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INTERVIEW

トップインタビュー【新宿LOFT歌舞伎町移転25周年記念インタビュー】9mm Parabellum Bullet×KEYTALK - 異端にして王道を往く生粋のライブバンド2組が歌舞伎町のど真ん中で相まみえる"夢の対決"

異端にして王道を往く生粋のライブバンド2組が歌舞伎町のど真ん中で相まみえる“夢の対決”

2024.08.20

“自分たちを貫いてきたからこそ今がある” そんな2バンドの競演

──では、両バンドが最初に新宿LOFTに出演した時のことを伺いましょうか。

菅原:『Discommunication e.p』(2007年)っていう、メジャーから1枚目のCDの2曲目が丸々36分ぐらい、LOFTでのライブ音源なんですけど。それが自分たちの冠をつけてやった最初で、2007年の『The World tour』の1本でa flood of circleも一緒のライブで。

かみじょう:よく覚えてるな〜!(笑) 俺はその頃まだ、1バス(=バスドラム1台)だったのは覚えてる。メジャーデビューのタイミングで2バス(=バスドラム2台)にしたのかな、滝が“やってくれ”って言うのもあって。俺、全く踏めないから5年ぐらい1日・16時間とか踏んだりしてた日もあった。

菅原:(両脚でバスドラムを踏む仕草をしながら)こうやって、ずーっとやってたね。

八木:えー!! てっきりメタル畑の方かと思ってたんで…。

かみじょう:俺、ゲーム音楽で育ってるからバンドとかを聴いてこなかった人なの。って、新宿LOFTの最初のライブの話に戻して…。

菅原:アンコールの時だけ、バーステージでやったんだよね。

八木:オシャレな演出してますね〜!

菅原:そんなこともやりましたね。それからも折に触れて新宿LOFTではやってきましたけど、おそらく俺は中村一義さんと一緒に弾き語り(2021)で出て以来で、9mmとしてはAA=とやって以来(2016)…じゃないかな? だとしたら9mmとしては8年ぶりなのか? マジか!

かみじょう:ドラマー飲み会がここでやるから、俺は来てるけど(笑)。

八木:確かに。ライブをするより、遊びに来てる回数のほうが新宿LOFTは多いです。僕らは音速ライン、Dr.DOWNERと一緒に出た(2013)のが最初かな? その後、TRICERATOPSとツーマンをやらせて頂いて、それが…。

樋口(新宿LOFTブッキング):2015年ですね、なので9年前かな。

八木:え、そんなに前なんですか?! ライブはその時以来ってことですもんね、えー!!

菅原:でもコロナで3年ぐらい飛んでるから、年数がバグってるよなぁ。自分としては5年ぶりぐらいの感覚でいたけどね。市松模様のステージに立つと、やっぱりLOFTだなぁって思うし、ステージから見てる景色も印象深くて。(ステージから見て)左側の奥のほうも見なくちゃいけないじゃないですか、盛り上げるためにそっちまで音を飛ばすぞっていう感覚でね。そうだなぁ…最初のライブの時からお客さんで埋まってるわけじゃなかったし、(後ろの)バーカウンターのほうまで人がいるな、来てくれるようになって嬉しいなって思ったこととか、思い出しますね。LOFTというライブハウスのキャラクターとしても、ご飯も美味しいし“ライブが見られる場所”として良いなぁって思っていたしやっぱり憧れの場所の一つで。結成した時すぐに“LOFTでやろう!”なんて、いきなり思うような場所じゃないし(笑)。

かみじょう:そうだよね、ちょっと敷居高い所だよね。最初の頃なんか下北沢のライブハウスのオーディションとかも落とされまくってね。でも、自分たちを貫いたから今に至ってます(一同拍手)。

菅原:“何がしたいか分からない”って言われたもんなぁ、覚えてる。同世代のバンドでもやっぱり、ライブハウスのオーディションに受からなかったバンドもいるしね。でも結果として残ってるし、俺たちは続けてるからなぁ。そんな感じだから、新宿LOFTが自分たちのツアーに入った時っていうのは、すごく嬉しかったですよね、やっぱり。

八木:分かります、新宿LOFTと下北沢SHELTERは憧れますよね。僕も学生の頃にUNCHAINとかLAST ALLIANCEとか、見に来てましたし。

かみじょう:たとえばSNAIL RAMPとかHi-STANDARDとかが、インディーズから市民権を得て、メジャーじゃなくても音楽ができるっていうフィールドを創り出したと思うんですけど、日本のインディー・ハードコアやパンクシーンが結構、LOFTを使っていたような気がして、(当時の)映像とかを見てもLOFTだな、って。だから自分が出られた時はすごく嬉しかった記憶があります。よく映像で見てたから“ここか!”って、来たことないけど知ってるぞ! って(笑)。

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──そんな新宿LOFTでのツーマンは8月22日です。この日はどんな1日になるでしょうか!

八木:9mm先輩と初めてのツーマンなので、胸を借りて思いっきり。楽器を始めた頃から聴いているバンドですし、本当に楽しみです。僕もツインペダルは付いてるので、メンバーに怒られない程度にドコドコと…してみたいと思います! あと、僕が今日ちょっと遅れちゃったので、当日は遅刻しないように頑張ります!(一同笑)

菅原:とにかくこの日はもう、ファンが爆発すると思うのでいつも通り、9mmらしいライブでKEYTALKとやれれば、すごいことになるんじゃないかなって思ってますね。曲をどうするか、だよね。セットリストを決めるのはもうちょっと先ですけどね、どうしよう? スティックをいっぱい回す曲でやってみる?(笑)

八木:その曲の選び方、新しいです!(笑)

かみじょう:相手に寄せるか、全く離れるか。KEYTALKの音楽性って、もうちょっとBPMを速くしたらボカロに近いところもあるよね。ある一定のリズムでメロディを刻んでるけど、9mmは結構抜き差ししたりして、そういうところが違うと思ってるから。

八木:確かに、あまり抜かないですね。

かみじょう:だからそういう楽曲で攻めるか、真逆で行くかをメンバーで決めるけど、楽しみだね。

菅原:四つ打ちしかやらないとか、ずっとメタルだけっていう線もあるしね(一同笑)。

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LIVE INFOライブ情報

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新宿LOFT歌舞伎町移転25周年記念
DREAM MATCH 2024
【出演】KEYTALK / 9mm Parabellum Bullet(五十音表記)
【日程】2024年8月22日(木)
【時間】開場18:00 / 開演19:00
【会場】新宿LOFT
【チケット】前売 一般¥4,500・10代割(Live Pocketのみ)¥2,000|当日 一般¥5,000
※DRINK代別¥600
※入場順:e+プレ(A1〜)→Live Pocket学割(B1〜)→各プレイガイド(C1〜)→当日券
※THANK YOU, SOLD OUT!!
【問い合わせ】新宿LOFT 03-5272-0382
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