Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューthe god and death stars【完全版】

現メンバーでの7年目への一歩を踏み出したthe god and death stars。
10周年を目指して進む彼らの先には何が見えているのか!?

2016.12.27

各々の楽器との出会い

——kazuさんがベースを始めたきっかけは先程語ってくれましたが、aieさんと潤さんのきっかけは何だったんですか?
aie:俺は、CHAGE and ASKAの影響でアコギを弾こうと思って、その後はX JAPANを聴いてエレキ・ギターをやりたいなって思って。やっぱり同級生にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいると、X JAPANやBUCK-TICKを聴いてるよね。
kazu:俺とかaieさんの世代だと、音楽を聴き始めた頃にX JAPANがいて、楽器を弾き始めた頃のタイミングでLUNA SEAがデビューしてきたんですよね。そこで今で言うヴィジュアル系っていうものに興味が涌いた。それまではアイドルとかがJ-POPの中で全盛だったけど、いきなりああいう化粧をした人たちがテレビにすごく出てきて、でもしゃべらないっていう感じが今までなかったから、悪そうに見えたし、興味がグッと惹き付けられたのかなって。
aie:悪そうですよね。CHAGE and ASKAとのギャップっすよ。
kazu:そう。その手前にポップスとかアイドルがあったからのカウンターカルチャーなのかなって。
aie:で、X JAPANもLUNA SEAもですけど、メロがきれいとか、曲がいいじゃないですか。そこがCHAGE and ASKAからスルッと入れたって言うか。中学の時までは、俺は、洋楽がピンとこなくて。CHAGE and ASKAが好きだから、The Beatlesを聴こうって思って聴いても、CHAGE and ASKAの方かいいなって思っちゃうし。日本語のメロディの方が入ってくるって言うか。…X JAPANは英語でしたけど。
一同:(笑)
kazu:俺たちは、ヴィジュアル系ってものに興味があって、そこでそっちに行ったけど、そのすぐ後がエアジャム世代なんだよね。だから高校の時って、結構二分していて。
aie&潤:うんうん!
kazu:ハイスタ(Hi-STANDARD)フォロワーとX JAPANフォロワーって同じ時期だったよね。
aie:そうだよ〜。こっちはモテないんですよね。隣ではOasisやってるのに、こっちはガンズ(Guns N’ Roses)やってますからね。モテなかったな〜。
潤:でも、すっごい人気だったんじゃないですか? ヴィジュアル系って。
kazu:多分、大嵩さんの中のすごい人気だったヴィジュアル系って、もう少し後じゃないかな。完全にシーンが出来上がって、ムーヴメントになってからだと思う。
aie:俺たちが学園祭でやろうとしてると、「男が化粧なんかして気持ち悪いな」っていう空気感の方が先にあって。「なんでマニキュアなんかしてるの?」って。
——学園祭に出る時に化粧をしてたんですか?
aie:俺はその時にやっていた自分のバンドで出たんで。
——あっ、そうなんですね。
kazu:あの頃はまだ、ヴィジュアル系がオリコン・チャートで1位までは行かなかったもんね。
aie:そうですね。オリコン・チャート18位とかで「すげーな」って言ってましたもんね。それこそOasisとかやってるバンドの方がモテますよね。洋楽もやったけど、SKID ROWですからね。ピンとこないって言うね(笑)。
kazu:俺もExtremeだったし。
一同:(笑)
——では潤さんがドラムをやり始めたきっかけは?
潤:何か楽器をやりたいなって思ったんですよ。ギターとベースの区別がまだ付いてなくて、よく分かんないんですけど、ギターとかは沢山の人がやってそうっていうイメージがあって。みんながやってなさそうなのがいいなって思って、サックスがいいと思って楽器屋に行って、「教えてください」「教室ありませんか?」って聞いたら、ないって言われて。
aie:物は?
潤:物は売ってるんですけど。
aie:まだ買う前に?
潤:そうです。持ってないし、吹いたこともないんですけど。今教室があるのが、ギターとベースとドラムとボーカルをやってますって言われて、「じゃあドラム」って言って観に行って。その時に先生が叩いていて「めちゃくちゃ格好いいじゃん」って思って、ドラムをやり始めましたね。
——それが小学生ですか?
潤:小6ですね。
aie:そこから習ってたの?
潤:そこから習ってましたね。
kazu:その先生は明さん?
潤:はい、そうです。
aie:犬神サアカス團の?
潤:はい。先生が犬神サアカス團のドラムの人だったんですよね。
aie:小6の時に大嵩潤を教えてて、この前に対バンして「大嵩くん、いくつになったの?」って言って、歳を答えたら、爆笑してたね(笑)。「あの時、小学生だったのに。俺も歳を取るわけだなって」って。
一同:(笑)
 
このアーティストの関連記事

the god and death stars
「it isn’t a singles」

2016年11月30日(水)
david skull no records
DSGD-014
¥3000(tax out)
※アルバム未収録曲を網羅したthe god and death stars初のシングルコレクション!

amazonで購入

【収録曲】
1.焼失(new mix)
2.aaron(new mix)
3.真っ赤な雪(new mix)
4.穴々
5.夜空の手前(new mix)
6.sister ripper(new mix)
7.ミンチ
8.無実の無視(new mix)
9.複雑な倒立(new mix)
10.母乳(new vocal recording)
【bonus track】
11.ザゾンビ(demo ver.)

LIVE INFOライブ情報

it isn’t a last gigs
2016年12月28日(水)下北沢SHELTER
OPEN 18:30 / START 19:00
前売り 4000円 / 当日 4500円(共にD別)
※未成年入場無料!(当日会場にて身分証提示でチケット代金返金。発券に関する手数料等はお客様ご負担となります。予めご了承ください)
【出演】
the god and death stars
【チケット発売日】
11月19日(土)ON SALE!!
【チケット発売場所】
・ ローソン(L:73294)
・ e+
・ バンド手売り(ライブ会場での販売)
【入場順】
各前売りチケットの並列
【主催・企画】
david skull no records
【協力】
新宿LOFT
【会場 問い合わせ】
下北沢SHELTER 03-3466-7430
 

RECENT NEWS最新ニュース

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻