鈴木邦男が、三島の死、恋愛、性的嗜好を語った本『遺魂〜三島由紀夫と野村秋介の軌跡』。また、三島に取り残され、生き様・死に様に影響を受けた左右の人々、すなわち野村秋介、新井将敬、猪熊功、滝田修について語った本。
その本を肴に、鈴木とは正反対の手法で、三島事件の衝撃を描いた『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』を上梓した中川右介が切り結ぶ一夜。
ゲストは、現場で三島・野村と接した、初代楯の会学生長・持丸博と、野村秋介が拳銃自決した朝日新聞本社に同席していた元秘書・古沢俊一。追加ゲストとして楯の会4期生で、『火群(ほむら)のゆくへ〜元楯の会会員たちの心の軌跡』の監修でも知られる田村司も決定。見逃せない顔合わせ。
三島由紀夫没後40年。
鈴木邦男『遺魂〜三島由紀夫と野村秋介の軌跡』、中川右介『昭和45年11月25日―三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』出版記念イベント
【出演】
鈴木邦男(一水会顧問)
中川右介(作家。幻冬舎新書『昭和45年11月25日』を刊行したばかり)
古澤俊一(野村秋介の元秘書)
持丸博(楯の会初代学生長)
田村司(楯の会4期生、鈴木亜繪美『火群(ほむら)のゆくへ〜元楯の会会員たちの心の軌跡』(柏艪舎)を監修)
他
開催日:11月1日(月)
OPEN18:30/START19:30
予約¥1,300/当日¥1,500(共に飲食代別)
場所:阿佐ヶ谷ロフトA