やめろと言われれば言われるほどやってやる!
──せっかくなので、他のみなさんの好みのタイプも聞かせてください。
ハセ:めっちゃ引かれるんですけど、私はヒゲもじゃもじゃの人が好きなんです。仙人みたいな(笑)。あと、がたいがいい人もむっちゃ好きです。わりと年上の人、おじさんが好きなんですよね。芸能人で言えば浅野忠信とか。
ちゃこ:普段、街とかで「あの人かっこいい!」ってハセが言う人にはエエッ!? ってなるんです。ヤバいやん、どうしたん!? って思うようなおじさんをかっこいいって言うんで。
よね:私は最近は高橋一生がめっちゃ好きで、基本的にひょろっこいのが好きなんかなって思います。
ちゃこ:かわいい系が好きやんな。
よね:そうそう。逆に苦手なんは、デートとか行ったときにすごいマイナスなことを言ってくる人。人混みにおって「人が多い、帰りたい」とか言ってきたら「帰れよ!」って言いたい(笑)。あと、「ここのご飯おいしくない」とか言う人。楽しもうや! っていうときにマイナスなことを言ってくる人はめっちゃキライです。
メル:私は、目が細い人が好きなんです。堺雅人みたいに笑うと目がなくなるやん! みたいな感じの顔が好きです。いつも微笑んで見守ってくれてるような人が好きですね。
──みなさん、ドタキャンするような男性は…。
よね:好きじゃないです。
メル:ダメですね。
ハセ:されていいもんではないですから。
──ですよね(笑)。話が逸れてしまいましたが、1曲残っていました。アルバムの最後を飾る「またね、なわけないさようなら」は、バンドを見限った人たちに対していつか見返してやるぞと宣戦布告する歌で。
ちゃこ:「バンド売れたい」に通じるものがありますね。歌詞にある「売れないからもうバンドをやめればいいんじゃない?」っていうのはホントに言われたことで、その人に向けていつか見てろよ! と唄ってる歌です。
──そこまで言われてもバンドをやめなかったのは、ナニクソ根性が支えとしてあったからなんでしょうか。
ハセ:絶対にやめへん! って思ってたからじゃないですかね。
ちゃこ:負けず嫌いなんですよね。やめろと言われれば言われるほどやりたい、やってやる! みたいなところがあるんで。
──動員がいまひとつのライブでも負けん気で乗りきれるタイプ?
ハセ:アウェイ戦はけっこう得意なんですよ。
ちゃこ:動員が少ないときほどむちゃくちゃしたれ! って思いますね。そういうときのほうがいいライブができたりする。
──ということは、大阪よりも東京のほうがいいライブをやる確率が高そうですね。
ちゃこ:それはあるかもしれません。
──大阪と東京ではお客さんのノリが違うものですか?
ハセ:大阪の人はけっこう何でも受け入れてくれる感じがありますね。何をやっても面白がってくれるみたいな。東京の人は「こういうバンドや」って言われたらその通りにしか見られへんみたいなところがあるんかな? と思いますね。
ちゃこ:東京はめっちゃ怖い顔して見てる人が多いしな。
ハセ:めっちゃ真面目な人が多いねんな。
よね:真顔でな。イベントにもよるけどね。シェルターはわりと盛り上がってくれる人が多いと思う。
──真顔&直立不動のお客さんに対する秘策は何かあるんですか。
ちゃこ:ずっと目を見て離さんとかやりますね。あえてそいつのことだけ見て唄う(笑)。(ハセに)やるやろ?
ハセ:やる(即答)。やったら拳を突き上げるようになるんですよ(笑)。