カッケェ男が増えていかないとこの国のエンターテインメントはダメになっていく
──2組ともCONNECT歌舞伎町への出演経験がおありですが、歌舞伎町の思い出を一人ずつお伺いしたいです。
来門:歌舞伎町といえば、すごいエネルギーが渦巻いている街だからそこにうまく乗っかりつつ、良いバイオリズムを生みたいと思っています。特にLOFTにはいるんですよ、すげえのが。ロックの神様みたいなのが。あんまこれ以上言うと馬鹿にされるんで言わないですけど(笑)。LOFTは昔から相性が良くて20代の頃によくやらせてもらってて、またこうやってLOFTでやれて嬉しいです。
SENSHO1500:ラーメン屋の屯ちんってあるでしょ? すげえ好きなんです。ありがとうございます。
VOLT:正直な話、今作っている最中なんですよ。自分の歌舞伎町を柳沢さん(新宿LOFT店長)と。思い出というよりかは、今は歌舞伎町でなにかやらかしたいという思いが強いです。
UC(999999999 Gt.):歌舞伎町って日本で一番変な人が集まる所だと思うので、僕らも変な人見たさで歌舞伎町に魅力を感じていて。バンドマンもそうですけど、ビジネスマンだったり風俗嬢だったりお金持ちだったり、いろんな人が居る中で音楽で一番狂っていきたいなって思っています。
YAMAUCHI:僕にとっての歌舞伎町ってほとんどLOFTの思い出で、地元に居た時からLOFTっていつかは出たい憧れのハコだったんですよ。999999999を始めてLOFTに出させてもらえるようになってからは、歌舞伎町に行くっていうのはLOFTにひとつながりなので、歌舞伎町の思い出イコールLOFTの思い出ですね。
RYOCHI:僕はずっと歌舞伎町に対して昔ながらのイメージが強かったんですが、来てみるとそのイメージとは違ってきていて、LOFTに出るってなって歌舞伎町に出入りするようになって、やっぱり変わってきてるんだなって身を持って感じて。それってCONNECT歌舞伎町もそうだし、僕みたいに今まで歌舞伎町に疎遠だった人とか、悪いイメージだった人とかも999999999とSMORGASを観に来てもらって、また違ったイメージを植え付けられるようなライブをしたいなって思っています。
SENSHO1500:サッカーの話は全然しないんだね(笑)。
──それでは最後に2組のこれからの展望をお聞きしたいです。
来門:天下統一。
RYOCHI:リーグ優勝ですかね。あっ自分からサッカーの話するのはダメなんですね!(笑)
来門:えっ、なんて言ったの?
RYOCHI:聞こえてすらいない(笑)。でも今はシンプルにいい曲をたくさん作って、いいライブをたくさんしようと思っています。僕らはとにかく足元を固めることをやっていこうと思っています。SMORGASが天下統一なら、僕らは独立国家設立ですかね。
来門:あー、有名になっちゃうなあ。ホールツアーやってるの見えたもん、今。
RYOCHI:でもライブの最中にどんどん女子が消えていくんですよ。
来門:それはいいことだよ。カッコいいロックバンドは男からモテなきゃ。今、男からモテるロックバンドが少なすぎるから。
SENSHO1500:それで天下統一か!
来門:そう! 俺たちも喧嘩の音だけど、エンターテインメントな訳じゃん? だからカッケェ男が増えていかないとこの国のエンターテインメントはダメになっていくと思うんだよね。
VOLT:やるしかないッスね。本当に。今はカッケェ兄貴たちに囲まれて勉強している最中ですけど、いつかはこうしたいですね(手のひらと拳をぶつける)。
SENSHO1500:インタビューだから何か発しないと!(笑)