ゴッドの展望
——今年の7〜9月の3ヶ月連続ワンマンを終えてゴッドが10周年を迎え、このメンバーになってからは6周年を迎えたわけですが、今後の展望はどんな感じですか?
kazu:このメンバーで7年目に入って、CDリリースしてツアーもやったりしてるんで、とりあえずはこのメンバーでの10周年かな。
aie:ちゃんとリリースもしてね。
kazu:うん。あとは、1枚目の『addle apple』を出した時から僕らの目標は、LOFTワンマンなんで。
一同:(笑)
aie:リベンジですね(笑)。
kazu:いや、リベンジって言うか…、そうですね(笑)。俺個人の中ではあるんですけど、ゴッドでLOFTのワンマンをやりたいなっていうのを思いつつ、何回SHELTERをやったことか(笑)。
一同:(笑)
aie:そうですね(笑)。ワンマンをやる度に、動員は減らずに、緩やかな右肩上がりなんですけど、男子が増えてフロアがちょっと窮屈になってきたっていうのはありますね。
kazu:うん。ちょっと話がずれちゃいますけど、今年、復活ワンマンをした5月のSHELTERから4本ワンマンをやったけど、その4公演が全部動員が上がってるんですよね。
——いい方向ですね。
aie:緩やかですけど。じゃあこのメンバーでの10周年はLOFTかな。
——そうですね!
aie:まぁ、ダラダラやってきた感じはするんで、グッと…。例えばバーって聴いて、「Dragon Ashっぽいね」っていうのとかあるじゃないですか。誰々っぽいって、バンドのコンセプトが見えてるって言うか。もうちょっとゴッドっぽいっていうのを明確にしたいなっていうのは思うんですけど。
——ゴッドっぽいっていうのは、結構確立されてるように思いますけど…。
aie:ちょっとボヤボヤしてるかな。どんなバンドって聞かれたら言えないし。
kazu:そうだね。普通の3ピースのロックバンドって言っちゃうもんね。
aie:としか言えない。
kazu:目先だけで言えば、次のSHELTERを売り切りたいなとか、今回11月にアルバムを出すけど、それは今までのシングルを集めたやつなんで、来年はまたオリジナルのフルを出したいな、とか。
aie:まっ、kazuさんは2枚組だって言ってましたけどね。フルアルバムの2枚組だって。
一同:(笑)
kazu:まぁ、そういうのもあるけれども、10周年でLOFTワンマンをやりたいけどな〜。やるのは出来るけど、バンド側も会場側も成功って思える形じゃないと、なかなかね。
aie:10周年の2020年に…。やりましょう!
kazu:もっと早くてもいいですけどね! 階段を飛ばしても。
——LOFTでのワンマンの日を楽しみにしてます! では、ゴッドを始めた時と今とで気持ち的な変化はありますか?
aie:あんまり覚えてないけど、何だろうな…。焦りがなくなったってことですかね、個人的には。曲が足りないとか、歌い始めたばっかりですとか、そういうのはもうないかな。余裕が出て来た感じはしますけど。
kazu:一番の違いは、セッションバンドっていうものから、自分のバンドになったかなって言うのかな。
aie:そうですよね。いつの間にかいたバンドなんで。この3人で新バンド結成とか言ってないから、入口がぬるぬるしてるよね(笑)。
潤:そうですね(笑)。最初は結構、おっかなびっくりと言うか、今まであんまり交わることのない人たちの中に入ったっていう意識もあるし、レベルも高いなって思ったし。でも今は、もっと楽しく出来るようになったなって思ってますね。
kazu:でも、そういうことですよね。自分たちのバンドになった感じがあるから、バンドとしてのオリジナリティを確立しなきゃって思うようになったりとか。その日が良ければ、ハッピーに終わればいいっていうのが、割とセッションだったりするんで。今だと、リリースにしてもライブにしても次に繋げたいっていうのが出てくるから、それが一番違うかもしれないですね。