フリーなのにこの情報量は凄い!
──皆さんの本誌初登場は2007年の4月号で、ビークルのヒダカさんとロマンポルシェ。の掟ポルシェさんとの対談でしたね。
斉藤:いきなり裏表紙で大きく扱って頂いて。
──この時のことは記憶に鮮明ですか。
一同:覚えてます。
──掟さんが終始喋り倒していましたよね(笑)。
村田:気合い入ってましたね(笑)。よく覚えてますよ、この写真のポーズとか…。
柴田:懐かしいよね。
──ちょうど『アンフォゲッタブル』のリリース時期だったんですね。ロック化計画が始動するまで若干時間が空いた感じですが。
斉藤:その間も、ルーフトップさんにはちょこちょこ出させて頂いてるんですよね。
柴田:ラウンジのレポートも載せて頂いて…(2007年9月号)。
村田:しかも、2ページにわたってデカデカと!
斉藤:これはラウンジが1周年記念の時ですね。
村田:この号(2007年12月号)の時は、まだロフトさんでライヴをやったことがなかったのに、ステージに立たせてもらって写真を撮ったんですよね。確か河口湖マラソンに行く前だった。
柴田:ああ、そうだ。
──ライヴをやる2年前にまず撮影で市松模様のステージに立ったんですよね。
斉藤:この取材で初めてロフトのステージに立ったんですね。
村田:楽器まで持ってね。
斉藤:いっちょ前にね(笑)。
──河口湖マラソンと言えば、大谷さんは今年もまた出場されないんですか?
大谷:それが…走ることにしたんですよ! 走らないつもりだったんですけど、こないだ主催の日刊スポーツさんの取材があって、その場にいたら「私って何だろう?」って思い始めて、その日に心変わりして。だから今、ドキドキなんです。人には一番苦手なものってそれぞれあると思いますけど、私、走ることに勝る苦手なものってないんですよ。他のことなら何でもするって逃げてきたんですけど、もう逃げられないですね。行くっきゃないです。
──マラソンの3日後にロフトですから、ちょっと心配ですね。
大谷:それはこちらの3人のほうが。距離がありますからね。
柴田:27キロ走るんですよ。ファンの中には一緒に走って下さる方もいるので、ロフトのライヴの日は観る側もやる側もちゃんとジャンプできないんじゃないかと思ってるんです(笑)。
村田:私たちはお立ち台で一生懸命アピールしようと思ってますけど。
──メジャー盤の『お願い魅惑のターゲット』のPVにも出てくる黒人男性4人組にステージに立ってもらって、皆さんは舞台袖で唄うとか(笑)。
斉藤:それは斬新ですね(笑)。
──ちなみに、本誌に対してどんなイメージを持たれていますか。字が小さくて読みづらいとか?(笑)
大谷:まず、フリーじゃないですか。なんでこんな豪華にフリーなものを作れるんだろう? って思います。
斉藤:本当に凄いですよ。こんなに分厚くて、いろんなアーティストさんが出ていて。
村田:情報量が凄いですよね。
──今月号から全部のページがカラーになるんですよ。
一同:えーーーーッ!?
斉藤:一体どうやって作ってるんですか!?
村田:ここまで来たら、もう売れるんじゃないですか?
──創刊間もない頃に100円で売っていたこともあるんですよ。じゃあ、今後は真ん中から半分をメロン記念日の会報誌にして売りましょうか?(笑)
斉藤:それ、私情が入ってますよ(笑)。
村田:でも、会員じゃない人も見られますね(笑)。
斉藤:強制的にね(笑)。椎名さんが言葉巧みなのにも驚かされますね。インタビューの文章を読んでもどこからこの言葉が出てくるんだろう? って思うし。音楽やアーティストを愛しているからこそ出てくるんでしょうけど、ここまで巧みに出てくるのは凄い。感動すら覚えます。
──あの、泣いてもいいですか?(笑)
斉藤:どんなアーティストさんに対しても引き出している感じが凄い。
──メロン記念日の場合は、皆さんのお気遣いに助けられている部分が多々ありますよ。
斉藤:違うんですよ。今までライターさんにたくさんお会いしてますけど、違うんです。
大谷:椎名さんに質問してもいいですか? 椎名さんとは長いお付き合いをさせて頂いていて、本当の第一印象はどうでした?
──僕は前にいた会社でモーニング娘。さんのライヴ取材とかをやったこともあるので、その流れで皆さんの初期のシングルを買っていたんです。ルーフトップに移ってからは疎遠でしたけど、ひょんなことからアップフロントさんと懇意にさせて頂くようになって。なので、第一印象も何も、最初から凄く好きでした。
斉藤:『ねるとん』みたいですね(笑)。
柴田:泣いてもいいですか?(笑)