「ねぇ、お部屋のBGMって、無音のほうが落ち着く? それとも少し音楽があるほうが過ごしやすい?」
これはシャワーを浴びる前や、ラブホテルに入ってから少し経った準備のときに、私が聞いている一言です。
2008年からレズっ娘グループ「ティアラ」で17年勤務して、ホテルの設備に詳しくなった私が、ちょっとした小話をしてみたいと思います。
いよいよ、セックスの時間が迫ってくる!
初めて肌を寄せ合うお客様は、ホテルの部屋のドアを開けたその瞬間から鼓動は上昇し、緊張はマックス状態です。
大切な時間を私にあずけてくださったんだと、心地良い重みを感じるものです。
記念となる日──
だからこそ、大切な空間づくりをします。
お部屋の音や空間の音って、ともに過ごすうえでめっちゃ大事なんですよね。
気分が上がったり、気持ちよくなったり、リラックスしたりと、いろんな空間を作り出すのがこの「音」なんですよ。
お客様の中にはぜんぜん気にしないって方もいますが、「無音がいいです……」とか、「好きな曲をスマホでかけてもいいですか?」とか、いろんな方がいます。
空間の音でノリや空気も変わっちゃうし、良くも悪くもめちゃくちゃ関係してくるんですよね。
お客様の好みやスタイルがあるので、提案してくれるときはそのこだわりをしっかり受け取ってプレイに進むのが一番だと思います。
例えば無音だったら……緊張感があってドキドキしちゃう。エッチな音がリアルに聴こえちゃうんです。
静寂だからこその醍醐味ですよね。刺激的な場面は、こうやってつくられていくと思います。
しかしながら大半のお客様は、それどころじゃない緊張感でいっぱいで、「ゆうさんにお任せします!」という人が多いのが現状です。
お任せなら軽く音楽をかけることが多いです。
USENだったり、ネットラジオだったり、スマホだったりいろんな方法で音楽を鳴らします。
お客様はシャイで、お腹がなったり、喉がなったり、そんな音が聞こえちゃうのが恥ずかしいようです。
ゆうとしては、実はそういうのもいい。なんか可愛いっ! て思えちゃうんですけどね(笑)。
大切なお客様の時間ですから安心して過ごしてもらえるよう、その人の気持ちを受け止めたい……そんな気持ちです。
さて、ラブホテルでおなじみの設備「USEN」で、決まって合わせるチャンネルがあります。
詳しいチャンネル名は避けますが、主にジャズやクラシック、ヒーリング系のリラックス音楽を流しています。
私的には、低音が響く音楽をかけると少し艶のある雰囲気を出しやすいんです。
逆に、言葉の意味がわかってしまう邦楽は避けますね。
なぜなら、歌詞が気になってセックスに集中できないからです。おもしろい邦楽が流れてきて、笑っちゃった過去もあります。
アップテンポ過ぎるのも、元気過ぎるので避けがち、会話や吐息を邪魔しない程度のボリュームに抑えるのがポイントだと思います。
お気に入りのBGMをセレクトしておくと便利ですよ。スマホに入れておくのもありですよね。
さりげなく、空間の音に対応できるキャストだとスマートでかっこいいですよね(笑)。
余談ですが、耳からということでこんなプレイもありますよね。耳元で囁くとか、吐息を耳の近くで感じてもらうとか……。
私は、必ずといっていいほどいつもやっていることです。
耳から感じる刺激はやっぱり感度が上がるし、私自身大好きだからです。
唾液の音や、吐息の温かさ……脳内を刺激されてどんどん高揚するんです。
また最近ハマっているのが、ASMRなんですよ。
鳴き声や指先で触れる音など主に聴覚や視覚への刺激で頭や首筋がゾワゾワするような感覚を覚えちゃうことなんですが、これが私的にエッチに繋がってるんですよね。
リラックスしたいときとか、就寝前におすすめされてるんですがこれがゆう的にはエロの扉を開きます。
セルフプレジャーなんかでもおススメしたいな(笑)。
こうやって音楽や音でイキやすくなったり、気持ちが高まってリラックスして感覚に集中しやすくなったり、何でも試してみて自分にあったセックス空間を一緒に作るのってめっちゃ楽しいですよね。
よりよいセックスのために、スペシャルな空間を自分で作り上げてみてください。
【ゆう プロフィール】
永田カビ著『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(イースト・プレス)のモデルになった現役キャストで、2008年から在籍するベテラン中のベテラン。レズっ娘グループ全店の新人講習スタッフを兼任する。https://tiara.ms/cast/cast.php?no=00025
































































