相当良い感じになるグルーヴ感があるから、そこにかまける事なく頑張ろうと思います
(Brian the Sun Vo&G 森良太)
—お互いリリースした新譜を聞いてどう思ったかを聞いてみたいです。
森:聞きましたよ!
谷口/飯田:ありがとうございます。
森:曲が良いなって。
白山:事務所にあるめっちゃ良いスピーカーで聴きました(笑)。大きな音で聴こうぜって。
森:良い音で聴こうぜって。
白山:僕、渋谷のタワレコで購入したんですけど、視聴している間にKANA-BOONのCDが5枚売れていたよ(笑)。
森:なんてポップなメロディーにキャッチーな声だろうと思った。
白山:これは持っておかないといけない1枚だなと思いました。9mmが出て来た時にこれは持っておかないといけないと思って買った時と同じ感覚でした。
—新譜リリース前からざわざわ感が凄いありましたよね。
谷口:名前は聞くよとは言ってもらえるけど、あんまりそこまでは感じていないですね。悪い意味での実感があるんです。今回の新譜で言うと「ないものねだり」がフィーチャーされ、あの曲だけ聴くと凄いご機嫌な感じのバンドだと思われがちだけど、アルバムを聴いたらそれだけじゃないと分かってもらえる。そういう面でただの楽しいバンドだと思われているなと思う事がありますね。
—私も早速聴かせてもらいましたが、等身大のみなさんがギュッと凝縮されている1枚に感じ、飾り気がない感じにとても共感しました。
森:音的には違うけど、やり方がもしかしたら似ているかもと思いました。リアルだなって。
谷口:今回は「今」のバンドらしいコンセプトで録音しようというのはあったので、気付いてもらえるのは嬉しいですね。
森:お互いに大きくなれたら、今回の対談も意味があるものになりそうだね。
—KANA-BOONもBrian the Sunの新譜を大きなスピーカーで聴かないとですね(笑)。
森:あら探ししてね(笑)。
谷口/飯田:やってやろう!
白山:アルバムは2010〜2012のオールタイムベストになっているよ(笑)。
森:これが売れなかったら俺はめっちゃ怒る!激おこプンプン丸だよ(笑)。
白山:ムカ着火ファイヤーだな(笑)。
森:KANA-BOONはライブの動員が急激に増えたじゃない?そのきっかけは何だったの?
谷口:関東は絶対に去年のアジカンのオープニングアクトがきっかけで知ってもらえたかも。
森:急に増えたら戸惑うよね?
谷口:戸惑うね。
森:この間色んな人が見にくるイベントに出演する機会があったのですが、心のどこかで「もしかしたらこの人達は俺らじゃなくても良いのかな」って思うふしがあって。一瞬そんな不安がよぎったんですよね。
白山:フェスとかだとそうかも知れないな。
森: KANA-BOONはそんな所で勝負をしているから凄いと思います。
谷口:『ないものねだり』だけで来ているのならそういう人達こそアルバムを聴いて欲しいなと思います。作ってみて分かったけど、アルバムは作品として植え付けられるものを作らないといけないのかなと思う。
ーそういった事も含めライブでも問われるような気がします
森:僕らの課題は、そこそこのロックバンドが多い中、ライブに行ったらそこそこの対バンがある。俺らがそこそこの中に入っていたら終わりだし、1つ頭を抜ける為にどういうライブをするか、どう表現をするかを真剣に考えないといけないなと思いました。いかに愛情を持ってライブをするのかだと思います。KANA-BOONは戦っているし、凄い尊敬しています。
—そういった事を含め、それぞれのバンドがどうステージ上からお客さんを楽しませるのかがとても楽しみです。期待しています。
白山:期待していてください!
—勢いと期待を背負った中、今回のレコ発を開催にするにあたっての意気込みを聞かせてください
森:相当良い感じになるグルーヴ感があるから、そこにかまける事なく頑張ろうと思います。自分らでやってやったぞ!!と感じられる日にしたいなと思います。
谷口:良い日にしたいですね(笑)。
シーンを引っ張って行く、世代が切り替わって行く中で、KANA-BOONとBrian the Sunや他にも良いバンドが沢山いるので、それを決定づけられるような、シーンが始まっていく最初の日にしたいなという思いがありますね。
—出演順とか気になりますね(笑)。
白山:今回は3カ所、KANA-BOONと一緒に廻るので各場所順番を変えて出来たら良いなと思っています。6/16公演に関してはまだどうなるか分からないですが、、。
—濃いツアーになりそうですね!
白山:濃いですね。
森:美味しいもの、いっぱい食べよう。
ーロフト公演の前売りチケットがソールドアウトなのでお祝いにロフトからプレゼントしますよ(笑)。
白山:ロフトのオムライスが食べたい!
飯田:みんなで食べよう!!
谷口:打ち上げしたいな。