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INTERVIEW

トップインタビュー池畑潤二 - 日本屈指の剛腕ドラマーが亡きソウルメイトへ捧げる豪華絢爛なロックンロールショウ、そこに集いし雄鶏たちの人生交差

日本屈指の剛腕ドラマーが亡きソウルメイトへ捧げる豪華絢爛なロックンロールショウ、そこに集いし雄鶏たちの人生交差

2026.06.29

ルースターズの曲をやるにはいつもよりレベルを上げないと追いつかない

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ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA(feat. 山下久美子、甲本ヒロト、釘屋玄、US、Liam Ó Maonlaí)
FUJI ROCK FESTIVAL 2025|©YukariMorishita

 

──そして今年のROUTE 17は、ルースターズのオリジナルフォーが同じステージに立つことがSNSで大きな話題となっています。4人が揃うのは2014年のフジロック以来、12年ぶりとなりますが。

池畑:もちろん原島のこともあるけど、これもまたタイミングっていうか。他のメンバーはわからないけど、自分の中では何か動きがあるときは同じ方向へ行けるように準備を整えてる。最初はどうかなと思ったけどね。4人が揃う形になればいいなとは思っていたけど。

──井上(富雄)さんのスケジュールがよく合ったなと思いまして。ご自身のプロジェクト以外に布袋寅泰さんのツアーでもお忙しそうなので。

池畑:ROUTE 17の翌日が群馬なんだよね(『HOTEI FES』)。ウメズ(井上のこと)にスケジュールを訊いたら「前日はリハーサルだから難しい」ってことだったんだけど、群馬なら苗場まで車で1時間か1時間半で着くだろうって(笑)。でもうまいこと前日のスケジュールが空いたみたいでね。

──ロックの神様の思し召しでしょうか。

池畑:少し調整すればできるだろうと思っていたから。可能性がゼロならしょうがないけど、せっかくの機会だからね。

──大江(慎也)さんとは、熊本での原島さんの葬儀で久しぶりにお会いになったと伺いました。

池畑:うん。仲が悪いとか特にそういうわけでもないし、久しぶりに4人で集まってやるのに大した問題はないと思ってる。フォーマルな感じっていうか、最初の野球の話と同じで、個々人はちゃんとトレーニングしていつでもやれる状態に整えてるからね。

──ルースターズの物語がいまだ完結することなく続いているのがつくづく面白いなと感じます。2004年に22年ぶりに集まったオリジナルフォーが落とし前をつけるためにフジロックで解散ライブを行ない、それ以降、不定期に再集結を繰り返し、さすがに雄鶏の歩みもここまでかと思っていたところへ4人がまた交差する機会が訪れるとは。

池畑:それも野球と同じ。高校のときは甲子園を目指していたけど、途中で音楽の道を選んだ。その一方、甲子園へ出場した先輩やプロになった人もいた。それがここへ来て、甲子園の出場経験のある人や社会人野球で実績を残した人と一緒に野球をやっている。高校のときに終わったと思っていたものが不思議と続いている。野球も音楽もやれば繋がっていくものだなと思うね。

──まさに継続は力なり。

池畑:ルースターズの4人は誰も音楽をやめてないし、ずっと続けてるからね。もうみんな年だからいつまでも若いときのままとはいかないけど、今は若いときとは違うエネルギーの出し方ができるから。それは4人とも同じだと思うし、集まれば自然とまとまれるんじゃないかな。

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釘屋玄(暴動クラブ)|FUJI ROCK FESTIVAL 2025|©YukariMorishita
 

──毎年のことながら、ROUTE 17や突撃隊のレパートリーは大変な数にのぼるのでしょうね。

池畑:ROUTE 17では通常、20曲くらいの中から絞り込む。ROUTE 17に関してはゲストボーカルありきなので、そのボーカリストがどんな歌を唄いたいかを優先する。以前はこちらから提案することもあったけど、レギュラーに近い感じの人だとある程度選曲してくれる。だいたい12、3曲になるのかな。突撃隊は苗場食堂で3日間やるし、1日につき13、4曲くらいやれば40曲くらいにはなる。深夜はどん吉パークで3日間やるし、全部で100曲まではいかないけど、選曲から漏れるものも含めて延べ数は100曲くらいになるよね。

──それを何年もやり続けるのは至難の業ですね。

池畑:やり終えてしまえばなんてことはないんだけど、それまでに費やす時間と労力がだいぶある。1曲を決めるのも簡単なことじゃないし、「はい、これとこれとこれでいこう」と即決はできない。去年のフジが終わった時点から考えているはずなのにね。とにかくやることが多いので、ここ何年かはフジで他のライブをほぼ見れない。午前中はずっと譜面を見ているし、一つの演奏が終わればすぐ次の準備に取り掛からなくちゃいけない。

──それでも池畑さんはバンドマン兼スタッフとしてフジロックに関わり続け、もはやライフワークと言っても過言ではありませんよね。

池畑:結局、そういうのが好きなんだね。フジはただライブをやるのではなく設営もあるので、開催前の2週間くらいは音楽と向き合う時間が取れない。苗場で泊まり込みして作業をするから。今はその設営期間に3回くらい東京へ戻ってドラムを叩くことに集中する。以前は本番直前に東京へ戻ってリハーサルをやっていたけど、本番までの2週間のうちにしっかり叩いておかないと感覚が鈍ってしまう。

──去年から今年にかけてはヒートウェイヴのツアーや突撃隊のライブもあり、例年に比べるとコンディションをキープする機会には恵まれていたのでは?

池畑:そうだね。ただ今年はルースターズがあるから。いつもと違ってもう一段階、二段階くらいレベルを上げないと追いつかない。ルースターズみたいな曲をやるとなるとね。とはいえ基本はROUTE 17だし、その中にうまく溶け込んでもらうような感じにはするけどね。

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HEATWAVE『Mr.OUTSIDE』

2025年4月8日発売
NO REGRETS HWNR-040
¥4,000(税込)
https://heatwave1979.stores.jp/

【収録曲】
Motorcycle
私は土地を買わないだろう
Seize the Day
ディスタンス
Empty (空)
裸足のマリー
大雨洪水警報
Money
ボーダーライン
火を熾すとき
世界は新しいものを受け入れる
Paddy's Green Shamrock Shore

LIVE INFOライブ情報

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HAKATA BEAT CLUB vs 苗場音楽突撃隊
【出演】
HAKATA BEAT CLUB:浦田賢一(Ds)/ 池畑潤二(Ds)/ 藤井尚之(Sax)/ 花田裕之(Gt)/ 細海魚(Key)/ 山口洋(Gt)
苗場音楽突撃隊:池畑潤二(Ds)/ 花田裕之(Gt)/ ヤマジカズヒデ(Gt)/ 細海魚(Key)/ 青木ケイタ(Sax)/ 隅倉弘至(Ba)/ TanyHoliday(Vo)/ ゲストボーカル:釘屋玄(暴動クラブ)
【日程】2026年7月6日(月)
【時間】開場18:00 / 開演19:00
【料金】前売¥8,000 / 当日¥8,800 / 学割チケット¥3,000
*学割チケットは当日券のみ、学生証をご提示ください。
*ご入場時ドリンク代¥600が別途必要です。
【会場・問い合わせ】渋谷クラブクアトロ 03-3477-8750
 

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FUJI ROCK FESTIVAL 2026
【出演】
ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA
feat.大江慎也, 甲本ヒロト, 浅井健一, トータス松本
“THANKS, SMILEY HARASHIMA”
《メンバー》
池畑潤二(Ds)
花田裕之(Gt)
ヤマジカズヒデ(Gt)
細海魚(Key)
井上富雄(B)
隅倉弘至(Ba)
梅津和時(A.Sax)
田中邦和(T.Sax)
タブゾンビ(Tp)
青木ケイタ(B.Sax)
丈青(Pf,Key)
スティーヴ・エトウ(Per)
タニーホリデイ(BackingVo)
《MC》
クリス・ペプラー
【日程】2026年7月24日(金)
【時間】午前11:00〜午後12:00
【会場】新潟県湯沢町 苗場スキー場|Green stage
*詳細はこちら
 

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HEATWAVE TOUR 2026 -Mr. OUTSIDE- Complete
2026年12月13日(日)京都 磔磔
2026年12月18日(金)福岡 BEAT STATION
2026年12月26日(土)東京 duo MUSIC EXCHANGE
*詳細はこちら
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