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INTERVIEW

トップインタビューsoulkids('10年6月号)

進化と変化を繰り返して手に入れた武器を片手に、4人の新たな挑戦が始まった!

2010.06.01

正々堂々と表現できるようになった

──これまでは『blue spring』など青の時代を歌った曲が多かったですが、『White House』は歌詞の内容的に青の時代から大人へと進み始めたのかなと勝手に想像していましたが...。

柴山:『COSMIC HERO』が4人になって初めてのアルバムなので、言い方を変えれば付き合いたての状態。そこからちょうど1年経って、恋から愛に変わってきている状態が『ENDLESS SUMMER』。始めは表面的な部分がお互いの刺激になってきているけど、どんどん核に迫ってきているという、バンドの状態と置き換えてちゃんと表現できたアルバムになりましたね。愛について真っ正面から歌うって王道のテーマなんだけど、今の自分の精神状態とかバンドの状況だと恥ずかしさもなくやれるなって自信もついたんです。自分のこともバンドのことも信じられるから歌えるんじゃないかと思います。

──こういう曲ってスロウな分、それぞれの楽器が強調されるじゃないですか。それは自信がついた時期じゃないと表現できなかったかもしれないですね。

柴山:この曲で、人の声って一番ダイナミックスがあるというか、音圧が出るんだなと改めて感じられた部分です。

──最後の『ENDLESS SUMMER』はタイトル曲でもあり、珍しく英語の曲でもありますが。

柴山:もともと僕たちメロディックパンクの影響で英詞を書く事がかっこいいと思っていたんです。でも、日本語は母国語だから書くのも早いし、言葉の表現の幅も多くて日本語に変えていったんですが、英詞ってメロディーの良さやバックの演奏に耳が行くんですよね。この曲はピアノと周りの演奏でドラマチックなアレンジを聴いてもらいたかったのでこうなりました。

──9曲まで聴いた時に、ギターが一切休みないなって思ったんですが、この曲になってベースとピアノだけで聴かせたり、最後にこの曲が来ると今後どうなるかというところはすごく興味があります。

柴山:アルバムの曲順とかアルバムの印象として、今のライブやバンドの状況が、ちゃんと反映できてるなと思うんです。僕たち自身もこの先どうしてやろうってワクワクしている部分もたくさんあるので、そういうところを感じ取って欲しかったんです。それを楽しみにライブに来て欲しいですね。

──では、soulkidsの向かう先にはどんな未来が見えていますか?

柴山:漠然となんですけど、今soulkidsってツインボーカルもあるし、ピアノもシンセもギターロックみたいな曲も、ツービートもバラードもあるし、何でもありなんです。これを、もっとたくさんの人に味わってもらいたい。みんなで音を楽しめている状況をもっと増やしたい。それはメンバー同士でもそうだし、ライブに来ている人もそうだし、この喜びや楽しみを広げたいんです。今は、どうしたらもっと良くなるんだろうという探求心がすごくあって、それを追究していきたい。もっと何でもありのバンドにしたいですね。例えばですけど、ツインボーカルの曲をもっと増やすとか、ギターがボーカルを執っても良いし、フェスを自分たちでやれたらいいし、切り開いていく状況を作りたいです。発信し続けていく事で、人がもっと集まると思いますし。

──今回は夏の間中はほとんどツアーですから、各地でもたくさんの刺激を受けますよね。

柴山:対バンの出会いもあるし、街に住んでいる人からもすごく刺激を受けます。今年は1月に『アネモネ』を出して30ヶ所ぐらいツアーで回っているので、すでにライブを40〜50本やっていて1年で100本行けるかなという感じなんです。『COSMIC HERO』は8本ぐらいで少なかったので、もっとやったら良かったな思ったんです。でも、リリースツアーでたくさん回るんじゃ意味がない気がするんですよ。リリースツアーに来てもらうためには、その前に行って"CD出すから来てね"ってやらないと。そういう作業をするためにも、昨年はリリースツアー後にたくさん回ったんです。改めてバンドらしく、ツアーもちゃんと回ろうって。

──では、全国のsoulkidsを待っているお客さんにメッセージをお願いできますか?

柴山:アルバムを聴いて歌詞を読んでもらって、曲もたくさん聴いて、ライブをイメージしてもらいつつ、ライブに遊びに来て、みんなで一緒に終わらない夏にしましょう! CDの中身通りじゃなくてもっとライブでは面白いことになっていると思うので、楽しみにしていてください。結成したのが高校3年生ぐらいなので同じ名前では10年ぐらいやってきてますけど、いろんな音楽を聴いてその都度バンドが変化をして、メンバーが替わったり気持ちも変わったり、いろいろ経験してきた上で自分たちの表現や気持ちも強くなってきています。もちろん人間なので弱い部分もありますが、正々堂々と表現できていると思うし、ちゃんと味わってもらえるようなCDでありライブだと思っています。歌詞はわりと、今回は泣ける曲もけっこうあるので。じっくり読んでください。

──若い時には隠したかったモノが吹っ切れた感じですね。

柴山:はい。全裸になることも全然抵抗ないですよ。

──そこは抵抗してもらいたいところですけど...。

柴山:すいません(苦笑)。

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ENDLESS SUMMER

XWCG-10002 / 2,300yen (tax in)
IN STORES NOW
レーベル:YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS

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1.レムスイミング
2. アネモネ
3. DIAMOND
4. Jellyfish
5. TOKYO SKY
6. マジックマジック
7. ラブソング〜For Happy Wedding〜
8. Hurricane Grace
9. White House
10. ENDLESS SUMMER
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LIVE INFOライブ情報

soulkids TOUR 2010“僕らのエンドレスサマー”

6月25日(金)神奈川:横浜 F.A.D
6月26日(土)東京:八王子 Match Vox
7月01日(木)大阪:梅田 Shangri-La
7月03日(土)香川:高松 DIME
7月08日(木)静岡:浜松 FORCE
7月09日(金)千葉:千葉 LOOK
7月10日(土)埼玉:北浦和 KYARA
7月17日(土)宮城:仙台 MACANA
7月19日(祝)北海道:札幌 MOLE
7月23日(金)山梨:甲府 KAZOO HALL
7月24日(土)東京:下北沢 SHELTER
7月25日(日)愛知:名古屋 APOLLO THEATER
8月05日(木)兵庫:神戸 music zoo 太陽と虎
8月06日(金)京都:京都 MUSE
8月07日(土)徳島:徳島 CROWBAR
8月08日(日)愛媛:松山 SALON KITTY
8月19日(木)大分:大分T.O.P.S
8月21日(土)鹿児島:鹿児島 SR HALL
8月23日(月)福岡:天神graf
8月24日(火)広島:広島 CAVE BE
8月25日(水)岡山:岡山 CRAZY MAMA 2nd Room
8月26日(木)鳥取:米子 velier
9月04日(土)福井:福井 CHOP
9月05日(日)富山:富山 Soul Pow
9月11日(土)石川:金沢 vanvan V4
9月12日(日)群馬:高崎 FLEEZ
9月13日(月)栃木:宇都宮Hello Dolly
9月17日(金)福島:福島 Out Line
9月18日(土)新潟:JUNK BOX MINI
9月20日(祝)長野:長野J
 
6月5日(土)NAGOYA ROCK FES'10@名古屋大学東山キャンパス 豊田講堂前特設ステージ
6月6日(日)SAKAE SP-RING 2010 ※soulkidsはCLUB QUATTROで13:00〜の出演になります。
6月17日(木)岐阜BRAVO 
6月20日(日)DIAMOND HALL-APPOLO THEATER 10th ANNIVERSARY-
 
インストアライブ
6月19日(土)タワーレコード梅田NU茶屋町店 START 15:00
6月22日(火)タワーレコード渋谷店 B1F  STAGE ONE ※スペシャルインストアライブ START 19:30
7月11日(日)タワーレコード新宿店 START 19:00
 
*詳細はオフィシャルホームページにて随時発表します。
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